藤木直人「クランクインの日に寺島さんから誘われて…」異色バディを組む寺島進との関係は?:D&D~医者と刑事の捜査線~
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イチオシスト:イチオシ編集部 旬ニュース担当
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10月18日(金)よる9時からスタートするドラマ9「D&D~医者と刑事の捜査線~」(毎週金曜よる9時 ※初回は10分拡大)の記者会見が行われ、テレ東初主演となる藤木直人を始め、寺島進、早見あかり、前田拳太郎、大塚寧々が登壇。
このドラマは、地域医療が破たんの危機に瀕している町を舞台に、ある病院の再建を期待されて院長代理となった医師・紙子(藤木)と、組織に忖度しないベテラン刑事・弓削(寺島)が異色のバディを組み、難事件を解き明かしていくヒューマンミステリー。
会見は終始アットホームな明るい雰囲気に包まれ、キャスト陣が撮影現場でのエピソードを語る他、それぞれの得意技を披露する一幕も!
「テレ東プラス」は、会見の様子をリポートする。
【動画】ドラマ9「D&D~医者と刑事の捜査線~」予告
もう一組のバディ・寺島進&前田拳太郎は、まるで親子!?
主人公の医師・紙子良役を演じる藤木は「今回の作品が医者役として9作品目になります。研修医から始まりましたが、代理ですけど院長までたどり着きました(笑)」と、自身のキャリアと「ドラマ9」との縁を感じさせる挨拶を。
昭和の雰囲気を漂わせる刑事・弓削文平役を演じる寺島は「刑事役は、かれこれ120本目です(笑)。今回はテレ東さんの金曜夜9時ということで、寺島進にしかできない刑事像とつくっていきたいと思っています」と、絶妙な呼吸で笑いを誘いつつ、意気込みを語った。
「現場での印象的なエピソードは?」との質問に、「クランクインした日に寺島さんが『今日空いてる?』と声をかけてくださって、拳太郎くんと2人で焼肉をおごっていただきました。いろんな話ができましたし、うれしかったです」と藤木。キャスト同士のコミュニケーションを明かした。

昭和の刑事に憧れる警官・牧野真二役を演じる前田が、「寺島さんとご一緒するシーンが多いので、寺島さんとのエピソードがいっぱいあるんですけど…寺島さんは、僕のことがすごく好きなんですよ」とコメントすると、会場は大爆笑に! さらに前田は「現場でお弁当を選ぶ時、肉のお弁当を選ぶと、寺島さんから『カルシウム足りなくなるぞ。魚やるよ』と言われて…。寺島さんの魚のお弁当をつついてます(笑)」と、ほほえましいエピソードを披露。
寺島は「若いからって、いつかガタが来るぞ、と。バランスよく食べなきゃいけませんよと言ってるんです」と話し、父親のように見守っている様子を伺わせた。
今回、バディ役の藤木と寺島は初共演。藤木は寺島に「厳しい中にも優しさがある方なのかなと勝手に思っていたんですけど、ご一緒したら優しさしかなかったです」と。一方の寺島は、「本当にカッコいい! 二枚目ってこういう人なんだなと。これで、違う意味でカッコいい寺島が加わったら最強だなと」と、最強バディの手ごたえを。
さらに寺島は、今回の現場について「プロデューサーから照明から、みんな明るい。目が痛いぐらい(笑)。優しいし厳しいし、メリハリあるし。台本の作り方も、政治家の問題などギリギリのラインまで攻めてるからやりがいがある。さすがテレ東!…これぐらい褒めときゃいいか(笑)」と、寺島節で語った。
藤木直人が「ルービックキューブ」を一緒にやりたい相手とは?

本作がバディもののドラマということで、それぞれが“キャスト陣の誰と何をしたいか”答えるコーナーも。ルービックキューブが特技の藤木は「ルービックキューブをやるとしたら、誰と?」と問われ、看護師・石川咲良役を演じる早見あかりを指名。
「寺島さんと寧々さんは、きっと興味を示さないかなと。早見さんはお酒にすごく詳しいので、おいしいお酒やご飯をいただきながらルービックキューブができたら」とその理由を明かすと、早見は「私、高校生の時にルービックキューブにハマったことがあって…」とコメントし、藤木もビックリ! 藤木はその場でルービックキューブの6面をあっという間に揃えるスゴ技を披露した。
キックボクシングが趣味という早見は、一緒にキックボクシングをやりたい相手として藤木を指名し、「藤木さんもキックボクシングをされているそうなので、一緒にミット打ちをしてみたいです」とコメント。すると寺島から、「早見さんがシャドーを見せてくれるみたい」と、まさかのムチャぶりが!(笑)早見は戸惑いながらも見事なハイキックを見せ、会場を沸かせた。

