業務スーパーの冷凍ひき肉おすすめ2選! 値段は? まずいって本当? 美味しいアレンジレシピ3選
業務スーパーの冷凍ひき肉として販売されている「豚ミンチ」と「牛豚合挽ミンチ」。いずれも400gで、「豚ミンチ」が397円(税込)、「牛豚合挽ミンチ」が473円(税込)というリーズナブルな値段が魅力です。「冷凍庫に常備しておけば、料理の具材に困ったときにとても助かります」と語るのは、B級グルメライターでもある業務スーパー常連の増田さん。原材料名や原産国、すぐに使いたいときの解凍方法や、「まずい」を払拭するおすすめアレンジレシピをご紹介します。
※記事内で紹介した商品を購入すると、売上の一部が当サイトに還元されることがあります。
20秒で分かる! 業務スーパーのひき肉の記事を要約
■業務スーパーの冷凍ひき肉が安くておすすめ!
冷凍されていて保存しやすく、調理にも使いやすい冷凍ひき肉。中でも、業務スーパーの「豚ミンチ」「合挽ミンチ」の2種類は、リーズナブルな値段でコスパも良く、毎日のお料理におすすめです。
筆者が購入したときの値段は、で「豚ミンチ」が397円(税込)、牛豚合挽ミンチが473円(税込)でした。内容量はいずれも400gです。100gあたりの値段計算すると、「豚ミンチ」は約99円(税込)、「牛豚合挽ミンチ」は約118円(税込)。価格が高騰している中、これだけ安く買えるのは有難いですよね。
■業務スーパーの「豚ミンチ」は豚の味が濃い! 特徴・値段・賞味期限・原産国まとめ
まずは、「豚ミンチ」について見ていきましょう。そのまま炒めるだけで、豚のうま味が出てきます。野菜などと一緒に炒めて中華調味料で味をととのえれば、立派なおかずになりますね。
バラ凍結というパラパラの状態で冷凍されており、袋も平たいシート状になっているので、冷凍庫への収納も楽ちんです。
業務スーパーの「豚ミンチ」の原材料名・賞味期限・原産国
業務スーパーの「豚ミンチ」の原材料は豚肉。スペイン、カナダ、国産の豚肉をブレンドして使っているようです。製造者の「源気山畜産」は、原料肉(牛肉・豚肉等)の卸売りとカット肉・加工品の製造をする兵庫県の企業とのこと。輸入後に国内加工していることがわかります。
賞味期限は約5カ月。冷凍食品にしてはそこまで長くありませんが、生のひき肉と比べるとかなり長く、冷凍庫にストックしておくのもよいですね。400gという使いやすい量もお気に入りです。
保存方法は-18℃以下なので、冷凍庫保存が必須となります。解凍後の賞味期限は当日中で、再冷凍は不可。凍ったまま調理OKなので、炒め物の場合は凍ったままフライパンに投入できますよ。
■業務スーパーの「牛豚合挽ミンチ」は使い勝手バツグン! 特徴・値段・賞味期限・原産国まとめ
続いてご紹介するのは「牛豚合挽ミンチ」。好みの問題だと思いますが、牛豚合挽のほうがいろいろなお料理に使えると思います。
業務スーパーの「牛豚合挽ミンチ」の原材料名・賞味期限・原産国
業務スーパーの「豚ミンチ」の原材料は、オーストラリア産の牛肉と、スペイン産の豚肉。賞味期限はこちらも約5カ月です。
「牛豚合挽ミンチ」にも、「豚ミンチ」と同じ使用上の注意が記されています。解凍後の再冷凍は不可、解凍後の賞味期限は当日。よく火を通して使いましょう。保存は-18℃以下の冷凍庫となります。
■業務スーパーのひき肉の解凍方法
