恋愛にもビジネスにも通ずる「相手の出方を待つ」重要性とは?【孫氏の兵法】
更新日:
イチオシスト
ライター / 編集
イチオシ編集部 旬ニュース担当
注目の旬ニュースを編集部員が発信!「イチオシ」は株式会社オールアバウトが株式会社NTTドコモと共同で開設したレコメンドサイト。毎日トレンド情報をお届けしています。
恋愛にもビジネスにも通ずる「相手の出方を待つ」重要性
守備態勢のなかでこそ勝利の糸口が見えてくる
孫子は守備を重要と考えたが、そのヒントは古えの戦巧者たちから得たようだ。彼らは不敗の態勢を築いたうえで戦いに臨むのを常とした。敵軍に乱れが生じるまで攻勢に出るのは控え、ひとたび乱れが生じたと見れば一気に攻勢に転じる。これであれば〝必勝〞間違いなし。不敗の態勢を築くことは自分たちでできるが、敵軍の乱れはそうはいかず、ひたすら機を待つしかない。ゆえに守備のほうが重要というわけである。
さらにいえば、兵の数がほぼ同数の場合、守備に専念すれば戦力に余裕が生じ、やみくもに攻勢に出れば必ず隙すきが生じる。戦力が互角の場合の戦争は我慢比べ、先に痺しびれを切らしたほうが負けというのが、当時の兵法上では常識であったのである。
それでは、どちらもまったく動かず、膠着状態が続いたときはどうするか。そこは将軍や参謀など戦略家の知恵の発揮しどころで、乱れが生じたと見せかけ、敵軍の攻勢を誘うのが常套手段だった。守備に徹しながら、敵軍に軽挙妄動して突出する者があれば、すかさず退路を断ってこれを殲滅。
救援に駆けつける敵軍があれば、これも同じようにして仕留める。敵軍が慌てて守備隊形に戻ったところで、戦力バランスが崩れた後とあっては必ず綻びが生じる。そこをすかさず突け、というのが孫子の戦略だった。
出典:『眠れなくなるほど面白い 図解 孫氏の兵法』 監修:島崎晋
記事提供元:ラブすぽ
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
