Googleストリートビューで生まれ育った家を探索した女性、目にした光景に涙(米)
Googleマップの機能の一つである「Googleストリートビュー」。この機能を使ってアメリカのある女性が自分の生まれ育った家を探索していた際、画面に懐かしい光景が写り、その瞬間、胸がいっぱいになった。そこには、かつて飼っていた2匹の愛犬が写っていた。米ニュースメディア『Newsweek』などが伝えた。
米ミシガン州出身のアンナ・コストリーさん(Anna Costley、25)が今月17日、TikTokに2枚の画像を投稿し、多くの共感を集めた。アンナさんは、生まれ育った家をGoogleストリートビューで探索する投稿を見て、自分も試してみることにした。
アンナさんが生まれ育った家は昨年売却されたが、彼女はGoogleマップでかつての家を探し、ストリートビューで家の前を確認した。するとアンナさんは感極まってしまった。そこにはアンナさんが飼っていた2匹の犬、パグの“ルイ(Louis)”とテリアとパグのミックスの“ジョシー(Josie)”が写っていた。
ルイとジョシーは、走行中のストリートビュー撮影車をじっと見つめており、敷地内の私道に立ち尽くしていた。実はルイとジョシーはもうこの世におらず、ルイは2021年に、ジョシーは今年の初めに亡くなった。
アンナさんは、投稿で「泣いているよ」と書き込み、その気持ちに共感したユーザーからは次のような声が寄せられた。
「私のひいおばあちゃんも車椅子に乗って庭にいる姿がGoogle Earthに写っていました。」
「今年初めに亡くなった私の犬も、前庭で走り回っている姿がGoogle Earthにあったわ。とても懐かしかった。」
「私の母が実家の外を歩いている姿が写っていました。母は2017年に亡くなったので、私は時々Google Earthで会いにいくの。」
アンナさんは、米ニュースメディア『Newsweek』の取材で「犬たちの姿を目にして、とてもほろ苦い気分になったけど、懐かしさとともに幸せな気持ちになりました」と語り、次のように続けた。
「以前ここに住んでいた時、私は2匹が敷地内の私道で吠えているのを何度も見てきました。これほど恋しく感じる日が来るとは思いもしませんでした。」
また、アンナさんは、今回の投稿がそばにいる相手を大切に思うきっかけになることを願い、「愛する相手が亡くなると、どれほど会いたいと思っても、もう戻ってくることはありませんから」と話している。
画像は『ANNA TikTok「crying」』より
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)
記事提供元:テックインサイト
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