松澤亜海アナウンサー「毎日、挑戦の連続でした」10年続けた新体操、採用試験の秘話明かす
更新日:
イチオシスト:イチオシ編集部 旬ニュース担当
注目の旬ニュースを編集部員が発信!「イチオシ」は株式会社オールアバウトが株式会社NTTドコモと共同で開設したレコメンドサイト。毎日トレンド情報をお届けしています。
「テレ東プラス」では、2024年入社の神野裕(じんの ゆたか)アナウンサー、古旗笑佳(ふるはた えみか)アナウンサー、松澤亜海(まつざわ あみ)アナウンサーのバトン連載をお届け! 3人の素顔と初々しい魅力に迫ります。
今回は、「スポーツリアライブ~SPORTS&Real&Live~」(毎週月~木曜 夜11時55分/金曜 夜11時58分/土曜 夜10時30分/日曜 夜10時54分 ※松澤アナは月曜・土曜担当)や「Weekly女子ゴルフ」(毎週日曜 夜11時20分)に出演している松澤亜海アナウンサーにインタビュー。
アナウンサーになるまでの道のりや今後の目標について、話を聞きました。
【動画】松澤亜海アナウンサー出演「Weekly女子ゴルフ」
――笑顔が素敵で立ち姿も美しい松澤アナ。長年にわたって新体操をしていたそうですが、幼少期から何事にも積極的なタイプでしたか?
「はい、何でも自分から率先してやりたがる子どもでした。幼稚園の頃はダンスを習っていましたが、小学校に上がるタイミングで引っ越しをすることになり、引っ越し先でもダンスを習おうと新居の近くにあるスポーツセンターに見学に行ったんです。その時たまたま隣で新体操の練習をやっていて、リボンなどの華やかな動きに魅了され、“やってみたい!”と思いました。
新体操は小学校1年生から約10年間続けました。練習は週6日、夕方4時〜夜10時頃まで行っていたため、家族が毎日送迎してくれました。両親がたくさんサポートしてくれたおかげで新体操を続けることができたので、今も心から感謝しています」
▲新体操を10年間続けた松澤アナ
――「テレ東BIZ3周年感謝祭」でリボンの演技を披露したことも話題になりました。新体操を10年…試練も多かったのでは?
「キャプテンを務めていた時期は、精神的にも大変でした。チームのために厳しいことを言わなければならないのに、みんなに嫌われるのが怖くて、なかなか思いを伝えることができなかったんです。
でも恩師に、『本当の優しさとは、厳しいことも“言葉”にして伝えることだよ』とアドバイスされて、少しずつ自分の気持ちを伝えることができるようになりました。
体重制限も厳しく、それもかなり辛かったです。お盆とお正月に5日ずつお休みがあったのですが、その期間に体重が0.5㎏以上増えてはいけないという決まりがあったため、お餅は絶対に食べられませんし、体重測定の日は水分にも気をつけなければならなくて。
中学3年生の時、自分の中でずっと志してきた目標を達成できたこともあり、新体操を引退しました。高校ではダンス部に入り、厳しい食事制限からも解放され、やっと部活終わりに友達とピザを食べたり、タピオカを飲んだりする時間ができました。その結果、体重は一時10㎏近く増えてしまいましたが(笑)、楽しい思い出です」
――アナウンサーを目指したきっかけは?
「大学の学部を選ぶ時、初めて自分の将来に向き合い“アナウンサー”という選択肢が浮かびました。叔母が元アナウンサーだったので幼い頃から憧れはありましたが、『私なんかがなれるはずない』と思っていた職業でした。でも心のどこかで諦めきれず、自分の可能性を探るためにもマスコミュニケーション学科に進みました。
大学に入学してすぐ、新型コロナウイルスの影響でほとんどの時間を家の中で過ごす時期がありました。その時、ドキュメンタリー番組やオーディション番組など人に密着する番組にはまり、『一見華やかに見える世界でも、見えないところでこんなに努力している人がいるんだ』と驚いたんです。自分が本当に何をしたいのかをじっくり考えた結果、アナウンサーになりたいという思いが次第に強くなり、大学2年生の夏からアナウンススクールに通い始めました」
――こうして話していても、松澤アナは癒やし系といいますか、“優しく穏やかな空気に包まれている”という印象を受けます。アナウンススクールでは、テレビ局のアナウンサーという座を巡り、学生たちがしのぎを削るわけですが、松澤アナにとってどんな日々でしたか?
