清野菜名が綾瀬はるかの妹役 寛一郎、柊木陽太、角田晃広、野呂佳代、田中泯らも出演 「箱の中の羊」
イチオシスト
2026年5月29日より劇場公開される、是枝裕和が原案・監督・脚本・編集を務め、綾瀬はるかと大悟が出演する映画「箱の中の羊」のキャストが、新たに発表された。
音々(綾瀬はるか)の妹・小滝亜利寿役には、是枝監督作品には初参加となる清野菜名。健介(大悟)の経営する工務店タマケンの従業員・日高玄を、寛一郎が演じる。ほかに、ヒューマノイドの翔に接触する少年・今野詩季役を柊木陽太、音々に新居の建設を依頼する羽野夫婦の夫・潤一役を角田晃広、その妻・佳澄役を野呂佳代、甲本夫婦がRE birth社で出会うヒューマノイドを息子に迎えた母親役を星野真里、ヒューマノイドサービスを展開するRE birth社のエンジニア役を中島歩、音々の母である西村信代役を余貴美子、タマケンの熟練工の山縣昭男役を田中泯が演じる。
あわせて、新たに発表されたキャストも登場する新予告映像も公開された。
「箱の中の羊」は、そう遠くない未来を舞台とした作品。息子を亡くした建築士の甲本音々と、音々の夫で工務店の二代目社長・甲本健介の夫婦は、ヒューマノイドを息子として自宅に迎え入れる。再び家族としての時間が動き出しますが、やがて想像を超えた未来が一家を待ち受ける。現代社会やそこに生きる人々を鋭い視点と温かいまなざしで描いてきた是枝監督が、新たな“家族のかたち”を描く。主演は綾瀬はるかと千鳥の大悟。2人の息子・翔の姿をしたヒューマノイドを、200名以上のオーディションから選ばれた桒木里夢が務める。
清野菜名らのコメントも公開された。コメントは以下の通り。
【コメント】
■清野菜名(音々の妹・小滝亜利寿【こたき ありす】役)
「脚本を読んだ時、ヒューマノイドが家族に加わることでの葛藤や喜び。だけど埋められない寂しさもあるんだと、胸が締めつけられました。監督からは「セリフを言いきらなくても、やり取りを受けて先に進んでいい」とお話しいただき、自分は型にハマりすぎていたんだ。もっと自由でいいんだと気づかされました。是枝組の現場では、役者が常に動いていて、流れによってセリフも変わっていくこともあります。それはすごくリアルで、とにかく新鮮な感覚でした。」
■寛一郎(健介の経営する工務店タマケンの従業員・日高玄【ひだか げん】役)
「是枝組への参加は初めてですが、一観客として新作が作られることでも幸福なのに、自分も出演することができるなんて、「ご褒美」のような、毎日が楽しみな現場でした。
大悟さんは、実際お会いすると、とても色っぽくて。現場では「後ろ姿がいい」「背中がいい」と監督はじめ撮影スタッフの皆さんに言われていたのが印象に残っています。綾瀬さんは天然で不思議な雰囲気のある方ですが、すごく求心力がある方で。大悟さんと綾瀬さんの普段のやりとりが家族のような、そんな一瞬がありました。」
■柊木陽太(翔に接触する少年・今野詩季【こんのたくと】役)
「『怪物』に続いての是枝組の現場だったので、スタッフさんには懐かしい方も多く、変わらないあたたかい雰囲気に家に帰ってきたような気持ちになりました。前回は一番年下でしたが、今回は年下の子たちと一緒に撮影することも多く、お兄ちゃんとしてみんなを引っ張る気持ちで演じていました。みんな元気がよく、いつもくっついてくるので、ヒューマノイド役の白いメイクが衣裳につかないように「ちょっと待って」とやり取りしたのも楽しい思い出です。」
■角田晃広(音々に新居の建設を依頼する夫婦・羽野潤一【はのじゅんいち】役)
「変わらず、穏やかな中で皆さんがプロのお仕事をされている、という現場でした。
私は、家の建築を依頼する夫の役でしたが、色々な現場でご一緒している野呂さんとの夫婦役はいい意味で緊張感なく安心してできました。家づくりにおいては「女性は未来を、男性は過去を向く」という監督の言葉が印象的でした。」
■野呂佳代(潤一の妻・佳澄【かすみ】役)
「またご一緒できることがとても嬉しかったです。現場は、みんなが素直な気持ちでお芝居に向き合えているような不思議な空気があって、とても心地よい時間でした。AIなど現代の社会的なテーマが「是枝監督の映画になるとこういう世界になるんだな」と感じながら脚本を読みました。私と角田さんが出てきたシーンで「おっ」と思っていただけたら嬉しいです。」
■星野真里(ヒューマノイドを息子に迎えた母親役)
「久しぶりに是枝組に参加することができ、前回に続き今回も夢のような時間でした。撮影前には大きく感情を揺さぶられ、現場ではただ素直に存在させていただいた感覚です。脚本はとても難しく感じましたが、人生も同じように分からないことばかりだからこそ、ただ生きるしかないのだと感じました。息子役の惺奏さんの高いプロ意識にも大きな刺激を受け、学びの多い現場でした。」
■中島歩(RE birth社のエンジニア役)
「是枝監督作品への参加は「阿修羅のごとく」に続き二度目ですが、またしれっと参加させていただいていることがにわかに信じがたいです。俳優をはじめた時の自分に教えてあげたいです。人間をロボットのように、ロボットを人間のように見せるためにどうすればよいか、監督はじめみんなで思案しているのが興味深かったです。ちなみに僕の役は人間です。たぶん。」
■余貴美子(音々の母・西村信代【にしむら のぶよ】役)
「是枝裕和監督は隣のおじちゃまみたいに本当に優しい方。現場で「じゃあこれも」と急にセリフが増えた時には少しおたおたしましたが、常にみんなで相談しながらチームで映画を作っている感覚がありました。
ヒューマノイドを通して、人の死や存在について考える時間にもなりました。」
■田中泯(タマケンの熟練工:山縣昭男【やまがた あきお】役)
「台本を読ませていただいて、これはとても大切な映画だと確信し、「出たい!」と無理やり入っていって出していただいたような(笑)。本当に出演できて幸せでした。ありがとうございます。」
【作品情報】
箱の中の羊
2026年5月29日(金)TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー
配給:東宝・ギャガ
©2026フジテレビジョン・ギャガ・東宝・AOI Pro
記事提供元:映画スクエア
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
