ガード下文化に憧れたYOUが聖地・有楽町でふらりとハシゴする店:YOUは何しに日本へ?
更新日:
イチオシスト:イチオシ編集部 旬ニュース担当
注目の旬ニュースを編集部員が発信!「イチオシ」は株式会社オールアバウトが株式会社NTTドコモと共同で開設したレコメンドサイト。毎日トレンド情報をお届けしています。
日本を訪れる外国人たちを、空港で勝手に出迎えアポなしインタビュー!そのまま密着取材を行う「YOUは何しに日本へ?」(月曜夜6時25分)。
今回のテーマは、「時代をハシゴする”究極のドキュメンタリー“を令和に放送するスペシャル~!」。ハシゴするYOUだらけの95分で、はたしてどんな面白YOUに出会えるのか?
【動画】ガード下文化に憧れたYOU&乗り継ぎ待ちの間、6時間半だけ東京へ
成田空港で声をかけたのは、アメリカから来たルーカスさん(33)。旅情報を調べたノートを確認しながら、新橋・有楽町・高円寺辺りのガード下で食べまくりたいと笑う。
アメリカにガード下文化はないので、「リアルな日本の文化を感じられると思った」と興味津々。いい匂いが漂う店にふらりと入って「食べて飲んでを繰り返すぜ」と鼻息も荒い。
面白そうなのでついて行きたいとお願いすると、快諾してもらえたので密着決定!
翌日、再会してまずやってきたのは、赤レンガ造りで風情のある有楽町ガード下。長身のルーカスさんは、こじんまりした店舗の数々を見て「俺のデカさで入れる店あるかな?」と心配しつつ、テンションは上がる一方。
【有楽町ガード下とは】
1910年(明治43年)に有楽町~新橋間に高架が完成した際、土地の有効利用のため、日本で初めてガード下に飲食店が開店。現在も約200店舗がズラリと軒を連ね、聖地として知られている。中でもハイカラなレンガ造りの一角は、日本最古のガード下として愛されている。
物色していると、いい匂いに引き寄せられ、立ち食い「よもだそば」の前で釘付けに。記念すべき1店舗目はそば屋さんに決定!
食券機で買ったのは、カレーそばとビール。よく冷えたコップにビールを注いで飲み干すと、「天国の味がする」とご満悦。そしてカレーそばの美味さに感激するあまり、たった4口で完食してしまった。
こちらの「よもだそば」は創業2007年、そばつゆに使用している本格的インドカレーに力を入れており、そば屋さんとして「ジャパニーズカレーアワード2022」を受賞した唯一の名店だ。
良いスタートを切ったと大満足のルーカスさんが次に寄ったのは、レトロな居酒屋「まんぷく食堂」。モバイルオーダーで即決した赤い「タコさんウィンナー」が運ばれると、「それにしてもカワイすぎる」と大笑いが止まらない。
続いて「ハムカツ」にも舌鼓を打ち、サワーを堪能していると、天井からガタゴトと電車の轟音が響く。そんな音にも、「ガード下のお店ならではって感じ」とご満悦のルーカスさん。なぜそこまでガード下に惹かれるのか?
車社会のアメリカで暮らしていると、帰宅時に運転しなくてはならないので、仕事終わりに職場近くで飲むことがなかった。そんなある日、ネットで日本のガード下グルメの記事を見つけ、ハッとしたそう。「俺は仕事終わりに同僚と飲むことに憧れた。ガード下なら憧れの雰囲気を味わえると思ったんだ」と話す。
創業28年の「まんぷく食堂」は、メロンクリームソーダやギトギトのナポリタンなど、昭和を感じるレトログルメが人気の店。
午後6時。3軒目となる「まつ惣」へ。こちらは創業26年、焼き鳥やもつ煮が自慢の、昔ながらの大衆居酒屋だ。ビールケースで組み立てられたテーブルも、ルーカスさんに刺さった様子。
オーダーは、「イカの丸焼き」。ショウガ醤油を注いでくれた店主の太田さんに、「塩加減が最高。ここに来た甲斐がありました」と喜びを伝えると、太田さんから髪型を褒められ、爆笑する。
「まつ惣」ではこれらをペロリ。午後6時を回ると、仕事終わりのビジネスマンで満杯の店が増えてきた。本番はここから! さあハシゴの4軒目は?
