上田桃子がSNSでツアー休止を表明「突っ走ってきた足を、いったん止めてみよう」
ツアー通算16勝、米ツアー1勝の上田桃子が、自身のインスタグラムを更新し「2024年シーズンをもって、突っ走ってきた足を、いったん止めてみようと思います」など、ツアー休養の意思を表明した。
タイトルは【「ありがとう」をたくさん伝えたい。】。「プロになって今年で20年。ゴルフを大切にし、ゴルフを中心に過ごしてきました」という書き出しの文章には、「昨日の自分を越える! ことを大切にしていたので、日々自分と向き合い続けることはできたかなと思っています。ゴルフのおかげで、人生をより濃く生きてこられたと思うし、何よりも、すごく好きなことを仕事にできて幸せだったんだなーと感じています。いつの日かまたフラッとゴルフ場に現れるかもしれませんが、その時は笑ってお会いできたらうれしいなと思います」など、現在の思いが記された。
上田は2005年のプロテストに合格。2007年に「ライフカードレディス」で初優勝を挙げると、それも含め同年5勝を挙げ賞金女王にも輝いた。米国ツアーにも参戦するなど、ここまでツアーの第一線で活躍。今季は28試合に出場し、現在メルセデス・ランキングでは50位までのシード圏内の45位につけている。きょう3日まで行われていた「TOTOジャパンクラシック」には出場していなかった。
なお関係者によると、現時点で出場権を持つ来週の「伊藤園レディス」、再来週の「大王製紙エリエールレディス」には出場を予定している。以下、投稿全文。
【「ありがとう」をたくさん伝えたい。】
プロになって今年で20年。
ゴルフを大切にし、ゴルフを中心に過ごしてきました。
たくさんの方々に出会い、様々なことを学び、経験しました。
チームの皆んなをはじめ、色んな方に支えていただいた20年でもあります。
楽しい思い出も苦しい思い出も20年分味わうことができました。
そんな私ですが、2024年シーズンをもって、突っ走ってきた足を、一旦止めてみようと思います。
10歳から始めたゴルフなので、私は28年間ゴルフと共に生きてきたことになります。
そんな私に、これからどういう未来が待っているかわかりませんが、たくさん考えた末、次のステップへ歩き出そうと思います。
昨日の自分を越える!ことを大切にしていたので、日々自分と向き合い続けることはできたかなと思っています。
ゴルフのおかげで、人生をより濃く生きてこられたと思うし、何よりも、すごく好きなことを仕事にできて幸せだったんだなーと感じています。
いつの日かまたフラッとゴルフ場に現れるかもしれませんが、その時は笑ってお会いできたら嬉しいなと思います。
チームの皆んな、良いときも悪いときも寄り添ってくれて、一緒に戦ってくれてありがとう。
心強いサポートをしてくださったスポンサーさん、心から感謝しています!
応援していただけることが私のパワーの源でした。
本当にありがとうございました。
ファンの方々、いつも暖かい声援をくださった皆さま。
皆さんのおかげで、きつい時も前を向くことができました。
たくさん応援していただき本当にありがとうございました。
これまで共に戦ってきた先輩方、後輩たち、海外でも出会い戦い合えた仲間やキャディーさん方。
皆んなのおかげで素晴らしい思い出ができました。
ありがとうございました。
最後に、家族。
1番の味方で居続けてくれたおかげで、自信がなくなる時も下を向きそうな時も、必ず這い上がる!と前を向けました。
ゴルフのおかげでたくさん思い出を共有できて家族の絆がより濃くなったと感じています。
本当にどんな時も支えてくれてありがとう。
残りの数試合、最後まで私らしく駆け抜けます!
すべての皆様に対して、「ありがとう」の言葉以上の言葉が思いつかないので、「ありがとう」を、たくさん伝えたいです。
ほんとうに、ありがとう。
上田桃子
<ゴルフ情報ALBA Net>
記事提供元:ゴルフ情報ALBA Net
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