業務スーパーの牛すじ1kgはコスパ最強!冷凍「牛赤身スジ肉」の下処理&レシピ
業務スーパーの「牛赤身スジ肉」は冷凍のカット済み牛すじ肉です。カレーや煮込み料理にぴったりですが、そのままだと臭みや固さがあってまずいという意見もあるので、柔らかく美味しく仕上げるために下処理が必須。スペイン情報に詳しい秦さんがカロリーや賞味期限、下処理の方法や時間、味の感想や口コミ、3種類のアレンジレシピを教えてくれました。ボイル済みの関連商品も紹介します。
※記事内で紹介した商品を購入すると、売上の一部が当サイトに還元されることがあります。
■業務スーパーの牛すじ冷凍「牛赤身スジ肉」の下処理&レシピを解説
時々、いつもより少しだけ手間をかけた煮込み料理を食べたいと思うことがあります。お肉を主役にしたいなら牛スジを使うのがおすすめ。
食べ応えがあるだけでなく、一緒に煮こむ野菜やスープにもコクと旨味がたっぷり感じられます。そんな牛スジをどこでお得に購入できるかというと、やっぱり業務スーパー。業務スーパーの冷凍「牛赤身スジ肉」なら気軽に本格煮込み料理が作れますよ。
イチオシでは業務スーパーのお肉の値段の徹底比較ランキングも掲載しています。一緒に比較してみてください。
■業務スーパーの「牛赤身スジ肉」は美味しい?
牛すじとは、牛のアキレス腱、腱のついた肉のことで、広義ではすじの入った肉の全般を指し、横隔膜などを含むこともあります。そのまま食べると特有の臭いがあり、肉質は固めですが、下処理をして長時間煮込むとトロトロの食感を楽しめます。
業務スーパーの「牛赤身スジ肉」は詳しい部位は書かれていませんが、白い部分が多く脂ののったお肉がたっぷりついているようにみえますね。詳細を見てみましょう。
業務スーパー「牛赤身スジ肉」の値段は? たっぷり1kgで100gあたり107円
内容は1kg。ボリュームがあるので冷凍庫でかなりかさばります。
最新の市場価格は998円(税抜)なので、1077円(税込)です。2021年頃は価格は798円だったので値上げしました。それでも1kgたっぷりの量なのでお手頃な価格だと思います。
100gあたりの価格は約107円(税込)です。
業務スーパー「牛赤身スジ肉」のカロリーは意外と少ない!?
業務スーパーの「牛赤身スジ肉」に栄養表示はないので、正確なカロリーや脂肪分は分かりません。調べてみたところ、牛すじの100gあたりのエネルギーは155kcalで脂質は4.9g。
脂ののったお肉がたっぷりついているので、意外とカロリーが低くて驚きました。業務スーパーの「牛赤身スジ肉」の賞味期限・保存方法
冷凍品のため、賞味期限は購入からおよそ1年後でした。家庭用冷凍庫での保存の場合、温度変化が大きくなります。また、開封後は冷凍保存とはいえできるだけ早く消費することを心がけましょう。
■業務スーパーの牛すじ「牛赤身スジ肉」を下ごしらえ! 1時間以上ボイルして柔らかく下処理◎ 臭みは取れる?
業務スーパーの「牛赤身スジ肉」に限らず、牛すじは、そのまま料理に使うと臭みが気になりやすく、しっかり下処理しないと「固くてまずい…」ということになりかねません。私がパッケージ裏の「お召し上がり方」を参考に行った下処理の方法をご紹介します。
1.洗った「牛赤身スジ肉」を鍋に入れます。
2.薄切りのしょうが1かけと一緒に、肉がひたひたに被るくらい水を入れて中火にかけます。
3.沸騰したら弱火にし、あくを取りながら約1時間煮て、鍋のお湯を捨てます。
実際に1時間茹でてみましたが、個人的にはもう少し柔らかくてもよかったかなと思ったので、柔かくするには1時間半以上、ボイルしたほうがいいです。
しょうがは臭みをとるために入れました。白ネギの青い部分を入れて煮込むのと、もっといいと思います。
下茹ですると白い部分と赤身が外れてお肉が小さくなるように見えるのと、下処理に時間がかかるのはネックかもしれません。私は、時間があるときにまとめて下処理をしてから冷凍し、さまざまな料理に使っています。
■業務スーパーの「牛赤身スジ肉」はまずい? 評判や口コミをチェック
「牛赤身スジ肉」の評判を見てみると、
「カットしてあるから調理が楽」
「他社製品と比べて1割も値段が安い」
「下茹ですると白い部分が赤身から外れて、お肉のボリューム自体が小さくなった」
などの意見がありました。
業務スーパーの「牛赤身スジ肉」をそのまま食べた時の味は「2度美味しい」
業務スーパーの「牛赤身スジ肉」を下処理してからそのまま食べてみると、赤身と脂身の食感については、赤身の部分は少し歯応えがありますが、脂身はプルプル。風味や食感が全然違うからこそ、一緒に食べると美味しいですし、2度美味しいです。
