富野由悠季・著『映像の原則 改訂二版 』11月5日発売!
『機動戦士ガンダム』などの作品で、半世紀以上にわたって映像業界の第一線で活躍してきた富野由悠季による映像演出技術書『映像の原則』、その最新版である『改訂二版』が、富野監督の誕生日である11/5に小社より発売される。
『映像の原則』の初版発行は2002年。その後2011年に富野監督が全面的な加筆・修正を行った『映像の原則 改訂版』を発行し、これまで20年以上にわたるロングセラーとして版を重ねてきた。
そして今年、『改訂版』から実に13年ぶりに、富野監督による手直しや新規原稿を加えた『改訂二版』が登場。時代に合わせたアップデートのみならず、映像作品、エンタテインメントの本質について考えるための新規書き下ろし原稿も収録。またこれまでは紙版のみの発売だったが、電子化を望む多くの声に応え、電子書籍版も同時発売する。
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【書誌データ】
出版社:キネマ旬報社
著者:富野由悠季
発売日:2024/11/5
言語:日本語
ムック:338ページ
ISBN:978-4-87376-888-5
本体価格:1,800円(電子書籍版1,600円)
税込価格:1,980円(電子書籍版1,760円)
■改訂二版誕生の背景について
先日SNSで発表しました11/5発売の新刊『映像の原則 改訂二版』につきまして、各方面より沢山の反響をいただいております。誠にありがとうございます。せっかくですので、本書が誕生した背景を富野監督ファンの皆さまに少しだけお伝えしたいと思います。
数ヶ月前のことになりますが、『映像の原則 改訂版』の重版について富野監督にご連絡差し上げた際、監督から、いまの世代に向けた手直しを加えたい旨のご意見をいただいたことがきっかけで本書は出来上がりました。
このお申し出を受け、当初は言葉遣いの修正など若干の手直しを加えて『改訂版』のまま重版(第9刷)する想定でした。しかしお戻しいただいた修正対象箇所を見てみると、富野監督は大変お忙しい身でありながら、単に文体を修正するだけに留まらず、新規原稿をいくつか追加してくださっていました。
これらの新規原稿を追加した『改訂版』として予定通り「重版」することも検討しましたが、「第9刷以降は内容が追加されている」本になってしまうと読者の皆さまはもちろん、流通や書店の方々にも混乱を来す可能性があるため、表紙デザインも区別がつくように変えた新刊『改訂二版』とすることを富野監督にご提案し、ご了承いただいた次第です。
よって今回の『改訂二版』は、2002年の初版に全面的な加筆・修正を行った2011年の『改訂版』の時ほど大幅に内容が変わっているわけではありません。とはいえ、実に13年ぶりに富野監督による手直しや新規原稿を加えたアップデート版ですので、ぜひ幅広い方々にお読みいただければ幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。
制作:キネマ旬報社
記事提供元:キネマ旬報WEB
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