流水しながらお肉を解凍
我が家では、使いたい分だけ食品保存袋に移し、流水解凍してすぐに使用します(夏場の常温解凍は衛生面が心配なのでご注意ください)。袋に水が入らないようにしっかり封をします。
時間がある場合は、冷蔵庫に移しておけば半日くらいで解凍を。どちらも温度変化が少なく解凍できるので、ドリップが少なく美味しく食べられます。
■業務スーパーのひき肉のアレンジレシピおすすめ3選
日々使っている冷凍のひき肉ですが、我が家のイチオシアレンジレシピをご紹介します。我が家では、麻婆豆腐や餃子などには豚ミンチ、ハンバーグなどには牛豚合挽ミンチを活用することが多いのですが、どちらを使ってもおいしくできますよ。
パッケージ裏には次のメニューが記載されていました。
- 豚ミンチ……餃子、マーボー豆腐、ロールキャベツ
-
牛豚合挽ミンチ……ハンバーグ、ミートソース、オムレツ
牛豚合挽ミンチでピーマンの肉詰め
<材料(2人前)>
A.ピーマンの肉詰め
業務スーパーの牛豚合挽ミンチ 150g
ピーマン 3個(半分に切る)
玉ねぎ 8分の1個
マイタケ 1/5パック
片栗粉 大さじ1
卵 4分の1個
塩・胡椒 各少々
B.ソース
ケチャップ、オイスターソース、ウスターソース 各大さじ1
<作り方>
1.解凍したひき肉とAの調味料を食品保存袋に入れてもむ
2.洗って水気を切ったピーマンを半分に切り、内側に小麦粉(分量外)をふるっておく
3.ピーマンに1のタネを詰める
4.熱したフライパンに油(分量外)をひき、ひき肉を下にして焼き目をつける
5.ひき肉に火が通るまで焼く
6.Bの材料を混ぜておき、ひき肉を下にしたまま絡めて完成
ピーマンなどの野菜が「ちょっと冷蔵庫の中に長くいるな~」と思うとき、牛豚合挽ミンチでピーマンの肉詰めを作ります。タネは、袋からスプーンですくってピーマンに詰めて焼けば洗い物も少なくて済みますよ。
この日は、中にマイタケと玉ねぎのみじん切りを入れました。味付けはお好みで。私はケチャップ、オイスターソース、ウスターソースを大さじ1ずつ入れ、フライパンで和えています。
レトルトのミートソースを使ってスパゲティのお肉かさまし
レトルトのミートソースは手軽なランチによく利用するのですが、お肉が少なめなのが残念ですよね。そこで我が家では、業務スーパーの冷凍ミンチを使って、お肉のかさましをしています。詳しい材料と作り方のレシピは以下の通り。
<材料(1~2人前)>
業務スーパーの牛豚合挽ミンチ 50g
業務スーパーの「大盛ミートソース(レストラン仕様)」 1パック<作り方>
1.鍋またはフライパンに油をひき、冷凍ミンチを投入してよく炒める
2.レトルトのミートソースを入れ、1と和えながら温める
3.温めたソースを茹でたパスタ麺にかけてできあがり
これはよくやりますね。炒めたひき肉を加えることでお肉たっぷりのソースになり、満足度がアップします。我が家ではレトルトカレーにも使っている方法で、カットトマトの缶詰を少し入れたり、業務スーパーの「にんにく・オイル漬け」を入れたり、ケチャップやウスターソースで味を調えてもおいしいですよ。
「2人分作らなくてはいけないけど、レトルトが1人分しかない!」というときの緊急かさましにも便利です。
増田さんおすすめの太麺スパゲティはこちら!
業務スーパーのパスタは本場イタリア産のサンタルチアが安旨でおすすめ!