「私にとっては挑戦の連続でした。当時の私は声が幼稚で滑舌も悪かったので、まずは声を変えることを意識しました。面接では、どのように自分を表現するかを模索しました。
しかしアナウンサーの採用試験は難しく…不採用の連絡がくるたびにもう諦めようかと何度も考えました。
面接やカメラテスト本番になると緊張してしまい、事前に考えた文章を頭に浮かべてそのまま色を付けることなく読んでしまっていて。ある時、面接官の方から『演技を見せられているみたい』と言われてしまって、とても落ち込んだことを今でも覚えています。
そこで“どこがいけないのか”自己分析をし、自分らしさが出せていないことに気づいたんです。ありのままの自分で心を込めて話すように意識したところ、少しずつ結果が出始めました。テレビ東京は、面接の段階から人事の方も先輩方も温かいと感じていたので、『絶対に入社したい!』と思っていました。内定をいただけた時は、本当にうれしかったです」
――入社して約半年、ここまで振り返ってみていかがでしょう。
「この環境にいられることが本当に幸せで、恵まれていると感じます。アナウンス部の先輩やさまざまな部署の方がアドバイスをくださるので、とてもありがたいです。
私には『いつかオリンピックの現場に行きたい』という夢がありますが、先輩方の準備や現場での立ち振る舞いを見て、自分の意識が大きく変わりました。夢を簡単に口にできなくなってしまうほど、皆さんの努力や勉強量がすさまじかったんです。『自分の夢を堂々と言えるくらい努力しよう!』と改めて決意しました」
▲「アサヒ スマドリスペシャル 独占生中継 隅田川花火大会 2024」にて
――プライベートについても聞かせてください。休みの日はどう過ごしていますか?
「自然とドライブが好きなので、おいしい空気を吸うために車で海や山へ出かけます。 波の音を聞きながらぼーっとするのが最高のリラックス方法です。友達や家族と美味しいご飯やお酒を飲みながら、何も考えずにおしゃべりするのも大好きです」
――最後に、アナウンサーとしての目標を教えてください。
「スポーツ経験者として、アスリートの皆さんの心に寄り添えるようなアナウンサーになりたいです。選手の気持ちを理解するためには自分自身が経験することが大切だと思っていて、学生時代からさまざまなスポーツに挑戦してきました。
特に印象に残っているのがプロレスの体験。とても過酷な練習で、数時間の体験でも全身あざだらけ、重度の筋肉痛になりましたが、プロレスラーの方が『このきつい練習もお客さんが楽しんでくれると思えば頑張れる』とおっしゃった際に、その思いの強さに心が温かくなりました。
現在『Weekly女子ゴルフ』を担当しているので、最近はゴルフのレッスンにも通い始めました。始めたからには、しっかり取り組もうと思っています」
【松澤亜海アナウンサー プロフィール】
2001年4月12日生まれ。東京都出身。2024年、テレビ東京に入社。
「スポーツリアライブ~SPORTS&Real&Live~」(毎週月~木曜 夜11時55分/金曜 夜11時58分/土曜 夜10時30分/日曜 夜10時54分 ※松澤アナは月曜・土曜担当)や「Weekly女子ゴルフ」(毎週日曜 夜11時20分)などを担当している。
【松澤アナから見た神野アナ】
「神野アナは真面目で優しく、温かい。心がとてもきれいです。仕事に対して目指す基準が人よりも高く、目標を決めたらそこに向けてひたむきに努力する人。完璧主義で自分を追い詰めすぎないかなと少し心配なので、もしこの先辛いことがあった際には一人で抱え込まず、何でも話してほしいなと思います」
【松澤アナから見た古旗アナ】
「古旗アナは、学生時代に会社の役員を経験し、英語も堪能。彼女にこなせないことはないのではないかと思うほど完璧な女性なのに、明るく元気で人懐っこく、とても親しみやすい性格。相談や質問などに親身になって答えてくれるので、とても頼りにしています。表情豊かで、実は独り言が多いという一面も(笑)。それも含めて彼女の魅力で、いい影響をたくさんくれる大好きな同期です」
今回は、「スポーツリアライブ~SPORTS&Real&Live~」(毎週月~木曜 夜11時55分/金曜 夜11時58分/土曜 夜10時30分/日曜 夜10時54分 ※松澤アナは月曜・土曜担当)や「Weekly女子ゴルフ」(毎週日曜 夜11時20分)に出演している松澤亜海アナウンサーにインタビュー。
アナウンサーになるまでの道のりや今後の目標について、話を聞きました。
【動画】松澤亜海アナウンサー出演「Weekly女子ゴルフ」
アスリートの皆さんの心に寄り添えるようなアナウンサーになりたいです
――笑顔が素敵で立ち姿も美しい松澤アナ。長年にわたって新体操をしていたそうですが、幼少期から何事にも積極的なタイプでしたか?
