レストラン列車「丹後くろまつ号」およそ3年ぶりにJR城崎温泉駅に乗り入れ 来年1月に2日間限定運行
京都丹後鉄道を運行するWILLER TRAINS(京都府宮津市)は、レストラン列車「丹後くろまつ号」の特別コースを来年1月18日(土)・19日(日)の2日間限定で運行。あす11月1日(金)11時から予約受付を開始します。
観光列車の車内お食事やスイーツを楽しめる「ランチコース」と「スイーツコース」を用意し、沿線の絶景・食・文化・歴史など様々な魅力を堪能できる列車旅を提供します。ランチコースでは約3年ぶりに「JR城崎温泉駅」へ乗り入れるということです。
運行時は「10周年記念デザインのヘッドマーク」の装着も。ただし久美浜駅での装着となるため、ランチコースの城崎温泉~久美浜間はヘッドマークなしでの運行となります。
参加者へのお土産として、「城崎温泉」乗り入れを記念し、乗車後も丹後くろまつ号の思い出を振り返ってもらえるよう、10周年記念ピンバッチや非売品のオリジナルチョロQ、オリジナルキャンディをプレゼントします。
定員は1コースあたり20名。予約は明日2024年11月1日(金)午前11時から、WEBサイト「丹後くろまつ号予約ページ」にて受け付けます。
『ランチコース』~冬の丹後味めぐりコース~
丹後くろまつ号の2024年秋冬コースのランチコースをプロデュースしているレストラン「アンソンベニール」がランチコースを担当。
車内で提供するのは地元産の食材を贅沢に使用した冬の京丹後を堪能できるコース料理。前菜で鶏のガランティーヌや牡蠣のコンフィ、セイコ蟹の甲羅盛りなどが並びます。さらに、百合根まんじゅうの茶碗蒸しや海老のグラタン仕立て、黒豚バラ肉のシチューなど、心温まる一品も楽しめます。
走行ルートは、城崎温泉駅(11:54発)→天橋立駅(13:58着)。天橋立や久美浜湾から望む日本海の絶景を車窓から堪能できるほか、下車後には天橋立観光が楽しめます。お値段は19,000円(税込)。
なお、1月19日は鳥取→城崎温泉間で観光列車「あめつち」も運行するため、西から二つの観光列車の乗り継ぎに挑戦してみるのも面白いかもしれません。
『スイーツコース』~フルーツで味わう丹後の四季コース~
ランチ、カフェ、お酒が楽しめる京丹後の人気店「かふぇ=ばるJack」がスイーツコースを担当。京丹後産のフルーツを使用し、フランス伝統が市風にアレンジしたスイーツで、丹後の四季を1枚のプレートで表現しました。
春はいちごとベリーマスカルポーネのブランマンジェやいちごのパートドフリュイ、夏は巨峰とメロンのパートドフリュイ、秋はさつまいもと丹波栗の渋皮煮を求肥パイで包んだ贅沢な一品を、冬は金柑と松の実を使ったショコラテリーヌや干し柿で丹後の四季が表現されています。
走行ルートは、天橋立駅(14:48発)~西舞鶴駅(15:50着)。海の京都をゆっくりと満喫できる約1時間の旅。お値段は5,000円(税込)。
海が目の前に広がる「奈具海岸」では約15分停車し、沿線の中でも人気の絶景ポイント「由良川橋梁」では徐行しながら走行します。日本海の絶景を車窓からゆっくりと眺めながら、レストラン列車ならではの特別なひと時が楽しめそうです
記事提供元:鉄道チャンネル
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。