業務スーパー「チキンナゲット中国産」は1個8円!ブラジル産1kgや人気店と比較
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お弁当のおかずに、子どもの軽食にあると便利なチキンナゲット。スペインで食を学んだ秦さんは業務スーパーの「チキンナゲット」をイチオシ。コスパや栄養成分、カロリーや糖質、ファーストフード店との比較、ソースのアレンジレシピ購入する前に知っておきたい情報を、詳しく紹介してくれました。
イチオシスト:秦 真紀子
スペイン・バルセロナに18年間暮らし、料理・製菓・ワインの専門学校へ。スペイン国認定のソムリエ資格を取得し、最優秀ソムリエのいた「モー」などで修業を積み、スペイン関連著書は5冊。現在は拠点を日本に移し、観光情報や飲食・カフェ・スイーツ情報にも携わる。
※記事内で紹介した商品を購入すると、売上の一部が当サイトに還元されることがあります。
5歳までスペインで育った息子が好きな食べ物の1つがチキンナゲット。チキンナゲットのために「ファーストフード店に連れて行って!」と言うので、それならばと、コスパの面で断然お得な業務スーパーのチキンナゲットを購入するようになりました。お弁当や軽食、時間がないときのおかずにとても便利で助かっています。
業務スーパーのチキンナゲットはブラジル産・中国産どっちを選ぶ?
業務スーパーの冷凍の加工食品コーナーには、今回おすすめしている中国産のチキンナゲット以外にもブラジル産の1kgのチキンナゲットがあります。
中国産500gのものは188円(税抜/購入時価格)、ブラジル産1kgのものは約540円(税抜/購入時価格)。500g入りよりも1kgのほうがコスパはいいです。ただ、かさばるので冷凍庫のスペースをとるため、購入をためらいます。
もしホームパーティーなどで一度に大量を消費するなら、1kg入りのほうがお得ですが、ゆっくりマイペースに食べるなら500gをおすすめします。
業務スーパーのチキンナゲット値段・価格・コスパは?
業務スーパーのチキンナゲットは500gで188円(税抜)。数えてみると1袋に23個入っていました。1個なんと8円! ファーストフード店のものは5ピースで200円するのでコスパは歴然。
ファーストフード店:5ピース 200円
業務スーパー:23ピース 188円
1個8円というのは、業務スーパーの冷凍食品のなかでも最もコスパがいい商品のひとつ。その上、すでに揚げてあるのでトースター調理OKと簡単なのも魅力です。
業務スーパーのチキンナゲットの原材料や栄養成分
(冷凍加熱食肉商品)●名称:冷凍チキンナゲット
●原材料名:鶏肉、鶏皮、食塩、衣(小麦粉、とうもろこし粉、食塩、香辛料、コーンスターチ、ブドウ糖)、揚げ油(パーム油)/加工デンプン、膨張剤、リン酸塩(Na)
●内容量:500g
●賞味期限:枠外右下に記載してあります
●保存方法:-18度以下で保存してください
●凍結前の加熱の有無:加熱してあります
●加熱調理の必要性:加熱して召し上がりください
●販売者:神戸物産
主原料は鶏肉と鶏皮。衣には小麦粉以外にとうもろこし粉とコーンスターチも使われています。これがふわっと軽い衣の理由かなと思います。
揚げ油がパーム油とはっきり表示されています。環境問題の点で問題視されている油ではありますが、多くの食品に使われています。今後状況次第で、使用する油が変わっていくかもしれませんね。
業務スーパーのチキンナゲットのカロリー・糖質
栄養成分表示<100gあたり>
エネルギー:160kcal
たんぱく質:12.8g
脂質:5.9g
炭水化物:12.6g
食塩相当量:1.4g
気になるカロリーは100gあたり160g。注目は、お肉の主成分たんぱく質が12.8gで、小麦粉などの炭水化物が12.6g。これは重量の1割程度、衣がたっぷりついているという意味です。
ですが人気ファーストフード店マクドナルドのナゲットも100g(5ピース)あたりのたんぱく質:15.5g、炭水化物:14g と発表されていますので、業務スーパーのナゲットが特に糖質が多いということはなく、一般的な割合だと思われます。
■【実食】業務スーパーのチキンナゲットの味はファーストフードに勝てる!?
