全世界を官能という熱狂で包んだあの「エマニエル夫人」 新解釈で映画化
1974年に映画化され全世界で話題を呼んだ「エマニエル夫人」を、「あのこと」でヴェネチア国際映画祭金獅子賞を受賞した新鋭女性監督のオードレイ・ディヴァンが映画化した「EMMANUELLE(原題)」が、2025年1月10日より日本公開されることが決まった。
「EMMANUELLE」は、オードレイ・ディヴァンが監督がまったく新しい解釈で映画化した作品。「燃ゆる女の肖像」「TAR/ター」などのノエミ・メルランが主演し、ウィル・シャープ、ナオミ・ワッツらが共演する。
「EMMANUELLE」は、現地(スペイン)時間2024年9月20日に第72回サン・セバスティアン国際映画祭(SSIFF)でオープニングを飾り、オープニング上映前に行われた記者会見でオードレイ・ディヴァン監督は、「今作をリメイクとは考えていません。“エロティシズム”というのは何を隠し、何を見せるかということだと考えています。70年代最初に映画化された作品は、その枠を拡大しようとするものでした。そして、実際に拡大されたため、人々の記憶に強く残りました。私は、今回異なる試みをしました。あえて枠を設けてみたのです。観る者の想像力をかきたて、画面外の状況も利用して引きこめるのか。今はすべてを見たければ、インターネットやポルノがあります。そういう時代でも、エロティックな映画に人を引きこめるのか。それを考えて取り組みました」と語っている。
10月28日より開催される、第37回東京国際映画祭の「ガラ・セレクション」部門での上映も決定している。
【作品情報】
EMMANUELLE
2025年1月10日(金) TOHOシネマズ 日比谷他全国公開
配給:ギャガ
© 2024 CHANTELOUVE - RECTANGLE PRODUCTIONS – GOODFELLAS – PATHÉ FILMS
記事提供元:映画スクエア
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。