旅系YouTuber、メキシコのバスで麻薬組織を名乗る集団に恐喝される
11月5日、旅系YouTuberがメキシコで麻薬組織を名乗る集団に遭遇し、現金を強奪されたことを明かしました。
外国人だけを狙ったバスジャックに遭遇
Xで被害を報告した「ゆゆ」(登録者数1540人)は、海外を1人で旅行する女性YouTuberです。
ゆゆは11月5日、Xで「メキシコでバスジャックに遭いました」と報告。サンクリストバルからオアハカへ向かうバスに乗っていたそうで、カメラやクレジットカードは無事だったものの、現金6000ペソ(約4万6000円)を取られてしまったとのこと。「明らか外国人だけを狙っていた」(原文ママ)と振り返るとともに、運転手や他の乗客は一切助けてくれなかったことを明かしています。
その後Xへポストした動画では、ゆゆと行動をともにしていた2人組旅系YouTuberの「タビートニク」(同2370人)の「りく」が当時の状況を語っています。
「バスの運転手はグルなんじゃないかな」
りくは「バスジャックっていうかピンポイントバスジャック」といい、バスに居合わせた他の乗客には一切手を出さず自分たち3人だけが狙われたと振り返ります。バスの中で寝ていたところ突然2人組が入ってきたそうで、顔をライトで照らされてパスポートを出すよう要求されたのだとか。道中に3回検問を通過していたため、「同じ人たちかな?」と思ってパスポートを差し出したと言います。しかし今回の2人組は制服など着ておらず、「こいつらヤバいな」と思っていたところ、相方の「ゆうだい」がバスの外へと連れて行かれたそう。すると麻薬組織を名乗る複数人に囲まれ、パスポートを返す代わりに1人2000ペソ(約1万5000円)の支払いを要求されたといいます。その後3人は合わせて6000ペソ(約4万6000円)支払ったものの、その間運転手を含めた乗客全員助けてくれなかったと明かします。麻薬組織を名乗る集団が去った後も「大丈夫だった?」などと心配する声掛けなどはなかったらしく、りくは「バスの運転手は(集団と)グルなんじゃないかな」と推測します。
ゆゆも「明らかに外国人を狙ってた」と振り返るとともに、何度も検問を受けていたため今回も信じてしまったと語ります。「絶対に安いところ行かないほうがいい」と語り、りくも「メキシコマジで危ないっす」「国境も陸路で渡る場合は気をつけてください」と呼びかけています。そして、もしも巻き込まれた場合は「従うしかない」「多分殺されるんで」と述べています。
ポストを見た人からは「とりあえず命あって良かったです!」「しばらくトラウマが残ってしまうと思いますが、命が無事で良かったです…」と安堵の声が寄せられています。
ちなみにバスジャックという言葉はバス自体を乗っ取る行為を指すため、今回の事件はバスジャックというよりも外国人を狙った恐喝になるかと思われます。
メキシコでバスジャックにあった詳細
動悸と手の震えがやばかった…@riku_tabeatnik @amoramen_film https://t.co/MDusyOYUsi pic.twitter.com/ShTirKLEzD— ゆゆ🇧🇴 (@lol7griw) November 5, 2024
記事提供元:YouTubeニュース | ユーチュラ
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