ダボの怒りで気合の『70』 渋野日向子「あしたがすげえ楽しみ」
イチオシスト
<ブルーベイLPGA 3日目◇7日◇ジャンレイク・ブルーベイGC(中国)◇6712ヤード・パー72>
イーブンパー・35位から出た渋野日向子がムービングデーで伸ばした。5バーディ・1ボギー・1ダブルボギーの「70」。連日のアンダーパーで、トータル2アンダー・25位タイと上位入りをうかがえる位置で最終日に向かう。
強風の中でティオフ。1番で3メートルの軽いフックラインを流し込んでおはようバーディとしたが、その後はチャンスを作りながらもスコアは停滞した。難度の高い10番でボギー。「体がちょっと疲れてきたなという感覚があった」と、グリーンを外すシーンは増えたが、アプローチでパーを拾っていった。
すると、14番パー5で3打目を1メートルにつけてバーディを奪う。15番では残り113ヤードから「風を利用して50度ウェッジでいい」という判断のもと振り抜くと、マウンドギリギリに落ちて80センチにピタリ。連続バーディで上昇ムードを漂わせた。
だが、その直後に訪れたのがまさかのダブルボギー。16番パー3。好感触を手に残したティショットは右に出て、風でさらに流された。ブッシュに入り、ラフに出した後の左足下がりのアプローチを寄せきれず、3オン2パット。「流れがすごく良かったので痛かった。ダボの怒りで気合いを入れました」。17番は54度ウェッジで2.5メートル、18番パー5は1メートルにつけて連続バーディフィニッシュ。『〇〇□〇〇』という怒とうの締めくくりだった。
痛恨のミスを悔やむ一方で、一日を振り返る言葉は明るい。「16番がなければ、すごくいいゴルフだったと思えるような内容。もっといけたな、とめちゃくちゃ思う。あしたがすげえ楽しみです」。
大胆な新スイングに取り組む中、それが結果として表れつつある。「めちゃくちゃ楽しみ。ミスの理由が自分でも把握できている感じ。ここを直せば多分大丈夫、みたいな感覚で次に進めているので、すごく前向きです」。渋野が“楽しみ”という言葉を口にするのは、いつ以来だろうか。後半には表情を緩める場面も多かった。
「スコアを出していかないといけない。しっかり攻めるところは攻めていけるように。あした爆発力を出して、上に行けるように頑張ります」と自らを鼓舞した。(文・笠井あかり)
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