1枚で顔周りを明るく!「ÉPICE」のストール
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首周りにぬくもりを添える巻き物は、冬に欠かせないアイテムですが、冬に限らず通年で使えるストールは重宝します。鮮やかな色彩のストールならさっと巻くだけで着こなしにインパクトを乗せられるんだとか。
イチオシスト:宮田 理江
ランウェイ分析から着こなし術まで、ファッションの今を発信するファッションジャーナリスト。店長、バイヤー、プレスなどの現場キャリアを活かし、セミナーやイベントでも活躍。オフィシャルサイトfashion bible by Rie Miyataを運営。野菜ソムリエの資格取得。
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首周りにぬくもりを添えてくれるから、巻き物は冬に欠かせないアイテムです。マフラーやスヌードもいいのですが、ほとんど通年で使える点で、ストールは重宝します。
ガイドのイチオシのストールは、フランス発の「ÉPICE(エピス)」。デンマーク出身のデザイナー2人がパリで立ち上げたブランドです。
鮮やかな色彩と、カラーバリエーションの幅広さを持ち味にしているので、いろいろアレンジを組み立てられます。ブランド名の「エピス」は、フランス語で「スパイス」という意味。その名前の通り、装いに適度なスパイスを添えてくれます。
「ÉPICE」は ”顔周りのムードメーカー”
ストールは広げても畳んでも使え、巻き方のバリエーショのが豊かさがコーディネートを助けてくれます。
そして、華やかな色味を選べば、顔周りをパッと明るくしてくれます。顔に近いから、チークを差したかのように、顔色をポジティブに演出してくれるところもいいですね。
「ÉPICE(エピス)」は、インドに伝わるテキスタイル(織物)文化や職人技が生かされているから、ていねいな仕上がりは見惚れるほど。織り方と色・柄のバランスをきちんと意識しているので、巻いたときの見え具合がとてもきれい。”顔周りのムードメーカー”になってくれます。
手抜きに見えがちな装いのときにも、おしゃれストールなら、さらりと巻くだけで様になります。ストールでアート柄やあでやか色を迎えると、手持ちウェアにほどよい華やぎやインパクトを乗せられます。モチーフが均等ではないタイプを選べば、顔の左右で印象が異なるトレンドのアシンメトリー(不ぞろい)の着映えも簡単に完成します。
巻き方を工夫して、同じストールから、いくつもの表情を引き出せるのも、エスプリの効いたプリント柄に定評があるパリブランドならでは。垂らす長さ、首との距離などを変えたり、肩から掛けたり、腰に巻いたりと「着る」というアレンジも試せます。
トレンドに流されないから、納得のいくものを選んで
さまざまなシルエットがあり、流行に左右されやすい服とは違って、ストールはあまり形が変わらないアイテムです。トレンドに流されないという点で、ヴィンテージものも新品も問わず、納得のいくものを選ぶようにしています。
たとえば、今年使ったストールを数年寝かせておいて、また数年後に使うこともざら。逆に、そうしてタイミングを見計らって使うと、「それ、どこの?」と褒められることも多くなります。
最近はレトロ感やノスタルジー気分がおしゃれのテーマに浮上していますが、服では取り入れにくいムードもストールなら手軽に呼び込めるのもうれしいところ。もちろん、首に巻いたときの肌触りも気にしたいところですね。素敵なストールに出会って装いにスパイスを添えてみてください。
DATA
ÉPICE 青山
住所:東京都港区南青山 5-11-22
電話:03-6427-2385
営業:11:00~20:00
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