ボリュームに関しては、内容量は1kgでも実際食べる量は随分減る印象はありますし、下茹ですると白い部分が赤身から外れます。茹で方によっても、食感や柔かさ、味の違いがありそうですね。
■業務スーパーの牛すじ「牛赤身スジ肉」を使ったおすすめレシピ3種類
料理の主役食材「牛赤身スジ肉」を使って、いつもの料理のランクをもう一段上げてみましょう。おすすめのアレンジレシピをご紹介します。
1.業務スーパーの「牛赤身スジ肉」で牛すじカレー
定番の煮込み料理。牛すじの旨味がルーにもしっかり感じられます。
一晩寝かせて次の日に食べたらさらに美味しいです。下茹でした牛赤身スジ肉 100g
玉ねぎ 半分
人参 半分
じゃがいも 1個
カレールー 半パック
油 適量
らっきょう 2個
<作り方>
1.玉ねぎをくし切りに、人参を半月切りに、じゃがいもを一口大に切ります。
2.それらを油をひいた鍋に入れ、中火で炒めます。
3.玉ねぎが透き通ってきたら、牛すじを加えてさっと炒めます。
4.水を600ml加え、弱火で約30分煮込みます。
5.火を止めてルーを加えて溶かし、10分煮込んだら完成です。
2.業務スーパーの「牛赤身スジ肉」をハッシュドビーフに
牛すじと玉ねぎで甘くコクがあるルーに。
玉ねぎを茶色くなるまで炒めるとさらにコクが出ます。牛すじ 100g
玉ねぎ 1個
エリンギ 2本
油 適量
ハッシュドビーフのルー 半パック
<作り方>
1.玉ねぎを細めのくし切りにし、エリンギを6等分に切ります。
2.玉ねぎを透明になるまで炒めます。
3.牛すじとエリンギを加えてさっと炒めます。
4.水600mlを加えて、あくをとりながら弱火で約40分煮ます。
5.火を止めてルーを入れ、さらに10分火にかけたらできあがり。
3.業務スーパーの「牛赤身スジ肉」で作る大根と卵の牛すじ煮込み
卵と大根に牛すじの旨味がたっぷり。
濃いめの味が好きな方はさらに30分煮詰めてください。牛すじ 100g
卵 2個
大根 約5cm
いとこんにゃく 1パック
しょうゆ 大さじ3
みりん 大さじ3
酒 大さじ2
砂糖 大さじ1
<作り方>
1.糸こんにゃくに熱湯を回しがけて臭みをとります。
2.牛すじが浸るくらいの水と材料全てを入れ、弱火で約40分煮ます。
3.途中灰汁が出たら取り除きます。
4.卵は時々かき混ぜて全部が色づくようにします。
■業務スーパーの牛すじ「牛赤身スジ肉」に関するQ&A
業務スーパーの牛すじについて気になる疑問点を編集部が調べてみました。Q&A形式でご紹介します。
業務スーパーの牛すじ「牛赤身スジ肉」の下処理は圧力鍋でもできる?
下処理は、圧力鍋を使用するとさらに時間短縮になるようです。加圧時間は使っている圧力鍋の種類によって5分~30分と変わってくるようです。高圧の鍋であればより短時間で、通常の圧力鍋なら長めに加圧すると良いでしょう。
通常の圧力鍋でも十分時間短縮になるため、お持ちの方はぜひ活用してみてくださいね。
業務スーパーの牛すじは下処理しなくても良い商品がある?
下処理が面倒な場合は、業務スーパーで販売されている「牛ボイルすじカット」という商品がおすすめです。すでに食べやすい大きさにカットされた冷凍の牛すじ肉で、下処理や下茹での必要がありません。下味も付けてあるので、軽く煮込むだけで食べられます。内容量は500gで、価格は645円(税込)くらいで販売されているそうで、「牛赤身スジ肉」のほうがgあたりの価格はお得です。
DATA
業務スーパー┃大志プラン「牛ボイルすじカット」
■業務スーパーの牛すじ「牛赤身スジ肉」は美味しい! アレンジにもおすすめな冷凍食品
美味しさ:★★★
アレンジ幅:★★★★
コスパ:★★★
(星5つ中)
業務スーパーの冷凍「牛赤身スジ肉」。
少しあるだけでも料理にコクと旨味がプラスされ、豪華な印象にもなります。下処理として、最低1時間から1時間半は下茹でして柔らかくし、余分な脂を落とすのがおすすめです。牛すじをいろいろとアレンジしたい人や、低価格で楽しみたい人にはおすすめです。実際、業務スーパーの「牛赤身スジ肉」を使うことで、料理全体の味は1ランク上がる気がします。ぜひ試してみてくださいね。
イチオシでは、業務スーパーの新商品や、定番人気商品のおすすめランキングを紹介しています。あわせてチェックしてみてくださいね。
業務スーパー┃牛赤身スジ肉
内容量:1kg
原産国:オーストラリア
保存方法:-18℃以下で保存してください。
加工者:株式会社ターメルトフーズ
※本品製造工場では、乳、小麦、大豆、豚肉を含む製品を製造しています
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。