「はい、何でも自分から率先してやりたがる子どもでした。幼稚園の頃はダンスを習っていましたが、小学校に上がるタイミングで引っ越しをすることになり、引っ越し先でもダンスを習おうと新居の近くにあるスポーツセンターに見学に行ったんです。その時たまたま隣で新体操の練習をやっていて、リボンなどの華やかな動きに魅了され、“やってみたい!”と思いました。
新体操は小学校1年生から約10年間続けました。練習は週6日、夕方4時〜夜10時頃まで行っていたため、家族が毎日送迎してくれました。両親がたくさんサポートしてくれたおかげで新体操を続けることができたので、今も心から感謝しています」
▲新体操を10年間続けた松澤アナ
――「テレ東BIZ3周年感謝祭」でリボンの演技を披露したことも話題になりました。新体操を10年…試練も多かったのでは?
「キャプテンを務めていた時期は、精神的にも大変でした。チームのために厳しいことを言わなければならないのに、みんなに嫌われるのが怖くて、なかなか思いを伝えることができなかったんです。
でも恩師に、『本当の優しさとは、厳しいことも“言葉”にして伝えることだよ』とアドバイスされて、少しずつ自分の気持ちを伝えることができるようになりました。
体重制限も厳しく、それもかなり辛かったです。お盆とお正月に5日ずつお休みがあったのですが、その期間に体重が0.5㎏以上増えてはいけないという決まりがあったため、お餅は絶対に食べられませんし、体重測定の日は水分にも気をつけなければならなくて。
中学3年生の時、自分の中でずっと志してきた目標を達成できたこともあり、新体操を引退しました。高校ではダンス部に入り、厳しい食事制限からも解放され、やっと部活終わりに友達とピザを食べたり、タピオカを飲んだりする時間ができました。その結果、体重は一時10㎏近く増えてしまいましたが(笑)、楽しい思い出です」
――アナウンサーを目指したきっかけは?
「大学の学部を選ぶ時、初めて自分の将来に向き合い“アナウンサー”という選択肢が浮かびました。叔母が元アナウンサーだったので幼い頃から憧れはありましたが、『私なんかがなれるはずない』と思っていた職業でした。でも心のどこかで諦めきれず、自分の可能性を探るためにもマスコミュニケーション学科に進みました。
大学に入学してすぐ、新型コロナウイルスの影響でほとんどの時間を家の中で過ごす時期がありました。その時、ドキュメンタリー番組やオーディション番組など人に密着する番組にはまり、『一見華やかに見える世界でも、見えないところでこんなに努力している人がいるんだ』と驚いたんです。自分が本当に何をしたいのかをじっくり考えた結果、アナウンサーになりたいという思いが次第に強くなり、大学2年生の夏からアナウンススクールに通い始めました」
――こうして話していても、松澤アナは癒やし系といいますか、“優しく穏やかな空気に包まれている”という印象を受けます。アナウンススクールでは、テレビ局のアナウンサーという座を巡り、学生たちがしのぎを削るわけですが、松澤アナにとってどんな日々でしたか?
