ショーン・メンデス、ショーを中断し故リアム・ペインを追悼「美しい魂の持ち主だった」
カナダ出身の歌手ショーン・メンデス(26)が、数日前に転落死したリアム・ペインを追悼した。ショーンは米ニューヨークでの公演中にショーを中断し、「完全に打ちのめされた」と語り始め、リアムへの追悼の言葉を述べた。さらにショーンは、突然亡くなったリアムに捧げるため、最新アルバムの一曲を披露した。
「ワン・ダイレクション」で活躍したリアム・ペインは16日(以下、現地時間)、アルゼンチンのブエノスアイレスにあるホテルの3階バルコニーから転落し、31歳の若さでこの世を去った。
17日には、「ワン・ダイレクション」の公式SNSがハリー・スタイルズ、ナイル・ホーラン、ルイ・トムリンソン、ゼイン・マリクの署名入りの共同声明を公開。その後、4人はそれぞれのSNSでリアムを追悼する写真とメッセージを投稿した。
さらに18日には、リアムの元恋人で英歌手シェリル・コール(41)が、自身のSNSでリアムと息子ベアくん(7)の親子写真と追悼メッセージを公開した。
同日、米ニューヨークのブルックリンでツアー「For Friends and Family Only」を行っていたショーン・メンデスは、ショーを中断してリアムを追悼した。
ショーンはステージで「リアムのニュースを聞いた時、完全に打ちのめされた気分だった」と語り、こう続けた。
「リアムには何度か会う機会があった。彼は美しい魂の持ち主だった。彼の目は光り輝き、美しさがあふれていた。」
そして、愛する人を突然失った悲しみについてこのように述べた。
「それは、涙を流して大切な人を偲び、その人がこの世に残したものを祝福することでもある。」
「僕はただ、彼がどこにいようと、たくさんの愛を送りたい。僕たちは君を愛し、世界は君のために泣いているよ、ブラザー。僕たちは、君のご家族や息子のために祈っている。君がいなくなって寂しいよ。」
その後、ショーンは「リアム、今夜は僕たち全員から君にこの曲を贈るよ」と言い、11月15日リリース予定のアルバム『Shawn』の収録曲『Heart of Gold』を披露した。
同曲のサビの部分で、ショーンは「君は黄金の心を持っていた。君はあまりにも早く去ってしまい、自分でもコントロールできなかった」と歌っていた。
リアムの訃報を受け、音楽仲間がSNSやステージで追悼するなか、彼の家族が声明を発表した。
「私たちは心を痛めています。リアムは永遠に私たちの心の中に生き続けます。彼の優しく、ユーモアあふれる、そして勇敢な魂を忘れることはないでしょう。」
「私たちは家族としてできる限り、サポートし合っています。この辛い時期に、プライバシーを与えてくれるようお願いします。」
また、リアムの恋人でインフルエンサーのケイト・キャシディ(25)は、自身のInstagramストーリーで次のようなメッセージを投稿した。
「私は完全に途方に暮れ、ここ数日間のことは全く現実とは思えなかった。プライベートでこれを乗り越えるための優しさと空間を与えてくれるよう祈ります。」
そして、リアムに向けて「私があなたを無条件で愛していたことを知ってほしい。私は一生あなたを愛し続けるでしょう」と言葉を添えた。
画像は『Shawn Mendes Instagram「More from @davidyurman.」「FRIENDS AND FAMILY IN NEWYORK」』『Liam Payne Instagram「Patiently waiting for ‘Teardrops’ to drop」』『Kate Cassidy Instagram「30 never looked so good」』より
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)
記事提供元:テックインサイト
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