大会3勝の石川遼は11位に後退 パットに嫌われた一日「あすまでに全力で修正」
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イチオシスト:イチオシ編集部 旬ニュース担当
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<三井住友VISA太平洋マスターズ 2日目◇8日◇太平洋クラブ 御殿場コース(静岡県)◇7262ヤード・パー70>
初日は「66」のラウンドで4位タイと好発進を決めた石川遼。しかし、2日目は2バーディ・3ボギーの「71」としてトータル3アンダー・11位タイに後退した。
1番からスタートすると5番で1つ落とし前半を折り返した。巻き返しの後半へ、11番でバーディを奪うも13番でボギー。14番でバウンスバックとしたが、17番でも落とし最後まで流れを引き寄せることはできなかった。
終盤は短い距離のパットに嫌われるシーンもあり、「決めたい距離でしたが、パッティングが良くなかったですね」と2日目の課題はグリーン上に求めた。ただ、「自分的には入ったと思ったパットが入らなかった感じなので、わずかな部分だと思います。あすまでに全力で修正します」と、深刻な問題とは捉えておらず表情は明るい。
2日目のスコアボードを見ると、金谷拓実、今平周吾、谷原秀人と歴代覇者が上位に顔を連ねる展開に。「ここから巻き返すために必死にならないと」。大会3勝をあげる石川のプライドにも火が付く。御殿場コースは“高速”グリーンが代表的だが「過去に優勝した選手は、思ったライン、思った強さで打てているところはあると思います」と、上位の顔ぶれにも頷く。
「ショットに関しても、きのうより良くなった部分もあるので、引き続きさらに良くして良ければ」。順位は一歩後退したものの、首位とは5打差。巻き返しのムービングサタデーとなるか、大会4勝目の可能性は十分に残されている。(文・齊藤啓介)
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