女子1次QTが今週スタート 森田理香子に成田美寿々、97期生も多数出場
来季のツアー出場をかけた日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)のファーストQTが19日から4日間の日程で行われる。ファーストは3会場で行われ、各会場の上位者が来週のファイナルステージに進出。ここでは3会場の注目選手を紹介する。
■A地区 五浦庭園カントリークラブ(福島県)
この地区で最も注目されるのは、レギュラーツアー通算13勝の成田美寿々だ。無期限休養から復帰した昨年はファーストで敗退。QTランキング136位にとどまり、開幕は下部のステップ・アップ・ツアーで迎えることになった。今年はファイナルへの切符をつかみ、雪辱を果たしたい。
今年のプロテスト合格組(97期生)では、六車日那乃、平塚新夢、青木香奈子、西澤歩未の4人が参戦。レギュラーツアー優勝経験者の香妻琴乃、酒井美紀、昨年プロ入りして話題を呼んだママさんルーキー・神谷和奏もここからレギュラー出場を目指していく。
■B地区 裾野カンツリー倶楽部(静岡県)
ツアー通算23勝を誇る横峯さくらがこの地区に出場。今季はレギュラーツアー31試合に出場したが、2年連続でトップ10入りゼロに終わった。2014年以来の勝利をつかむため、まずは第一関門を突破したい。
原江里菜、葭葉ルミ、服部真夕、吉田弓美子、表純子、西山ゆかり、斉藤愛璃など、ツアー優勝経験のある中堅・若手も多数参戦。ツアー3勝の大江香織はこのB地区で5年ぶりに競技復帰となる。
97期生では吉田優利の妹・鈴、古家翔香、山口すず夏、小俣柚葉、手束雅、山下心暖の6人が出場予定だ。
■C地区 小野東洋ゴルフ倶楽部(兵庫県)
2013年の賞金女王・森田理香子が参戦。今季はレギュラーツアー7試合に推薦出場したが、6試合で予選落ち。最後にトップ10入りしたのは、2017年「ニトリレディス」までさかのぼる。再起を図る元女王が、復活への道を再び歩き始める。
さらに、いずれもツアー通算2勝の金田久美子、堀奈津佳、前田陽子も出場。セキ・ユウティン(中国)、淺井咲希も兵庫からファイナル進出を目指す。
97期生は3地区で最も多い14人が参戦。荒木優奈、中村心、入谷響、徳永歩、神谷桃歌、神谷奈恵、前田羚菜、中地萌、大久保柚季、水木春花、上堂薗伽純、福田萌維、加藤麗奈、永田加奈恵がファースト突破を狙う。
なお、97期生ではプロテストトップ合格の寺岡沙弥香、今年4月のステップ・アップ・ツアー「大王海運レディス」で優勝した都玲華の2人は、ファイナルQTからの出場となる。
<ゴルフ情報ALBA Net>
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