ヘンリー王子がコメディ動画に登場 タトゥーを入れる場面を演じて「情けない」呆れる声続出
ヘンリー王子が、タトゥーを首筋に入れる場面を演じたコメディ動画が公開された。動画は、カナダで来年開催される「インヴィクタス・ゲーム」の閉会式に米歌手ジェリー・ロールが出演することを告知したものだ。ジェリーがタトゥーイストに扮して、ヘンリー王子にタトゥーを入れるシーンが描かれている。動画を見た人々はSNSで「面白い!」とコメントした一方、王子がこのようなコメディを演じたことに「情けない」「恥ずかしい」と呆れる声も少なからず見られた。
ヘンリー王子がパトロンを務める「インヴィクタス・ゲーム財団」の公式SNSが現地時間19日、プロモーション動画を公開した。この動画は、2025年2月にカナダのバンクーバーで開催予定の負傷軍人の国際スポーツ大会「インヴィクタス・ゲーム」を宣伝するものだ。
同大会の閉会式は、現地時間2月16日にバンクーバーのスキーリゾート『ウィスラー』で行われる予定だ。その閉会式で、米歌手ジェリー・ロールがパフォーマンスを披露することを告知した。
映像が始まると、米ニューヨークのタトゥースタジオ「イーストサイド・インク」でヘンリー王子が椅子に座る様子が映される。スタジオのオーナーとみられる男性が王子の隣に立ち、「彼はもうすぐ来ますよ」と話している。
すると背後から“タトゥーイスト”に扮したジェリーが現れ、「俺は君の大ファンなんだ!」と言い、王子と握手をしながらこのように続けた。
「信じられなかったよ! 電話がかかってきて、ヘンリー王子の初めてのタトゥーを頼まれたんだ!」
ジェリーが手袋を着け始めると、王子は焦りながら「いやいや、君は何で手袋なんかしているんだ?」と尋ねた。これにジェリーは「インヴィクタス・ゲームに関するタトゥーを入れてあげるんだよ」と返した。
驚いた王子は、「いや、僕は君にインヴィクタス・ゲームに出てくれるよう頼みに来ただけなんだ。タトゥーなんて関係ないよ。僕はタトゥーを入れちゃダメなんだ!」と必死に訴えた。
しかしジェリーは動じず、「俺はインヴィクタス・ゲームに出てあげるよ。だから、君に初めてのタトゥーを入れさせてくれ」と取引を始めた。
王子がこの取引に納得して「分かったよ。やってくれ。さっそくやろうじゃないか! どこに入れる?」と聞くと、ジェリーは「首筋を狙うよ」と答えた。
王子は「首だって? 僕はてっきり、腰とかお尻に入れるんだと思っていた」と返したが、ジェリーは「いや、君のお尻なんて誰も見たくないよ。これは世界のためなんだ」と説明した。
その後、ジェリーがタトゥーマシンを握り、ヘンリー王子の首筋にタトゥーを施す演技をすると、王子は「うわ!」と叫んだり、痛そうな表情を見せた。
王子は完成したタトゥーを鏡で見ると、首筋には「インヴィクタス・ゲーム」のロゴとジェリー・ロールの名前が施されていた。
これを見た王子は「なんだって! 僕の首に君の名前を入れたのか!」と慌てると、ジェリーは「バンクーバーで会おう!」と言いながら部屋から出ていった。
ヘンリー王子がコメディを演じたことに、SNSでは「とても面白い!」「楽しんだわ」「自然な演技だ。ウィスラーが楽しみ!」といったコメントが届いた一方、呆れる声もいくつか見受けられた。
「ヘンリーは妻と同じくらい、安っぽくなってしまった。」
「情けないったらありゃしない。」
「これは恥ずかしい。誰か彼にやめるよう言ってくれ。彼は自分の行動を恥じる気持ちを持ち合わせていないのかもしれないが、それでも本当に考え直すべきだ。」
画像は『Invictus Games Vancouver Whistler 2025 Instagram「The most inking of a deal in Invictus Games history.」』より
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)
記事提供元:テックインサイト
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。