泥だらけの道端で5匹の捨て犬を保護、里親探しに尽力した男性(米)
アメリカ在住の男性が、所有するトラックを動画撮影するために訪れた場所で、捨てられた5匹の子犬を発見した。ハリケーンが近づいていたため、その場に子犬を残しておくことができなかった男性は、一旦自宅に連れて帰った。子犬たちを保護し、世話をする様子をTikTokに投稿すると話題となり、無事に5匹の里親を見つけることができた。動物専門ネットサイト『The Dodo』が伝えている。
TikTokユーザーで自動車愛好家のロバートさん(@ronosf)は9月中旬、トラックの動画を撮影するため、米ジョージア州の人里離れた場所に向かった。しかし、現地でその日の撮影テーマが突然変わった。ロバートさんが到着した泥だらけの道端に、5匹の子犬がぽつんといるのを見つけたからだ。ロバートさんは当時のことを、動物専門ネットサイト『The Dodo』にこう語った。
「最初は驚きましたが、近くに住む人が飼っている犬ではないかと思いました。しかし、その子犬たちの状態や大きさ、そして一番近い家からどれだけ離れているかを考えると、捨てられたのだと悟りました。」
ハリケーンの接近による悪天候が迫る中、ロバートさんは子犬たちをどうにかしなければと思い、家に連れて帰る決断をした。通常なら見知らぬロバートさんを警戒してもおかしくない状況だが、子犬たちはロバートさんの呼びかけに尻尾を振って走り寄った。子犬たちと出会ってから保護するまでの様子はTikTokで公開されており、ユーザーからは「助けてくれてありがとう」「良い人に出会えてよかった」「5匹を飼いたい」といったコメントが寄せられている。
ロバートさんの家に着いた子犬たちは、浴槽で洗ってもらい、ロバートさんが飼っている2匹の犬に対面した。そして、子犬たちは一つのケージに入りたがり、小さなスペースで仲良く眠っている様子も紹介されている。
ただしロバートさんは、これ以上ペットを飼うことが難しかった。そこで、自動車関連の内容を投稿しているTikTokを使って、子犬たちの里親探しに全力を尽くした。ロバートさんがとてもよく懐いている子犬を手放そうとしていることに、「あなたに夢中なあの子をどうか手元に残して!」という意見もあがったが、一日中世話ができるわけではないロバートさんは子犬たちの幸せを考えて、ガールフレンドのジェシー・レイさん(Jessi Rae)の助けを借りながら投稿を続けた。そして最終的に、すべての子犬たちに新しい家族が見つかったことをジェシーさんが報告した。
画像は『RONOSF TikTok「I can’t believe someone would just abandon these little babies out here.」「Replying to @Cameron update on the roadside puppies!」』より
(TechinsightJapan編集部 MM)
記事提供元:テックインサイト
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