物色していると、小道にズラリと店舗が並ぶ「有楽町産直横丁」を発見。ここは全国各地の郷土料理が味わえるご当地酒場など、11軒の人気店がひしめく路地裏の名物エリアだ。
ルーカスさんの嗅覚アンテナに引っかかったのは、「貝の真寿」。ほぼ満席でにぎわっている店内に入り、「今治焼豚玉子飯」を堪能していると、隣席の会社員グループに話しかけられ団欒。するとそこへ流しのミュージシャンが現れ、リクエストされたスピッツの名曲を披露し、盛り上げてくれた。
ガード下らしいアフター5を体験し、「こういう飲みをしたかったんだ!」とひたすら感激するルーカスさん。
「貝の真寿」ではこれだけペロリ。1日で4軒ハシゴした結果、たくさんの昭和グルメと出会うことができた。
午後11時37分。「まだまだ行くぞ~」とはりきって入ったのは「鮎とラーメン うおがしや」。「日本人は飲んだ後にラーメンを食べるって聞いたんだ」ということで、最後はラーメンで〆ることに。しかし「終電に乗ろうと急ぐのが日本の文化でしょ」ということで、17分後の終電に慌てて乗るまでがルーカスさんのガード下の旅。
時間ギリギリながら、オーダーした「追いかつおラーメン」をフ~フ~とすすり、つゆまで完食。終電まで残り4分のところで店を出て、ギリギリ新橋駅に着いたところで密着終了。
「このガード下を超える経験は今後ないだろうね」と言い残し、終電に駆け込んだルーカスさん、また日本にハシゴしに来てね。
そして帰国したルーカスさんは、勤務していたレンタカー屋さんを辞め、学生時代の経験を生かして学生バスケットボールの審判に転職! おかげで仕事の後は、仲間とハシゴ酒を楽しめるようになったそうだ!
今回のテーマは、「時代をハシゴする”究極のドキュメンタリー“を令和に放送するスペシャル~!」。ハシゴするYOUだらけの95分で、はたしてどんな面白YOUに出会えるのか?
【動画】ガード下文化に憧れたYOU&乗り継ぎ待ちの間、6時間半だけ東京へ
成田空港で声をかけたのは、アメリカから来たルーカスさん(33)。旅情報を調べたノートを確認しながら、新橋・有楽町・高円寺辺りのガード下で食べまくりたいと笑う。
アメリカにガード下文化はないので、「リアルな日本の文化を感じられると思った」と興味津々。いい匂いが漂う店にふらりと入って「食べて飲んでを繰り返すぜ」と鼻息も荒い。
面白そうなのでついて行きたいとお願いすると、快諾してもらえたので密着決定!
翌日、再会してまずやってきたのは、赤レンガ造りで風情のある有楽町ガード下。長身のルーカスさんは、こじんまりした店舗の数々を見て「俺のデカさで入れる店あるかな?」と心配しつつ、テンションは上がる一方。
【有楽町ガード下とは】
1910年(明治43年)に有楽町~新橋間に高架が完成した際、土地の有効利用のため、日本で初めてガード下に飲食店が開店。現在も約200店舗がズラリと軒を連ね、聖地として知られている。中でもハイカラなレンガ造りの一角は、日本最古のガード下として愛されている。
物色していると、いい匂いに引き寄せられ、立ち食い「よもだそば」の前で釘付けに。記念すべき1店舗目はそば屋さんに決定!
