飛ばないボール規制は2030年に先送り “2段階”から一斉導入へ転換
イチオシスト
R&A(全英ゴルフ協会)とUSGA(全米ゴルフ協会)は17日、「飛ばないボール」の規制について、2030年1月1日からゴルフ界全体で一斉に適用する単一日施行へ移行する案を提示した。
近年、用具の進化により飛距離が伸び続けている一方で、コースの長さ拡張には限界がある。こうした背景から、主にプロやエリートアマチュアを対象としたボール規制の必要性が議論され、R&AやUSGAで検討が進められてきた。この新たなボールが導入された場合、ロングヒッターで13~15ヤードの飛距離減少が見込まれ、男子ツアーで9~11ヤード、女子ツアーでは5~7ヤード程度の減少になると予測されている。
両団体は23年12月、飛ばないボールを28年からプロおよびエリートアマチュアに適用し、30年から一般アマチュアに拡大する方針を発表していたが、この2段階アプローチを見直して、30年から一律で採用することに。ことし1月に段階的な施行スケジュールの変更について意見を募集し、幅広い関係者からのフィードバックを踏まえて、今回の発表に至った。
ボールの製造に関しては、現行の標準総合距離(ODS)テスト条件に基づく適合申請について、従来のスケジュールを維持する方針。最終受付日は27年10月6日で、同年12月の「適合ゴルフボールリスト」に掲載されたモデルは、29年12月31日まで有効となる。一方で、新たなODSテスト条件に基づく飛ばないボールの適合申請は、ことし10月7日から開始される。
飛ばないボールを巡ってはトッププロの間でも賛否が分かれており、ローリー・マキロイ(北アイルランド)は賛同の立場を示す一方、ジャスティン・トーマス(米国)は反対の声を上げていた。
<ゴルフ情報ALBA Net>
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