豚ミンチでキムチチャーハン
豚ミンチでよく作るのはチャーハンです。冷蔵庫にあるものを使うので、残り物の有効活用もできますよ。今回は、キムチチャーハンにチャレンジしてみました。
<材料(1人前)>
業務スーパーの冷凍豚ミンチ 50g
ご飯 200g
業務スーパーのキムチニラ 1/2束
鶏がらスープの素小さじ 1/2
ごま油 大さじ1
<作り方>
1.キムチ、ニラを細かく刻む
2.フライパンにごま油を入れ、ひき肉を炒める
3.1を加えてさらに炒める
4.温かいご飯と鶏がらスープを入れ、味をととのえたらできあがり
ポイントは、ひき肉はしっかり炒めて、キムチとニラはさっと炒める程度にとどめること。キムチとニラ、ごま油の香りが食欲をそそります。
業務スーパーのキムチは発酵具合がちょうどいい!
業務スーパーのひき肉に関するQ&A
業務スーパーのひき肉について気になる疑問点を、編集部が独自に調査したのでご紹介します。
業務スーパーのひき肉は、冷凍ではなく生(ナマ)もある? 値段は?
業務スーパーには生のひき肉も販売されています。通常のスーパーよりお得な商品が多い業務スーパーですが、生のひき肉については市場価格とほぼ変わらない値段だという声が多いようです。
業務スーパーのひき肉で国産のものはある?
今回ご紹介した冷凍ひき肉については国産はありませんが、生のひき肉であれば国産のものがあるようです。
業務スーパーの冷凍ひき肉はまずい?
業務スーパーの冷凍ひき肉の味について、「まずい」という意見もあるようです。その多くが、「臭みが強い」というもの。冷凍品なので、冷凍やけななどを起こしてしまうと臭みが増し、まずいと感じやすくなることがあります。
臭みを軽減する方法は、冷凍庫での管理をしっかり行うこと。また、調理の際に生姜やにんにくなどを使えば、臭みを軽減できますよ。
業務スーパーのお肉はなぜ安いの?
業務スーパーは、公式ホームページやテレビ番組などで、お肉を安く販売できる理由を次のように明かしています。
・問屋を通さず各メーカーから直接仕入れることで中間マージンを削減
・海外製造品は現地の工場と直接取引して自社で直輸入
・自社工場でオリジナル商品をつくり、仕入れコストを削減
・大量仕入れを行い、全国約800店舗で販売し、流通コストを削減
・箱のまま簡略化した陳列で人件費を削減
・シンプルな商品パッケージで原価を削減
・1つの製造ラインで複数の商品をつくり製造コスト削減
・低価格な店としてブランディングし、WEBチラシのみで宣伝するなど、広告費を削減
メーカーからの直接仕入れや直輸入、自社工場での製造などさまざまな工夫を経て、安く購入できることが分かります。安いからといって危ないのではなく、業務スーパーの工夫や企業努力による値段であると覚えておきましょう。
■【まとめ】業務スーパーの冷凍ひき肉はアレンジ無限大でコスパ最高!
業務スーパーには、2種類の冷凍ひき肉があり、どちらも安くて使い勝手が良いのでおすすめです。400gという量も、業務スーパーにしては多すぎず、使いたい分だけ解凍できるバラ凍結なのも便利ですね。
ひき肉は暑さに弱いので、夏場は保冷バッグに保冷剤を入れて買い物に出かけています。できれば、冷凍食品は単品ではなくまとめて買い、温度管理に気を付けると良いでしょう。
アレンジの幅が広いのも業務スーパーの冷凍ひき肉の魅力のひとつ。今回ご紹介したレシピはどれも簡単にできるので、ぜひチャレンジしてみてくださいね!
<業務スーパーの豚ミンチの評価>(星5つ中)
コスパ★★★★★
アレンジ度★★★★☆
美味しさ★★★★★
<業務スーパーの牛豚合挽ミンチの評価>(星5つ中)
コスパ★★★★★
アレンジ度★★★★★
美味しさ★★★★★
DATA
業務スーパー┃豚ミンチ
内容量:400g
業務スーパー┃牛豚合挽ミンチ
内容量:400g
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。