【10分ほったらかしで燻製完成!?】固形燃料だけでOK。“火加減不要”の魔法ボックスがラクすぎた
イチオシスト
アイキャッチ、本文中画像:筆者
燻製=手間、という思い込みはもう古い?!

ファミキャンをはじめて約10年。キャンプをはじめたての頃、憧れたのが「燻製料理」。
一度にたくさん作れる直径約30cmの鍋やウッドチップを、当時張り切って購入した筆者。でも、大きな鍋を持ち運んだり、使用後にお手入れしたりするのが思っていたより面倒で、早々にタンスの肥やしになってしまいました。
燻製がラクになる鍋、発見!

燻製って手間がかかる。けど、「燻製料理はやっぱりおいしいんだよな~」と改めて考えていた矢先、何やらめちゃくちゃ便利な最新燻製アイテムがあるらしい、と耳にしました。
その名も「MAGIC BOX(マジックボックス)」。
魔法のようなネーミングに興味津々で、早速購入して使ってみたら……親子で楽しめるエンタメ要素も感じられ、面倒だと思い込んでいた燻製がものすご~くラクになって、これは買って大大大正解でした!
噂の「マジックボックス」はこんなアイテム

筆者が買ったのは、1万円以下で買える燻製器単体のもの。後ほど詳しくご紹介しますが、収納ケースやウッドチップなど一式セット販売もあります。
早速パッケージの箱を開けてみると、これらのアイテムが入っていました。セットしてみるとこんな感じ。

いわゆる燻製器の無骨なイメージとはちょっと違う佇まい。どこかキッチン家電のような雰囲気で、そのギャップがなんだか新鮮です。
MAGIC BOXADVANDER

SMOKY MAGIC COMBOADVANDER
持ち運びに便利な「コンパクト感」

本体のサイズは幅22cm×奥行き15cm×高さ7.5cmで、かなりコンパクト。

総重量の記載がなかったので計ってみたら1,450gでした。我が家で数回だけ使った大きな燻製鍋と比べると、驚くほど軽いです。何なら、普段使っている鍋やフライパンより軽いかも!
燻製状態が一目瞭然の「ガラス蓋」

燻製って、ちょうどいい頃合いに好みがあると思うんですよね。子どもは軽めの燻製、お酒のアテが欲しい大人はしっかり燻製……などなど。
その点マジックボックスは蓋がガラス製で、食材の状態がよく見えるのがポイント。失敗せずおいしい燻製を作れる安心感があります。

スモークされていく過程を眺めているだけで、なんだかワクワク。色がじわじわ変化していく様子が見えるので、「そろそろいい頃かな?」というタイミングもつかみやすいです!
「固形燃料」で火加減いらず

マジックボックスの燃料は、固形燃料です。旅館の夕食に出てくる小鍋料理で使われるような、小さくて丸い、青いアレです。

固形燃料のゴミ分別は地域によって異なります。よくご確認の上処理を!
火をつけたあとは、細かく火力を調整する必要は一切なし。ちょうどいい色付きになるまで放置でいいところがラクでいいな〜と!
これなら燻製初心者さんでも、安心して調理できますね。
短時間でできる「熱燻法」

マジックボックスは固形燃料で調理する「熱燻」タイプ
そもそも燻製には3つの調理方法があって、燻製時の温度ごとに大きく「熱燻」「温燻」「冷燻」 の3つに分類されます。
マジックボックスは、80度以上の状態で燻煙で蒸し焼きにしながら、食材に香りをまとわせる「熱燻法」。これは他の燻製方法に比べ、短時間で燻製料理が完成する手軽さが魅力の調理方法です。
でもほんとに短時間で、しかも火加減もせずにおいしい燻製が完成するのか……? できるとしたら、めっちゃラクでいいんですが……! というわけでさっそく、マジックボックスで燻製づくりに挑戦です。
マジックボックスの使いかた
用意するもの

- 【用意するもの】
- ・マジックボックス
- ・固形燃料 30g 1個
- ・お好みのウッドチップ1.5g(スプーン1杯分)
- ・お好みの食材
- ・鍋敷き
- ・着火ライター
今回は燻製食材の定番、ウインナー、厚切りベーコン、プロセスチーズ、ゆで卵を燻してみることに。
なお固形燃料は、公式で推奨されていた1つ30gのもの(燃焼時間は約18~26分)を使用しました。
【手順1】すべての道具、食材をセットする

まずは固形燃料、ウッドチップ、網をセットして、お好みの食材をのせていきます。
テーブルの素材によっては熱伝導が少し気になるので、念のため鍋敷きの上で使用するのがおすすめです。

一連のセットを終えて蓋をしたら、あとはライターで固形燃料に火をつけるだけ。
ビニールで覆われた燃料がアルミ箔に入っているのですが、ビニールは剥がさずそのままセットして着火します。

燻製器自体がとてもコンパクトなので、ウッドチップが少量で済むのがいい!
ここまで、すご~く手軽に準備できました。
【手順2】着火して放置(約10分)

今回の燻製時間は約10~15分を目安にしました。ガラス蓋から食材の様子を観察しつつ、お好みの燻し具合に調整しましょう。
約10分で食材の色が変わり、キャンプらしい燻製の香りが漂ってきましたよ。

のんべえとしては、完成前の燻香だけで食べる前からもう飲めちゃいます!(笑)
それと、ガラス蓋から見える食材の色変化も本当に楽しくて、大人でもワクワクしました! これはマジックボックスだからこその楽しみかたですね。

固形燃料を火消しで覆うと火が消えます
着火してから約10分、これくらいがちょうどいいかな? というタイミングで付属の「火消し」を使って火を消しました。
【手順3】好みの色づきになったら、完成です

ガラス蓋を開けると、燻製ならではのいい香りがふわぁ~っと広がりました。
食材の色が随分と変わったのがわかりますね。

今回筆者は、しっかりめの香り……というレビューが多いさくらのウッドチップ(ネットで別購入)を使用したので、期待通り強めの燻香に包まれました。
約10分でリッチなおつまみの完成です!
スモークチップス ミニ さくらSOTO

肝心のお味はいかに…?

