てんちむ、密着動画の取りやめを発表 撮影済み映像もお蔵入りに 演出チームと「大事にしている部分が違った」
21日、「てんちむ」(登録者数171万人)が、密着ドキュメンタリーの公開中止を報告しました。
てんちむ、密着動画の演出面について説明
てんちむは先月、チャンネルをリニューアルして以降は自身の密着動画を投稿。子どもとの生活や無期限復帰を決めたロクサンエンジェル(旧バーレスク東京)での裏側、プロデュースしていたナイトブラ「モテフィット」をめぐる裁判の経過などをつぶさに公開しています。
この動画の演出は、カリスマホスト・ROLANDに密着した『THE ROLAND SHOW』(同145万人)や、北新地クラブ・ランスの社長を追った『進撃のノア』(同81万人)といった夜の世界に生きる人々にカメラを向ける名演出家・ソンDのチームに委託しています。しかし16日公開の動画では「自分でそういう動画を作ってると思われている」と、同情を買うために自ら演出・プロデュースしていると一部誤解を与えていると言及。「ソンさんたちと一緒に密着をすべきなのかというのは…悩んでるというのが現状でもあります」と葛藤を明かしていました。
この日、てんちむは密着動画について「結論から言うと、一旦ソンさんチームとの密着を終了します」と報告。「動画を楽しみに待ってくれている方もいらっしゃったと思うので本当に申し訳ない」と陳謝します。ソンさんチームとの提携を中断し、密着動画の公開中止を決めた理由として彼女は、両者ともにこの密着は長期に渡るものと考えてはいたとしながら、「お互いが大事にしている部分が違った」と説明。さらにてんちむは、ソンさんチームは密着動画に関して“起承転結”を重視。現在は「起」の部分で、のちに回収される伏線も張り巡らせていたとしながら、「こういう結果にしてしまって申し訳ない」とも謝り、「お蔵入りという形にさせていただきました」と語ります。
ドキュメンタリーは続けたい
ただ一方、ドキュメンタリーのコンテンツは個人的には続けたいという、てんちむ。今回、密着してもらおうと思った目的として2つ挙げ、「私のためと、自分の影響力を良い形で使いたかった」と話しました。
「モテフィット」の販売会社から裁判を起こされ、請求されている損害賠償額が5億円にのぼる、てんちむ。これについて「私なら(5億を)返せる!」という理想の自分と、「今から頑張れますか?」と冷静に見ている自分が、常に対極で戦っていると言及。「密着をつけることによって、自分の足かせというか、責任にもなると思っている」と、人に見られることで原動力になると考えているようです。
また裁判の行方について、てんちむは、
(裁判結果を)受け入れてお金を返すのか、控訴するのか、自己破産するのか、差し押さえられるのか、本当に分かりません。ただどうなったとしても、私頑張るしかないんで。そう、頑張るしかないんです
と、自分に言い聞かせます。その上で、そんなもがき苦しむ自分のありのまま姿を見せたいと抱負を明かしていました。
記事提供元:YouTubeニュース | ユーチュラ
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。