エイミー・ワインハウスのレトロファッションにも注目 「Back to Black エイミーのすべて」場面写真
2024年11月22日より劇場公開される、エイミー・ワインハウスの半生を描いた映画「Back to Black エイミーのすべて」から、ビーハイブヘアや特徴的なキャットラインといった、エイミー・ワインハウスを象徴するレトロファッション姿を捉えた、場面写真が公開された。
根元からボリュームを出し髪の毛を高く演出するビーハイブヘアや、大胆かつ鮮やかなミニドレス、長くて濃いキャットラインなど、特徴的なエイミー・ワインハウスのレトロファッション。ビーハイブヘアは、1960年代に開発されて流行し、その形が“蜂の巣”に似ていることから、ビーハイブヘアと名付けられた。エイミーは、尊敬する祖母世代のこのヘアを自分なりに取り入れ、ビーハイブヘアといえばエイミーの名前が上がるまでになった。
衣装については、白いキャミソールにショートパンツというカジュアルな姿から、ギンガムストライプのミニドレスに太いベルトのルックまで、2020年に美術館で展示されるほど、そのバリエーションと着こなしは注目を集めた。キャットラインについては、活動初期からアイラインは濃かったものの、長さはそこまでではなかった。だが、ステージを重ねるごとに、彼女のキャットラインには伸びがでてきた。
エイミーのスタイリストだったナオミ・パリーは彼女のファッションについて、「自分がどう見えたいかについて、エイミーは常に明確な考えを持っていました。それは彼女にとって鎧のようで、それを身に着けることによって、エイミー・ワインハウスになったのです」と語っている。本作ではエイミー・ワインハウスのファッションの移り変わりも楽しむことができる。
「Back to Black エイミーのすべて」で描かれるのは、世界中で3,000万枚以上のレコードを売り上げ、現在でも月間8,000万回以上のストリーミング再生数を誇るアーティストのエイミー・ワインハウス。さまざまな音楽的要素を融合させた独自のスタイルとサウンドで、アルバム「バック・トゥ・ブラック」はグラミー賞で5部門を受賞、シングル「リハブ」はグラミー賞で年間最優秀レコード、年間最優秀楽曲、最優秀新人を含む5部門を受賞した。一躍スターとなったエイミー・ワインハウスだったが、アルコール依存症や離婚問題で世間を騒がせ、2011年に急性アルコール中毒によって27歳の若さで急死した。
「ノーウェアボーイ ひとりぼっちのあいつ」「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」で知られるサム・テイラー=ジョンソンがメガホンを取り、ドラマ「インダストリー」や映画「バービー」などのマリサ・アベラがエイミー・ワインハウスを演じる。そのほか、ジャック・オコンネル、エディ・マーサン、ジュリエット・コーワン、レスリー・マンヴィルらが脇を固めている。また、親族をはじめエイミー・ワインハウス財団公認の作品となっている。
【作品情報】
Back to Black エイミーのすべて
2024年11月22日(金)より、TOHOシネマズ シャンテ、渋谷シネクイントほか全国ロードショー
配給:パルコ ユニバーサル映画
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記事提供元:映画スクエア
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