焦がして生まれるアート「焼絵」 江戸時代に復活した技法を見る
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熱した鉄筆やこてなどを紙や絹に押し当てることで、絵や文字を描く「焼絵」。この希少な技法で描かれた作品を鑑賞できる「焼絵 茶色の珍事」が、東京の板橋区立美術館で4月12日(日)まで開かれている。
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熱した鉄筆やこてなどを紙や絹に押し当てることで、絵や文字を描く「焼絵」。この希少な技法で描かれた作品を鑑賞できる「焼絵 茶色の珍事」が、東京の板橋区立美術館で4月12日(日)まで開かれている。
展覧会では、水墨画さながらに線描から点描、濃淡といった表現が巧みになされた作品105点が並ぶ。文献上では平安末~鎌倉時代頃に「焼絵」の記述が確認できるというが、現存作例は江戸時代以降。焼絵が当時もまれな技法だったことは、江戸後期の歌文集に「いといと珍らかにこそ(非常に珍しいことである)」(村田春海『琴後集』「焼絵記」)という一文があることからもうかがい知れる。茶色を基調とした焼絵は、華やかとはいえないものの、味わうほどに滋味深い魅力を秘めている。
開館時間は9時30分~17時。入場は16時30分まで。休館日は月曜日。観覧料は一般900円、大学生600円、高校生以下無料。65歳以上・障がい者割引あり(要証明書)。

記事提供元:オーヴォ(OvO)
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