食券機で買ったのは、カレーそばとビール。よく冷えたコップにビールを注いで飲み干すと、「天国の味がする」とご満悦。そしてカレーそばの美味さに感激するあまり、たった4口で完食してしまった。
こちらの「よもだそば」は創業2007年、そばつゆに使用している本格的インドカレーに力を入れており、そば屋さんとして「ジャパニーズカレーアワード2022」を受賞した唯一の名店だ。
良いスタートを切ったと大満足のルーカスさんが次に寄ったのは、レトロな居酒屋「まんぷく食堂」。モバイルオーダーで即決した赤い「タコさんウィンナー」が運ばれると、「それにしてもカワイすぎる」と大笑いが止まらない。
続いて「ハムカツ」にも舌鼓を打ち、サワーを堪能していると、天井からガタゴトと電車の轟音が響く。そんな音にも、「ガード下のお店ならではって感じ」とご満悦のルーカスさん。なぜそこまでガード下に惹かれるのか?
車社会のアメリカで暮らしていると、帰宅時に運転しなくてはならないので、仕事終わりに職場近くで飲むことがなかった。そんなある日、ネットで日本のガード下グルメの記事を見つけ、ハッとしたそう。「俺は仕事終わりに同僚と飲むことに憧れた。ガード下なら憧れの雰囲気を味わえると思ったんだ」と話す。
創業28年の「まんぷく食堂」は、メロンクリームソーダやギトギトのナポリタンなど、昭和を感じるレトログルメが人気の店。
午後6時。3軒目となる「まつ惣」へ。こちらは創業26年、焼き鳥やもつ煮が自慢の、昔ながらの大衆居酒屋だ。ビールケースで組み立てられたテーブルも、ルーカスさんに刺さった様子。
オーダーは、「イカの丸焼き」。ショウガ醤油を注いでくれた店主の太田さんに、「塩加減が最高。ここに来た甲斐がありました」と喜びを伝えると、太田さんから髪型を褒められ、爆笑する。
「まつ惣」ではこれらをペロリ。午後6時を回ると、仕事終わりのビジネスマンで満杯の店が増えてきた。本番はここから! さあハシゴの4軒目は?
物色していると、小道にズラリと店舗が並ぶ「有楽町産直横丁」を発見。ここは全国各地の郷土料理が味わえるご当地酒場など、11軒の人気店がひしめく路地裏の名物エリアだ。
ルーカスさんの嗅覚アンテナに引っかかったのは、「貝の真寿」。ほぼ満席でにぎわっている店内に入り、「今治焼豚玉子飯」を堪能していると、隣席の会社員グループに話しかけられ団欒。するとそこへ流しのミュージシャンが現れ、リクエストされたスピッツの名曲を披露し、盛り上げてくれた。
ガード下らしいアフター5を体験し、「こういう飲みをしたかったんだ!」とひたすら感激するルーカスさん。
「貝の真寿」ではこれだけペロリ。1日で4軒ハシゴした結果、たくさんの昭和グルメと出会うことができた。
午後11時37分。「まだまだ行くぞ~」とはりきって入ったのは「鮎とラーメン うおがしや」。「日本人は飲んだ後にラーメンを食べるって聞いたんだ」ということで、最後はラーメンで〆ることに。しかし「終電に乗ろうと急ぐのが日本の文化でしょ」ということで、17分後の終電に慌てて乗るまでがルーカスさんのガード下の旅。
時間ギリギリながら、オーダーした「追いかつおラーメン」をフ~フ~とすすり、つゆまで完食。終電まで残り4分のところで店を出て、ギリギリ新橋駅に着いたところで密着終了。
「このガード下を超える経験は今後ないだろうね」と言い残し、終電に駆け込んだルーカスさん、また日本にハシゴしに来てね。
そして帰国したルーカスさんは、勤務していたレンタカー屋さんを辞め、学生時代の経験を生かして学生バスケットボールの審判に転職! おかげで仕事の後は、仲間とハシゴ酒を楽しめるようになったそうだ!
記事提供元:テレ東プラス
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。