「私にとっては挑戦の連続でした。当時の私は声が幼稚で滑舌も悪かったので、まずは声を変えることを意識しました。面接では、どのように自分を表現するかを模索しました。
しかしアナウンサーの採用試験は難しく…不採用の連絡がくるたびにもう諦めようかと何度も考えました。
面接やカメラテスト本番になると緊張してしまい、事前に考えた文章を頭に浮かべてそのまま色を付けることなく読んでしまっていて。ある時、面接官の方から『演技を見せられているみたい』と言われてしまって、とても落ち込んだことを今でも覚えています。
そこで“どこがいけないのか”自己分析をし、自分らしさが出せていないことに気づいたんです。ありのままの自分で心を込めて話すように意識したところ、少しずつ結果が出始めました。テレビ東京は、面接の段階から人事の方も先輩方も温かいと感じていたので、『絶対に入社したい!』と思っていました。内定をいただけた時は、本当にうれしかったです」
――入社して約半年、ここまで振り返ってみていかがでしょう。
「この環境にいられることが本当に幸せで、恵まれていると感じます。アナウンス部の先輩やさまざまな部署の方がアドバイスをくださるので、とてもありがたいです。
私には『いつかオリンピックの現場に行きたい』という夢がありますが、先輩方の準備や現場での立ち振る舞いを見て、自分の意識が大きく変わりました。夢を簡単に口にできなくなってしまうほど、皆さんの努力や勉強量がすさまじかったんです。『自分の夢を堂々と言えるくらい努力しよう!』と改めて決意しました」
▲「アサヒ スマドリスペシャル 独占生中継 隅田川花火大会 2024」にて
――プライベートについても聞かせてください。休みの日はどう過ごしていますか?
「自然とドライブが好きなので、おいしい空気を吸うために車で海や山へ出かけます。 波の音を聞きながらぼーっとするのが最高のリラックス方法です。友達や家族と美味しいご飯やお酒を飲みながら、何も考えずにおしゃべりするのも大好きです」
――最後に、アナウンサーとしての目標を教えてください。
「スポーツ経験者として、アスリートの皆さんの心に寄り添えるようなアナウンサーになりたいです。選手の気持ちを理解するためには自分自身が経験することが大切だと思っていて、学生時代からさまざまなスポーツに挑戦してきました。
特に印象に残っているのがプロレスの体験。とても過酷な練習で、数時間の体験でも全身あざだらけ、重度の筋肉痛になりましたが、プロレスラーの方が『このきつい練習もお客さんが楽しんでくれると思えば頑張れる』とおっしゃった際に、その思いの強さに心が温かくなりました。
現在『Weekly女子ゴルフ』を担当しているので、最近はゴルフのレッスンにも通い始めました。始めたからには、しっかり取り組もうと思っています」
【松澤亜海アナウンサー プロフィール】
2001年4月12日生まれ。東京都出身。2024年、テレビ東京に入社。
「スポーツリアライブ~SPORTS&Real&Live~」(毎週月~木曜 夜11時55分/金曜 夜11時58分/土曜 夜10時30分/日曜 夜10時54分 ※松澤アナは月曜・土曜担当)や「Weekly女子ゴルフ」(毎週日曜 夜11時20分)などを担当している。
【松澤アナから見た神野アナ】
「神野アナは真面目で優しく、温かい。心がとてもきれいです。仕事に対して目指す基準が人よりも高く、目標を決めたらそこに向けてひたむきに努力する人。完璧主義で自分を追い詰めすぎないかなと少し心配なので、もしこの先辛いことがあった際には一人で抱え込まず、何でも話してほしいなと思います」
【松澤アナから見た古旗アナ】
「古旗アナは、学生時代に会社の役員を経験し、英語も堪能。彼女にこなせないことはないのではないかと思うほど完璧な女性なのに、明るく元気で人懐っこく、とても親しみやすい性格。相談や質問などに親身になって答えてくれるので、とても頼りにしています。表情豊かで、実は独り言が多いという一面も(笑)。それも含めて彼女の魅力で、いい影響をたくさんくれる大好きな同期です」
記事提供元:テレ東プラス
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。