原英莉花がデビュー2戦目で今季3つ目のイーグル奪取 日本勢トップで最終日へ
イチオシスト
<フォーティネット・ファウンダーズカップ 3日目◇21日◇シャロン・ハイツG&CC(カリフォルニア州)◇6542ヤード・パー72>
デビュー戦から2試合連続で予選通過を果たした原英莉花が、ムービングデーで順位を上げた。17位で迎えたこの日、1イーグル・5バーディ・2ボギーの「67」をマーク。日本勢トップのトータル9アンダー・5位タイで最終日に進んだ。
「前半は(ショットを)つけていても(パターが)入らないことがあったんですけど、イーグルが来てからアンダーで折り返して、なかなかいいラウンドだったんじゃないかなと思います」
1番からティオフして序盤はパーを並べたが、5番パー5でイーグルを先行。残り190ヤードから5番アイアンで放った一打は、「しっかりドローをかけられた」とグリーン奥にキャリーしたボールはピン方向へ戻り、1メートルにピタリとついた。「近くについてくれたので、プレッシャーなく打てました」と冷静に沈め、今季3つ目のイーグルを記録した。
後半は2つのボギーを喫しながらも、4つのバーディを重ねてスコアを伸ばした。一方で、ショットの内容には課題を残す。「ティショットで納得できたのは最終ホールくらい。思ったように振り切れない感覚が続いているので、あすに向けて調整が必要」と振り返った。
その要因として挙げたのが、傾斜のあるティイングエリアへの対応だ。「左足下がりのホールが多くて、どうしてもボールを右に置く癖がついてしまう。その影響でインパクトが詰まるような感覚になっているのかなと思います」。
フェードヒッターの原は、基本的にボール位置を左寄りに置く。中央に近づくほど、クラブが下りきる前に当たりやすくなる。さらに体の回転が追いつかず、手元が詰まりやすい。結果としてインパクトのスペースが失われ、振り抜きにくくなる。
とはいえ、ラウンド中にボール位置を大きく変えることにはリスクも伴う。「思い切って左に置けなかった部分もあるので、そこはしっかり練習したい」と、最終日に向けた修正ポイントを明確にした。
パッティングでは、ここまでの2日間はいずれも30パットを超えていたが、この日は29パットにまとめ、グリーン上での改善を見せた。
ただ、簡単ではないコンディションに変わりはなく、「上りのほうが難しくて、芝がケバケバしている感じ。しっかり打たないといけないんですけど、意外と(ラインが切れずに)スーッと行ったりもして、読みにくいところはありました」とカップを一周してから沈む場面も2度あった。
それでも、「比較的パッティングは良かったかなと思うので、そこは気合ですね」と表情は前向き。不安定なグリーンにアジャストしながら、スコアメークにつなげた。
「60台で回ること」が今季のテーマ。その軸は最終日に向けても変わらないが、「自信をつけて(目標を)“優勝”と言えるように頑張りたい」と笑顔を見せた。首位とは8打差あるが、ゴルフは何が起こるかわからない。課題と向き合いながらも、確かな手応えを胸に最終日へ向かう。(文・高木彩音)
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