初優勝が近い!? 政田夢乃の最新セッティングを激写 「左に行かないクラブが絶対いい」
「マイナビ ネクストヒロインゴルフツアー」で活躍して、昨年見事女子プロテストに合格したルーキー政田夢乃。「NEC軽井沢72ゴルフ」で2位、「ニトリレディス」で8位に入るなど初優勝が期待させる活躍をみせている。そんな政田の独特なクラブ選びをお届けしたい。
ドライバーでは『パラダイム Ai SMOKE ◆◆◆』(10.5度)に『ディアマナ BF 50SR』を採用している。浅重心ヘッドで低スピン弾道で飛ぶヘッドを選んでいるが、どの点を気に入っているのだろうか?
「私は左へ飛んでいくのがあまり好きじゃないんです。このヘッドはハードで球がつかまりにくいので使っています。割と小型ヘッドが好きですね」
シャフトでも左へのミスを防げる『ディアマナ BF 50SR』をチョイス。「勝手にビュンとしなり戻ると困るので、このシャフトを使っています」と語る。
ドライバーもアイアンも現在の持ち球はストレートだという。状況によってはドロー、フェードを打ち分けているが、左へのミスを最も嫌う。それはアイアンでも同じだ。
アイアンは、『X フォージド』と『N.S.PRO 850GH S』を使用している。「アイアンもドライバーと同様にとりあえず左へ飛ぶミスが嫌なので、左へ行かないヘッドを選んでいます。顔はグースネックなどつかまり顔は好きではないです。小さいめの顔が好きなんです」
おそらく、ヘッドが小さく重心距離の短いモデルの方が、意図通りにフェースコントロールできるのだろう。「打感は弾くものよりも、フェースに球が乗っている感覚が好きですね」という通り、球を押し込んでラインを出すことを重視していると思われる。
最後に愛用している『オデッセイ AI-ONE ジェイルバード ミニ DB』パターを使用している理由を聞いてみた。
「パターはマレット型しか使ったことがなくて、ストレート軌道に振っているのかと聞かれますが、それは特に意識していないです。ただ、このモデルは白と黒のラインがタテに入っているので、真っすぐに構えやすいんです」
また、樹脂のフェース面に溝が刻まれている『AI-ONE ジェイルバード ミニ DB』の打感の柔らかさも気に入っている様子。「打感が硬いと距離感が合わないんです。なので、このモデルみたいに打感が柔らかい方が好きですね」。
ギア選びはそれほど細かいことは考えないと語る政田だが、シンプルなギアへの強いこだわりが見える。信頼するギアを駆使して初優勝をする姿が見られることを期待したい。
【政田夢乃のクラブセッティング】
1W:キャロウェイ パラダイム Ai SMOKE ◆◆◆(10.5度/ディアマナ BF 50SR)
3・5W:キャロウェイ パラダイム Ai SMOKE ◆◆◆(15・18度/ディアマナ BF 60SR)
4・5・6U:キャロウェイ マーべリック MAX(21・24・27度/フブキ AX h350 S)
6I~PW:キャロウェイ X フォージド(N.S.PRO 850GH S)
50・58度:キャロウェイ JAWS フォージド(N.S.PRO 950GH S)
PT:オデッセイ AI-ONE ジェイルバード ミニ DB
BALL:キャロウェイ クロムソフトX
※2024年9月撮影時のセッティング
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今秋はやさしくも顔がシャープな『セミアスリートアイアン』が人気となっている。関連記事【上田桃子は興味津々、山内日菜子は即チェンジ! 今秋発売の『セミアスリート』アイアンは名作ぞろい!?】を読めば、ピッタリモデルが分かる。
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