業務スーパーのチキンナゲットとファーストフードのチキンナゲットは似ているようで似ていません。ファーストフードのほうが衣も肉も固めでしっかりしていました。
業務スーパーのものは、衣は薄くはがれやすく、お肉もナイフで簡単に切れるくらいふんわり柔らかいです。
健康面では、やはり衣が薄いほうがいいと思います。また子供が食べることを考えると柔らかいほうが食べやすいでしょう。
基本の調理法はトースターで焼くだけ
業務スーパーのチキンナゲットは既に揚げてあるので、トースターで焼くだけ。アルミホイルにのせて焼けば、フライパンを洗う手間も要りません。私はいつもアルミホイルにのせて260Wのオーブントースターで片面5分ずつ焼いています。
汚れものが出ないし、すぐに全部食べられなかったら、そのまままた後で焼けばいいだけなので楽です。ふんわり焼き上がり、フライパンより焦げにくいと思います。
■業務スーパーのチキンナゲットのアレンジレシピやおすすめのソース!
業務スーパーのチキンナゲットはシンプルで癖のない味わい。ソースをアレンジすると大容量であっても飽きることなく、食べるのがもっと楽しくなります。
アレンジレシピ1:チキンナゲットロールサンド
朝ごはんに。軽食に。簡単だけど絶対美味しいロールパンサンド。
<材料>
- ロールパン 1個
- チキンナゲット 2個
- グリーンリーフ 1枚
- ケチャップ 適量
ロールパンの上部に切り込みを入れ、グリーンリーフをのせます。焼いたチキンナゲットを並べてケチャップをかけます。
グリーンリーフでなくてもサニーレタスやキャベツなど、何か緑の野菜を入れると爽やかです。
アレンジレシピ2:オーロラソース添え
家庭にある調味料を混ぜ合わせるだけ!
<材料>
- ケチャップ 大さじ1
- マヨネーズ 大さじ1
ケチャップとマヨネーズを混ぜます。簡単だけど美味しいソース。お好みでそれぞれの量の比率を変えてみてもいいでしょう。
アレンジレシピ3:バーベキューソース添え
しょうゆが隠し味になっています。コクがあるソース。
<材料>
- ケチャップ 大さじ1
- とんかつソース 大さじ1
- しょうゆ 小さじ1
- はちみつ 小さじ半分
材料を全部混ぜ合わせます。しょうゆの代わりに焼き肉のタレを加えるとピリ辛になります。
アレンジレシピ4:タルタルソース添え
スプーンですくってのせると豪華なチキンナゲットになります。
<材料>
- ゆで卵 半分
- 紫玉ねぎ 薄切り2枚
- マヨネーズ 大さじ1.5
薄切りの紫玉ねぎを10分水に浸しておきます。ゆで卵を荒くみじん切りにします。紫玉ねぎを軽く絞って水分をとり、みじん切りにします。
ゆで卵と玉ねぎを合わせてマヨネーズを加え、混ぜます。
紫玉ねぎがない場合は、普通の玉ねぎで。水に浸す時間は20分以上にしてください。
■業務スーパーのチキンナゲット気になる情報
これから業務スーパーのチキンナゲットを購入される方が気になる情報をお伝えします。Q:売ってない! 通販は?
冷凍の加工食品のコーナーにあります。売り切れの場合もあるかもしれませんが、筆者のよく行く店舗では、比較的すぐに入荷され棚に並んでいます。詳しくは店員さんにご確認されてみてください。Q:国産やブラジル産もある? 違う産地の商品と比較してどう?
ブラジル産チキンナゲット1kgは約540円(税抜/購入時価格)。見かけたことがありますが、大容量で持ち帰りも面倒な上に、冷凍庫の場所も確保しなければならないので、購入に至ったことはありません。さらに、国産鶏使用のナゲットもあります。トリゼン食鳥肉協同組合の「国産鶏肉使用 お徳用チキンナゲット」は500g375円。お値段は一番割高となります。
中国産チキンナゲットはコスパとサイズのバランスが良い商品だと言えます。
業務スーパーは冷凍唐揚げも美味しいですが、作る手間や油っこさを考えるとナゲットのほうがいいと感じています。
業務スーパーのチキンナゲットは、コスパ最高で味のクオリティも高い!
500g中国産のチキンナゲットの価格は188円。1kgのものよりコスパは下がりますが、500gでも十分の23個入り。1個約8円です。
オーブントースターにのせるだけでふわっと柔らかいチキンナゲットが出来上がります。ソースはつけなくてもおいしいくらいなので、付属品としてパッケージに入っていなくても困ることはありません。
【おすすめ度(五つ星中)】
- 美味しさ★★★★
- アレンジ度★★★★
- コスパ★★★★★
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