中田敦彦、兵庫県知事選挙の“ミステリー”を解説 「今回の選挙はネットvsテレビ」
オリエンタルラジオの「中田敦彦」(登録者数537万人)が15日・16日にYouTubeで「兵庫県知事選挙という究極のミステリー」と題した解説動画を投稿しました。
今回の選挙はネットvsテレビ?“兵庫県知事選挙のミステリー”を解説
前兵庫県知事・斎藤元彦氏の失職に伴う兵庫県知事選挙は、今月17日に投開票日を迎えます。同選挙には、斎藤前知事を含む過去最多の7人が立候補しており、期日前投票をした有権者も過去最多を更新するなど大きな話題となっており、選挙の行方が注目されています。
知事を告発する文書を作成した元西播磨県民局長の渡瀬康英氏が今年7月に亡くなったことをきっかけとして、斎藤前知事の「パワハラ」「おねだり」「不正会計」などの疑惑が広く報じられ、県議会が全会一致で不信任決議案を可決。斎藤前知事は9月30日に失職しました。
選挙戦は、対抗馬として注目を浴びている前尼崎市長の稲村和美氏が優勢に思われていましたが、SNSを中心に斎藤前知事の支持率が上昇。街頭演説では人だかりができるなど、稲村氏を斎藤前知事が猛追する状況となっています。
中田は「かなり興味深い」「本当なの?嘘なの?これが全くわからない」としつつ、「授業を全部聞いていただいて、皆さんに判断していただきたいと思います」と伝え、兵庫県知事選挙の“ミステリー”を客観的に解説します。
中田は、今年3月の内部告発からの流れを時系列で説明し、県議会が全会一致で斎藤氏の不信任案を決議したことを解説。一方、NHKから国民を守る党党首の「立花孝志」(同64万人)にも触れ、「裏の主人公と言っても良い」「この方は物凄いことをやっている」とコメント。立花氏が、パワハラの事実はなくメディアや県議が斎藤氏をおとしめようとしていると主張していると解説し、百条委員会で録音された音声データを公開したことや、渡瀬元局長の「非常にセンセーショナルな」プライベート情報が公用パソコンに隠されていたと訴えていることなどを紹介しました。
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「取り上げるなんてすごい勇気」と好評の声
中田は、斎藤前知事の主張は「改革を進めてきたが、それを止められているので、もう一度兵庫県知事に立候補した」と説明。対抗馬である稲村氏の主張は「二度とハラスメントが起きない体制を作る」、そして立花氏の主張は「真実を知ってほしい」であるとまとめました。
中田は、斎藤前知事寄りのSNSと、稲村氏寄りのテレビという構図から、「今回の選挙はネットvsテレビ」で「新時代の選挙戦とも言われている」とも語っています。
動画の最後で、中田は
「悪くない」としてもう一度続投すべきなのか、それとも「悪い」と判断して続投をさせないべきなのか、「悪くないけれども続投には値しない」と判断するのか。それは全て有権者である県民の皆さんの判断だと思います
と締めくくりました。動画のコメント欄では、
凄い!取り上げるなんてすごい勇気。テレビ超えましたね。
これこそメディアが報道すべきことなんじゃないの?
兵庫県の18歳以上の若い人は、友達に声を掛け合って、みんな投票に行ってほしい
単に、さいとうさんvs稲村さんという構図ではなく、もっと大きな背景が含まれていて、真実を求める県民多数に感じます!
といった声が集まっており、視聴者から好評が寄せられています。
記事提供元:YouTubeニュース | ユーチュラ
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