紙子の学生時代の先輩で法医学者の譜久村聖子役を演じる大塚は、写真家の顔も持っているということで、撮ってみたい人を聞かれると「前田くん。息子と同じ年齢なんですよ。だから緊張しなくていいかなって(笑)」とコメント。前田は「良い笑顔しますよ~」と、うれしそうな表情を浮かべていた。

最後に藤木は、「今回は筋書きが面白いドラマだと思っていて、そこに僕たちがいかに肉付けをして立体化していくかがテーマ。毎日頑張って撮影しています。少しでも多くの人に届く作品になってくれたら」と本作への熱い思いを語り、大いに盛り上がった会見を締めくくった。
(取材・文/伊沢晶子)
≪第1話あらすじ【10月18日(金)放送】≫
外科医・紙子良(藤木直人)は、経営破綻の危機を立て直すべく城斉市民病院に赴任する。病院再建の実績があり経営のスペシャリストとして呼ばれたものの、思いがけず院長代理も務めることに。早速、医師・西見和之(平岡祐太)をはじめとする古参スタッフに改革案を説明するが、専門家でもない新参者への視線は冷ややか。反論が相次ぎ紛糾してしまう。
そんな折、病院近くのショッピングモールで銃乱射事件が発生し複数の客が負傷。救急出動の要請が入り、紙子は看護師・石川咲良(早見あかり)らと急行する。騒然とした現場には、偶然居合わせた城斉署のベテラン刑事・弓削文平(寺島進)と交番勤務の警察官・牧野真二(前田拳太郎)が、自殺を図った犯人・山木健一(吉村界人)と被害者である瀕死の少年・柴田修吾の延命措置を行っていた。紙子はとっさの判断で山木の搬送を優先する。結果、犯人は一命を取り留め、修吾は死亡。紙子は修吾の父・柴田邦行(和田聰宏)や周囲から批判を受ける事態に…。
警察の上層部はただの無差別銃乱射事件として処理を進めるが、それに反発して捜査を続ける弓削。すると事件の裏に隠された悲しい真実が明らかに――。
≪2話あらすじ【10月25日(金)放送】≫
世間から“善意のおじさん”と呼ばれ親しまれていた中西英治(吉田ウーロン太)が殺害された。捜査の結果、昨夜、高校生ぐらいの少女が家から逃げていくのを見たとの目撃情報が。さらに少女が城斉市民病院に入る様子が防犯カメラに残っていたことも判明。弓削(寺島進)らは病院で少女の身元を探ろうとするが、紙子(藤木直人)はなぜか「守秘義務がある」と頑なに拒み続ける。一体、紙子は何を守ろうとしているのか?医者と刑事の矜持がぶつかり合う—!
≪3話あらすじ【11月1日(金)放送】≫
経営再建に悩む紙子(藤木直人)のもとに朗報が。地元企業の岡野(マギー)が、理想的な新病院計画案を持ち込んでくる。市役所職員・竹村(醍醐虎汰朗)の後押しもあり話を進めることに。その夜、弓削(寺島進)を咲良(早見あかり)が訪ねてくる。同僚看護師の瑠衣(堀未央奈)が何者かにナイフで襲われたという。そして、瑠衣の患者・美奈(工藤美桜)もほぼ同時刻に同じ被害にあっていたことが判明。犯人らしき人物は不気味なピエロの格好をしていて…。
≪4話あらすじ【11月8日(金)放送】≫
弁護士・国枝(山田太一)の遺体が自宅の浴槽から見つかる。駆けつけた弓削(寺島進)が発見したのは、青色の死体だった。国枝の事務所に勤めるインターン生・琴子(筒井真理子)ら曰く、ここ数年の案件は全て円満解決。恨みを買っている様子はない。そんな中、紙子(藤木直人)らの解剖で死因は青酸カリの中毒死と判明。青い死体に込められた“意図”を読み取った紙子と弓削は、過去のある事件に向き合うことになる。
記事提供元:テレ東プラス
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