【壮絶人生】家族が次々と餓死…脱北失敗で留置所へ…脱北YouTuberが暴露!
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【動画】壮絶人生 家族が次々と餓死…脱北失敗で留置所へ…脱北YouTuberが暴露&天才と呼ばれた漫才師・りあるキッズの今
独裁国家の北朝鮮から命懸けで脱北した、日本在住YouTuberのキムさんは、1985年に姉3人弟1人の5人姉弟の長男として誕生。北朝鮮の生活に疑問を持った彼は、2008年、23歳の時に脱北して、中国を経由し、韓国へ。2013年から日本に移住し、2020年にYouTubeチャンネルを開設。公開処刑を目撃した時のことなどを語っている。

金正日体制に移行した1994年~1990年代後半、北朝鮮では大規模な飢饉が発生。「苦難の行軍」と呼ばれる経済的にも非常に厳しい時期、キムさんは学校にも通えず、母と姉弟を餓死で失う。
挙げ句、父とも生き別れとなり、祖父母の家で育てられたキムさん。家にトイレはなく、地面に穴を掘って排泄し、トウモロコシの皮をトイレットペーパー代わりにしていたという。
19歳の頃、キムさんは中国との国境地域で密輸をしているブローカーが、自分が住んでいる地域では想像ができないような暮らしをしていたのを見て、「この国には未来がない」と思い、脱北を決意。
脱北の準備を進める中、キムさんにあるブローカーが接触してくる。「俺はお前の父親がお前を脱北させるために寄越したブローカーだ!」。なんとブローカーを送り込んだのは、脱北して生き延びていた実の父親だった!
キムさんは脱北の計画を進めていくが、なぜかその情報が漏れてしまい、秘密警察に拘束されてしまう。-20℃の地で、暖房もない留置所で約3カ月過ごすことに。
その後、留置所から解放されたキムさんは、国境警備隊に渡すためのワイロを約4年かけて貯金。やっと父親と連絡を取ることに成功し、北朝鮮にいる家族には何も告げず、父親の援助を受けながら、2008年、23歳で2度目の脱北に挑んだ。

事前に、北朝鮮側の国境警備隊の位の高い軍人にワイロを渡し、予め決めた時間に人払いをしてもらい、ブローカーと一緒に国境を超えたキムさん。脱北先の中国で、約12年ぶりに父親と再会を果たした。
MCの名倉潤は「淡々と話してくれたけど、よくよく噛み砕いて考えたら地獄やで」とコメント。最後にキムさんは、「北朝鮮を出た瞬間から、地獄と天国というぐらい違っていた。人間として生きることが幸せ」と話した。
記事提供元:テレ東プラス
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