申ジエは3日間ボギーなしも届かず 永久シード持ち越しも「では、すぐに」
イチオシスト
<アクサレディス 最終日◇29日◇UMKカントリークラブ(宮崎県)◇6539ヤード・パー72>
永久シードまであと1勝に迫る申ジエ(韓国)の悲願達成は、持ち越しとなった。1打差3位から出た最終日は3バーディ・ボギーなしの「69」。最後まで永峰咲希と優勝を争ったが、地元・宮崎出身の30歳に軍配が上がった。
永峰らとともに、最終組のひとつ前からティオフ。序盤は「いいグリーンで厳しいラインもあった。速さを合わせることを優先していた」と、バーディパットがカップに届かない場面も多かったが、8番パー5で3メートルのスライスラインを強気のパットで決めてバーディを奪った。さらに10番、12番でも伸ばし、単独首位で終盤に入った。
だが、永峰が15番から圧巻の3連続バーディ。1打リードを許して最終18番に入った。すると、永峰が先に8メートルのバーディパットを決めてガッツポーズ。ジエの結果を待たずして、勝敗が決まった。
初日「67」、2日目「69」、そして最終日「69」と3日間ボギーなしの完ぺきな内容だった。ボギーフリーで優勝を逃したのはツアー38例目、自身3度目。「ボギーなしの試合はひさしぶりだった。それくらいよく頑張った」と振り返り、「(永峰の18番は)打つ前から入りそうだった。やっぱり止まらないな、と。目の前でいい勝負ができました」と勝者を称えた。
2025年「ワールドレディスサロンパスカップ」で通算29勝目を挙げて、永久シードに王手をかけた。初日終了時には「いつかは(達成)すると思うけれど、やるなら早くしたい(笑)。自分のなかでも“どの試合で決まるか”と考えています」と話していた。
ただ、ジエが求めるのは“永久シード”ではなく“次の1勝”。「自分は頑張ったし、ミスもなかった。まずは目の前の一勝がほしい」。『30勝は近そう』という問いかけに不敵な笑みを浮かべ、「ではすぐに」と言い残して会場を去った。(文・笠井あかり)
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