【Excel豆知識】「0以外の最小値」を一瞬で求める方法！バージョン別に関数テクニックを解説！

Excelでデータの中から「0以外の最小値」を効率的に求める方法

画像出典：PC活用ちゃんねるさん(https://www.youtube.com/watch?v=Hm_rQG9kKXE)

今回は、Excelで0以外の最小値を求める方法について、YouTubeでExcelやWordなど、パソコンの使い方を初心者にもわかりやすく解説している、PC活用ちゃんねるさんが解説してくれました。単純なSMALL関数やMIN関数では、「0」が返されてしまう問題を解決するため、2019以降はMINIFS関数を、それ以前のバージョンではSMALL関数とCOUNTIF関数の組み合わせ技をご紹介します。気になる方は、ぜひ動画と合わせてチェックしてみてください。

PC活用ちゃんねるさんのYouTubeチャンネルをチェック！： 【Excel】0以外の最小値を求めるにはどうやるの？

Excelの便利ワザ解説：最小値を求める際のSMALL関数やMIN関数の限界

画像出典：PC活用ちゃんねるさん(https://www.youtube.com/watch?v=Hm_rQG9kKXE)

Excelで最小値を求める際、SMALL関数やMIN関数を使うことが多いと思います。ただ、データ内に0が含まれていると、これらの関数は最小値として0を返してしまいます。さらに、データに0が複数ある場合、2番目や3番目に小さい数値を指定しても、やはり0が返ってきてしまいます。

MIN関数も、引数の中の最小値を返す関数であるため、当然ながら結果は0になってしまうのです。どうすれば0以外の最小値を正確に抽出できるのか、バージョン別の解決策をご紹介していきます。

Excelの便利ワザ解説：Excel 2019以降なら「MINIFS関数」で解決！

画像出典：PC活用ちゃんねるさん(https://www.youtube.com/watch?v=Hm_rQG9kKXE)

Excelのバージョンが2019以降であれば、MINIFS関数を使って0以外の最小値を簡単に求めることができます。

この関数を使う際、第1引数（最小範囲）と第2引数（条件範囲1）の両方に、最小値を求めたいデータ範囲を指定します。重要なのが条件の指定で、ダブルクォーテーションで囲って「>0」（0よりも大きい）という条件を文字列形式で入れます。これで0以外の最小値が返されます。

画像出典：PC活用ちゃんねるさん(https://www.youtube.com/watch?v=Hm_rQG9kKXE)

もしデータにマイナスの数値（例：-100）が混ざっている場合は、条件として「>0」（ゼロを除くという意味の否定を表す記号）を指定すれば、マイナス値を含めた0以外の最小値を正確に見つけてくれます。

Excelの便利ワザ解説：SMALL関数とCOUNTIF関数の組み合わせ技

画像出典：PC活用ちゃんねるさん(https://www.youtube.com/watch?v=Hm_rQG9kKXE)

MINIFS関数が使えないExcelのバージョンをお使いの方でも、SMALL関数とCOUNTIF関数を組み合わせることで対応可能です。この方法では、まずCOUNTIF関数を使ってデータ範囲内にある0の数を数えます。その数に「+1」をすることで、0以外の最小値がデータの中で何番目に小さい数値なのか、その順位を割り出します。

例えば、0が3つある場合は4番目となります。この計算結果をSMALL関数の第2引数（順位）として指定すれば、0以外の最小値を表示させることができます。ただし、この組み合わせ技は、マイナスの数値が含まれているデータには対応できない点に注意が必要です。

【まとめ】Excelのバージョンに合わせて「0以外の最小値」の求め方を使い分け！

今回は、Excelで0以外の最小値を求める方法についてご紹介しました！ バージョンに応じて最適な関数を選び、効率的にデータを処理できるようになります。

もっと詳しく知りたい方は、ぜひ、PC活用ちゃんねるさんの動画と合わせてチェックしてみてください。

PC活用ちゃんねるさんのYouTubeチャンネルをチェック！：【Excel】0以外の最小値を求めるにはどうやるの？

マウス不要で高速アクセス！Windowsの便利機能が「サクッと起動する」ショートカット3選

イチオシ編集部

この記事を読む

※記事内における情報は原稿執筆時のものになります。あらかじめご了承ください。