クーペにキャディバッグは積めるのか⁉ ホンダ「プレリュード」はゴルファーズカーとしてもイケてる
イチオシスト
青春時代の愛車だった人もいるだろう。また、知らない世代には新鮮に映るのが、復活したホンダのプレリュードだ。洗練されたクーペスタイルと最新のハイブリッドシステムの組み合わせは実に魅力的。その実力のほどを、無類のクルマ好き、ゴルフ好きとして知られる松任谷正隆さんが本音で語る!
編集部(以下、編):今日のクルマはこれです。ニュープレリュード。
松任谷(以下、松):今さら何言ってんの? とっくの昔に乗ったよ。
編:ちゃんと乗ってないでしょ?
松:サーキットでも乗ったし、山道でも乗りました。
編:街中は?
松:……。
編:ほら、そんなんじゃ乗ったうちに入りませんから。
松:なんだかなあ。乗ればいいってもんじゃないぜ。それに俺は充分に評価したのを知ってるだろ?
編:はいはい、日本カー・オブ・ザ・イヤーで10点を入れていましたね。
松:そうとも。街中でどんな感じかなんて乗らなくても分かります。
編:ふうん。昔僕に言ったことを覚えてますか?
松:覚えてないよ。
編:あのね、クルマは街中でこそいろいろなことが分かる。クルマが使われるのはどこだか分かってるのか……ってね。
松:そんなこと言ったかなあ。
編:言いましたよ。ボケたってダメですよ。
松:仕方ないなあ、じゃあ乗るか。
編:はいどうぞ。久しぶりでしょ?
松:そうだな。でもこの感じは体が覚えてるね。
編:どんな感じ?
松:ホンダらしいよね。
編:それじゃあ分かりません。
松:体にフィットしているって感じかな。ちょうどいい感じ。
編:松任谷さんはプレリュードエイジですよね?
松:昔の話をしてる?
編:してる。
松:残念ながら昔のプレリュードはあまり詳しくないんだよね。
編:ふうん。まあ、まるで違うクルマだとは思いますが、とりあえず走りましょう。
松:もう走ってるよ。
編:知ってますよ。だから街中の印象をどうぞ。
松:想像よりも乗り心地が良かったな。
編:ほら、やっぱり乗ってみないと分からないでしょ。
松:しっかりしているのにしなやかさがあるよね。これって今どきのスポーティーカーの潮流だからね。
編:では、今どきのスポーティーカーと違うのは?
松:なんだか試験を受けているみたいだな。いちいちうるさい。
編:はい、ちゃんと答えるの。
松:やはりクルマを着ている感じかな。大きさを感じさせないよね。
編:ちなみに隣は居心地いいです。
松:それは運転が上手いせいだ。
編:何言ってるんですか。ホンダのe:HEVは誰が乗っても上手く感じますよ。それよりもなんというか、近すぎず遠すぎず、ドライバーといいコミュニケーションが取れる感じですね。
松:別に、君といいコミュニケーションを取ろうとは思わないね。
編:僕もです。
松:街中でステアリングを切ると、意外に切れるんだよね。
編:サーキットではどうだったんですか?
松:いい感じだったよ。
編:松任谷さん、クイックなのは嫌いなんでしょ?
松:飛ばした時に神経質なクルマが嫌いなんだよ。これはサーキットでも懐が深かった記憶がある。
編:でもほら、知ってると思うけど、シビックタイプRの足とか使ってるから。
松:味付けがずいぶん違うんだよな。ずっとモダーンな感じがするよ。あとはホイールベースの短さのせいで、タイプRよりスポーツカーに感じることもあるぜ。
編:コンセプトは割り切っていますよね。
松:そうだな。はっきりしているよな。ふたり乗ってふたり分のゴルフバッグを積んで。
編:ちょっと遠回りして山道を走って。
松:そんでもってスタート時間に遅れて。
編:やばい。そうですよ。遅れちゃう。
松:誰だよ。下道を走れって言ったの。
編:制限速度内で飛ばしましょう。
松:意味分かんないんだよ。
HONDA PRELUDE
◆全長_全幅_全高:4520×1880×1355mm ◆車両重量:1460kg ◆エンジン形式:直4DOHC+モーター ◆総排気量:1993cc ◆エンジン最高出力:104kW(141ps)/6000rpm ◆エンジン最大トルク:182N・m(18.6kg-m)/4500rpm ◆モーター最高出力:135kW(184ps)/5000-6000rpm ◆モーター最大トルク:315N・m(32.1kg-m)/0-2000rpm ◆ミッション:CVT ◆WLTCモード燃費:23.6km/ℓ ◆定員:4人 ◆価格:617.98万円
文・松任谷正隆 写真・ALBA写真部
◇ ◇ ◇
走りの良さに驚愕!→関連記事で【街中カローラクロスで溢れるほどの人気! 乗ってみて分かったスポーツライン「GR」の別物感】を掲載中
<ゴルフ情報ALBA Net>
記事提供元:ゴルフ情報ALBA Net
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
