海外事業のさらなる拡大とグローバル人材育成を推進 旭化成ホームズ、英語力強化プログラム本格導入
イチオシスト
旭化成ホームズ(東京)は、建設業界向けグローバル人材育成事業のツクルロマン(東京)が提供する英語強化プログラム「オフィス留学」を、2026年度から本格導入することを発表した。「オフィス留学」は、海外住宅事業の実務を想定したテーマをもとに、英語での実践的なコミュニケーション力強化を目指す人材育成プログラム。同社はこれまで、同プログラムを一部のコース・受講者に限定して運用してきた。しかし、海外事業の拡大に伴い、4月から旭化成ホームズグループ全社員約6700人に対象を拡大することにしたという。
旭化成ホームズの海外住宅事業では、設計・施工・事業管理など多岐にわたる職種の社員が海外拠点の運営に携わっている。現地では、日常のコミュニケーションに加え、業績管理や施工進捗の共有、本社へのリポーティング、労務・総務対応など、事業運営に直結する幅広い業務を英語で行う必要がある。同プログラムを通し、こうした海外事業の実務遂行に必要な英語コミュニケーション力を体系的に強化していく。プログラムは、実際の海外事業の現場で発生するシーンを想定したケーススタディーを中心に構成されており、海外パートナーや現地スタッフとの協働の中で求められる“事業を確実に前進させる英語コミュニケーション力”を、ロールプレーなどを通じて身につけていく。
旭化成ホームズは、2024年度の売上9935億円のうち約2割強を海外事業が占め、北米・豪州を中心に事業を拡大してきた。海外事業の売上は2024年度には21年度比で約2倍となる 2930億円(海外人員約4500人)に成長。27年度には4000億円の達成を目指している。「オフィス留学」は2021年度から導入し、24年度には第4期生が修了。1年間にわたり、毎期約10~15人を対象に週4回(グループ・個人)のレッスンと自宅学習も含め、年間で1000時間英語学習に集中的に取り組む内容となっている。2021~24年度修了者44人に行った満足度アンケートでは、全体の90%が「満足」と回答。TOEICスコアは受講前と比較して平均130点アップし、800点以上の保持者は約37人に増加しているという。
また、受講者からは、「エリアや職種の異なる社内メンバーとの交流が生まれ、刺激を受けながら学習できた」「英語学習が楽しく、ポジティブに取り組めるようになり、継続する習慣が身についた」などの声が寄せられているという。一方で、「修了後も継続して受講できる環境がほしい」「スピーキングに特化したコースがあるとうれしい」といった声や要望も届いた。こうした声を受け、同社は、社員一人一人の習熟度に応じて最適な学習環境を提供するため、「TOEIC入門コース」「初級スピーキングコース」「上級スピーキングコース」の3つのコースを用意。より実務で活用できる英語力の定着を目指し、プログラムを発展させていくという。

記事提供元:オーヴォ(OvO)
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