PGAツアーはさらに“狭き門”へ? 2026年から出場人数、シード権など縮小と選手に通達
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イチオシスト:イチオシ編集部 旬ニュース担当
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今年6月から選手審議会(PAC)で話し合われてきた「2026年から出場人数を縮小」するなどの変更が具体化。29日に選手に詳細を通達するメモが配布された。
内容は現行のフルフィールドの出場人数について最大数が156名から144名へ、フルシードを得るのはフェデックスカップポイント125から100に縮小、101〜125は準シードとなる。これに伴い下部のコーンフェリー・ツアーからPGAツアーの出場権を得るのは30選手から20選手となる一方で、DPワールドツアーからのトップ10、最終予選会からの5選手は変更されない。マンデー予選会からの出場は縮小、もしくは無しとなる大会も。またスポンサー推薦も縮小となる。
第5のメジャーと呼ばれるPGAツアーのフラッグシップ大会、「プレーヤーズ選手権」は144から120選手となる。レギュラーイベントでの縮小を踏まえて、高額、高ポイント大会のシグネチャー・イベントへの出場が現行の72〜80選手を増やすという案も浮上していたが、「現時点では混乱を招く可能性がある」とされ変更されない。
出場選手の縮小に加え、スロープレーの罰金の変更も検討、具体的にはストロークに要した平均時間を算出、出場選手の平均時間より12秒以上長い場合は違反となり、3度目以降は1回につき1万ドル(約150万円)の罰金を科す。
これらの変更は今季のPGAツアー最終戦、「ザ・RSMクラシック」開幕前の11月18日に選手審議会による投票で決定。承認されれば2026年からの実施となる。(文・武川玲子=米国在住)
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