プロセスチーズはとろっとした食感に燻香りをまとって、極上のチーズに変身しました。お店で出てくるメニューみたく、大満足の味わい。燻製好きにはたまりません。ビールはモチロン、ウイスキーにも合いますよ。
網に溶けたチーズがちょっと付いちゃいましたが、まったく問題なし(後述しますがスルッと落とせました)。

市販のゆで卵もほんの10分燻製するだけであめ色に変身し、ちょっとリッチなおつまみメニューになりました。おいしすぎて、思い出すだけでもヨダレが出そう……子どもたちも「この卵、めちゃくちゃうまい~」 「チーズもっと焼いて~」とお代わり攻撃でした。
お酒がすすむ〜

マジックボックスで作る燻製料理、本当に簡単でした! とにかく火加減を調整しなくていいので、初めてでも失敗しにくいと体感。
燻製料理って、調理過程も含めておもしろいな~としみじみ思った筆者でした。
使って気づいた「ここもよかった」2つ
1|風の影響を受けにくい

カセットコンロを使った燻製方法もありますが、キャンプでは風の影響を受けやすいのが玉に瑕……。
その点、マジックボックスは火元を覆う構造なので、風向きに注意すれば風の影響はほぼゼロです。今回は風をまったく気にすることなく調理できましたよ。
2|コンパクトだからお手入れがラク

右は、筆者が持っていた直径約30cmの大型燻製鍋
溶けたチーズが網についてしまいましたが、爪楊枝やスポンジで汚れはスルッと落とせました。
筆者手持ちの燻製鍋と比べると本当にコンパクトなので、準備や使用後のお手入れがラク過ぎて感動……。
今までは「燻製=気合を入れて作る料理」でしたが、マジックボックスなら気合不要ですね。作るのも片付けも気軽にできるところが、すごくいいなと感じました!
ウッドチップを変える楽しみも

今回はさくらのウッドチップを使いましたが、燻製料理はウッドチップの種類によって食材の風味も異なってくるので、食材ごとに合うものを探すなど、色々と試してみると楽しいですよ。

出典:advander
なお公式サイトでは、ウッドチップのセット販売(5種類セット)も販売されていましたよ。
使い切りやすいミニサイズのセットは嬉しいですね。色んな香りを楽しみたい方は、こちらも要チェック。
しいて気になったところは…

全体的に満足度の高いマジックボックス。大きな問題はないものの、「ここがちょっと惜しい…」と思ったところも。
煙はちょっと漏れる
煙の漏れ具合も気になっていた筆者。結果としては、蓋と本体のわずかな隙間から煙がちょっと出ます。
というのも、煙が漏れない構造だと空気が循環しないため、あえて煙が少し漏れるようなつくりになっているのだとか。
モクモクと大量の煙が出るわけではありませんが、屋内で使用する際は、換気扇を回して窓を少し開けるなど、換気の良い状態で使用するのがおすすめ。庭やベランダで使う場合も、においや煙が流れる方向には配慮するのがよさそうです。
ガラス蓋の持ち運びに気を遣う

マジックボックス一番のポイントである透明のガラス蓋。中身が見える楽しさが得られる一方で、キャンプだと運搬時に割れないかちょっと心配。
専用ケースが別売りであるものの、そこそこのお値段なので……筆者は蓋をタオルでぐるぐる巻きにしてから、購入時の箱に入れて持ち運ぼうと思っています。

出典:advander 本体+5種類のウッドチップ+収納ケース付きのフルセットもあります
「収納ケース考えるの面倒だな」「複数のウッドチップを揃えておきたい」という人は最初からセット品を買うのもひとつの手です。
SMOKY MAGIC COMBOADVANDER
毎回持っていきたいアイテムになった!

ちょっとだけ燻製料理を食べたいんだよな~、いつものチーズやウインナーをちゃちゃっと燻してつまみたい……そんなときにさっと作れちゃうのがとにかく最高だったアドバンダーの「マジックボックス」。
使い勝手の良いコンパクトなサイズ感なので、キャンプはもちろん、自宅でも手軽に燻製料理を取り入れられます。べランピングメニューとしても活躍しそう。

マジックボックスの箱に記載されていたメッセージ。我が子もファミキャンの風景を思い出してくれるといいな…
2児の母としては、箱に書かれていた「20年後も思い出せる感動を」というメッセージにグッとくるものがありました……(涙)
「燻製料理を手軽に楽しみたい」 という方はもちろんのこと、「子どもたちの記憶に残るキャンプごはんを作りたい」というキャンパーさんにも、これは声を大にしておすすめしたい……!
自宅でも使いやすく、「この香りはキャンプ気分になれる!」 と夫や子どもたちからも大好評。我が家ではキャンプには絶対に持っていきたいアイテムになりました。
子どもの成長と共にキャンプに行く回数が減ったとしても、大切なファミキャンの記憶がマジックボックス調理ですぐに蘇る……そんな神アイテムになる予感大。みなさんも是非チェックしてみては?
MAGIC BOXADVANDER

SMOKY MAGIC COMBOADVANDER
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記事提供元:CAMP HACK
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