『令和の虎』で100万円獲得の女子高生、特殊詐欺事件での逮捕と虚偽説明を認める 出資金は返金へ

イチオシスト
「令和の虎」(登録者数151万人)の学生版「令和の虎Youth」(同56万人)で100万円の出資を獲得した女子高校生をめぐる疑惑をめぐり、3月6日の動画に本人が出演。特殊詐欺事件での逮捕や番組内での虚偽説明を自ら認めました。番組側は出資を「ナッシング(不成立)」と判断し、すでに振り込まれていた80万円の全額返金を求めました。
医学部志望の女子高生に詐欺疑惑が浮上
華山田さんは昨年8月、千葉大学医学部合格を目指す志願者として令和の虎Youthに出演しました。病気の祖母のために医師になりたいという思いを語り、虎たちの心を動かして全額支援の“オール”を達成。吉村暢浩から80万円、伊澤航太郎から20万円の出資が決まりました。
しかし先月下旬、X上で華山田さんに関する告発投稿が相次いで拡散されます。知人への恐喝や未成年飲酒を示すとされるDMのスクリーンショット、番組で得た資金をブランド品購入に充てた疑惑、さらには特殊詐欺の「受け子」として逮捕されたとの情報が次々と表面化しました。番組に出演していた虎の伊澤やもりてつ、令和の虎主宰の林尚弘もSNS上でこの件に言及し、大きな波紋が広がりました。
3月3日には令和の虎Youthの主宰・ドラゴン細井が自身のチャンネルで動画を公開し、「絶対に許さん」「あんまり大人なめんじゃねえぞ」と厳しい姿勢を表明。番組の運営会社モノリスがすでに対応に動いていることも明かしていました。
本人が語った詐欺事件の経緯
こうした流れを受け、令和の虎Youthは3月6日、「大学受験版・志願者の華山田さんの疑惑について」と題した動画を公開。華山田さん本人に加え、番組に出演していた虎たちが登場し、一連の疑惑について本人に説明を求めました。なお、ドラゴン細井は参加していません。
まず問われたのは、仙台市での高齢女性を狙った特殊詐欺事件への関与です。華山田さんはこれを事実と認めた上で、その経緯を語りました。
高校1年生の頃に付き合っていた元交際相手の復縁を断ったところ、その元交際相手の知り合いである詐欺グループから接触を受けたといいます。「急に連絡来て、『住所とか全部知ってるよ』みたいな。『空いてるでしょ? 会社休んで1週間だけ仕事出てくんね?』って言われて」と当時の状況を振り返り、「危ないことじゃないよね? 捕まらないよね?」と確認した上で、「派遣社員みたいな感じだって教えられてた」と説明しました。しかし現地で直前に受け子の内容を告げられ、「飛べないなと思って」そのまま現行犯で逮捕されたとのことです。
これにもりてつは、仕事を紹介してきた元カレに「捕まらないよね?」と聞くのは不自然だと指摘。華山田さんは「元カレがそもそも捕まったことある人だったんですよ」と答え、不安があったため確認を取ったと説明しました。
事件の現在の状況については、2025年11月28日に審判で保護観察処分となり、被害者への示談金50万円を月5万円ずつ分割で支払っていると述べました。現在は不動産のテレアポの仕事をし、給料から示談金を返済しているとしています。
退学理由は「虚偽だった」と認める
番組内で語っていた高校の退学理由についても追及されました。華山田さんは出演時、金銭的な理由と通学距離の長さを退学の理由としていましたが、これが虚偽であったことを認めました。
実際には、人間関係で周囲と趣味が合わず、キャラクターを作って過ごしていたことへの限界に加え、未成年での喫煙や飲酒があり、停学処分を受けた後に自主退学していたと告白しました。番組内での「通学に20〜30分かかる」という説明についても、事実ではなかったことを認めました。
これを受け番組側は、退学理由の虚偽が番組出演の前提を崩すものだとして、出資を正式に「ナッシング(不成立)」にすると宣告しました。
出資金80万円の使途と返金
出資金の使い道についても厳しい質問が飛びました。本来の使用目的は参考書代や塾・予備校の費用、スタディサプリの利用料、大学の受験費用でしたが、華山田さんは参考書に約10万円を使った以外は、1日2000円ほどの食費や生活費に充てていたと明かしました。
100万円の出資金のうち80万円が振り込み済みで、華山田さんは結果として約65万円を目的外で使用していたことを認めました。番組側からは「本来使うって言ってた使い道と違う使い道をしちゃってるから、返金の必要があります」と告げられ、華山田さんも同意しました。
吉村は、融資方式で支援した志願者が毎月少しずつ返済している事例に触れ、数万円ずつの返済であればこれと変わらないと指摘。本来は一括返済が必要だとしたうえで、最初にまとまった額を支払うなどの「姿勢を見たい」と、誠意ある対応を求めました。華山田さんは「なるべく早く1年以内には返済させていただきたい」と答えました。
SNS乗っ取りの主張は平行線
一方、大炎上の発端となったSNS上のDM流出については、華山田さんは一貫して否定を続けました。
問題のアカウントは1年半前に親にスマホを没収されて以来使っていなかったもので、「ログアウトされましたって表示された」ことから第三者にパスワードを変更され乗っ取られたと主張。流出したDM内容については「自分は一切打ってないもの」であり、「犯人さんが打ったもの」だと説明しています。
また、別のアカウントからの流出についても「画像自体が捏造されている」との立場を崩さず、「自分のことをエリナちゃんとも言わない」と訴えます。
伊澤から、流出したDMの中には、出資金の未払い状況など本人とごく限られた関係者しか知り得ない情報が記載されていた点を指摘されると、華山田さんは信頼している友人7人のそのことを話したと説明。そのうちの1人が怪しいとして「証拠も出てきてる」と話します。
しかし、伊澤から「その人のせいで今回この事件になってるっていう感じなんですか?」と聞かれると、自身の生活態度などの問題を挙げ、「自分の責任が大きい」と答えました。
茂木哲也は「全部“黒”の中で、1個だけ“白”なんですって言われても人間ってやっぱなかなか信じづらい」「本当に白なんであれば自ら動いてね、開示請求なりしないと、世の中の人は全部嘘だと思っちゃう」との率直な意見を伝えました。
「死ぬほど反省してください」
動画の終盤では、華山田さんの今後についても話が及びました。華山田さんは「被害者さんとか吉村さんにお金を返済させていただいて、2年生から本格的に力を入れて勉強し直そうかなと思っています」と今後も医学部を目指す姿勢を示しました。
虎からは「悪い友達を切らないと、どんどん悪い道に行く」「今の不動産の仕事も誰がやってるのか慎重に見た方がいい」と、交友関係の見直しを強く求める声が上がりました。
華山田さんが逃げずに撮影に臨んだことについては「こうやって出てきてくれるだけでもすごい勇気」「普通絶対来ない」と一定の評価がなされた一方で、茂木は「一般的に見ると、ふざけんなよって話なんですよ」「大変なことをしたと思います」「死ぬほど反省してください。その上で前向いて頑張って生きてほしい」と厳しい言葉を送りました。
記事提供元:YouTubeニュース | ユーチュラ
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