
冬のツーリング・ドライブには、澄んだ空気が生む雪景色&温泉という最高の組み合わせがある。白く染まった山々や渓谷を走り抜け、湯けむり立つ名湯へと向かう道のりは、季節限定の特別な体験だ。走りの爽快感と冬ならではの静けさ、そして名湯に浸かる至福の時間がそろったルートを厳選して紹介する。
1.【埼玉/山梨】雁坂峠/国道140号線
秩父と塩山を結ぶ観光ロード
埼玉・秩父と山梨・塩山を結ぶ国道140号「雁坂峠」は、山深い谷間から長大な雁坂トンネル(有料:普通車740円/軽自動車・125㏄超590円/125㏄以下70円)を抜けると景色が一変する絶景ルート。沿道には大滝温泉やみとみなど温泉地が点在し、雪景色を眺めながら湯に浸かるプランがオススメ。
奥秩父の渓谷美や大自然の中に架かるループ橋など、冬ならではの静けさと迫力ある景観が続き、雪景色と温泉を組み合わせたツーリング・ドライブに最適なルートとなっている。
DATA
総延長:約20km
アクセス:
・山梨側/中央自動車道・勝沼IC~塩山フルーツライン~国道140号
・埼玉側/圏央道入間IC~国道463号~国道299号~国道140号
※国道299号から奥武蔵グリーンラインで尾根沿いルートあり。
冬季閉鎖:なし
2.【兵庫/京都】但馬コースタルロード
断崖絶壁から漁村まで様々な顔を見られるシーサイドロード
山陰の海岸線を走りながら奇岩や断崖が連続するダイナミックな景観を楽しめるルート。西から東へ進むと海と岩肌が織りなす迫力ある眺望が続き、七坂八峠展望台やハサカリ岩など特徴的な地形が点在する。道中には城崎温泉があり、海沿いの絶景を満喫したあと、気軽に立ち寄ることができる。
竹野海岸や浦富海岸など白砂の海岸線も見どころで、冬には荒々しい日本海が独特の表情を見せる。展望所や駐車スペースも多いので、冬の絶景と温泉を組み合わせたツーリング・ドライブを満喫できるルートだ。
DATA
総延長:約37km
アクセス:
・北近畿豊岡自動車道・但馬空港IC~国道312号~県道3号~城崎温泉
・山陰近畿自動車道・浦富IC~国道178号~東浜IC
冬季閉鎖:なし
錦江湾や桜島を望む雄大な景色が続く快走ルート。標高の高い区間では冬に霧や薄い雪化粧が見られることもあり、南国のイメージとは異なる静かな冬景色が楽しめる。沿線には展望台が多く、錦江湾越しに桜島を望む眺望は圧巻。
走りやすい完全2車線の道が続き、初心者でも安心して景観を堪能できる。周辺には指宿名物の砂むし温泉があるので、その独特な入浴(?)方法をぜひ体験してほしい。南九州ならではの雄大な眺めと温泉文化が重なり、冬の旅情に味わい深さを添えてくれるルートだ。
DATA
総延長:約36.8km
アクセス:
・熊本から:九州自動車道 鹿児島IC~谷山IC
※有料区間/谷山IC~頴娃(えい)IC:100円(現金のみ)
冬季閉鎖:なし
どんなバイクにも合うスタイリッシュなボックス&バッグ類に注目!
絶景ルートを走り、道の駅でひと息つき、ライダースカフェでコーヒーを飲む。そんな“寄り道込み”のツーリングを快適にするカギは、実は積載にある。
レインウェアや防寒着、カメラ、小物類……持っていきたい荷物は増えるのに、見た目はスマートにまとめたい。ライダーなら誰しもが一度はそう思うはずだ。
そこで頼りになるのが、トップケースや防水バッグといった「旅の積載ギア」。次のツーリングをもっと身軽に、もっと自由にしてくれる選択肢として、FURCHTLOS(フルヒトロス)を紹介したい。
フルヒトロスとは?──“機能美”で旅を支える、ボックス&バッグの新鋭ブランド
FURCHTLOS(フルヒトロス)は、バイク用リアバッグを中心に、先進的なモーターサイクルアクセサリーを開発・販売するグローバルブランドである。創業は2022年と若いが、RANGERアルミケースシリーズが2023年、SHIELDプラスチックケースシリーズが2024年に、ドイツのデザイン賞「レッドドット賞」を受賞するなど、品質とデザイン性で注目度を高めている。ブランド名の「FURCHTLOS」はドイツ語で「恐れ知らず」を意味し、“限界を超える体験”を生むためにテクノロジーとエンジニアリングに挑戦し続ける姿勢を掲げる。
フルヒトロスのケース&バッグは何がある?──用途で選べる4シリーズ
フルヒトロスは、ハードケース(トップケース)とソフトバッグを複数シリーズで展開している。ツーリングでの使い方に合わせて、ざっくり把握しておくと選びやすい。
ハードケース(トップケース)
RANGER:軽量アルミトップケース(50L)
航空用アルミニウムと高強度ポリマーを組み合わせた50Lトップケースをラインアップ。モジュラーヘルメット1個に対応し、セキュリティロックや最大荷重10kgなど、旅用途の基本を押さえる。
SHIELD:軽量プラスチックトップケース(48L/35L)
48Lの「SHIELD L」はフルフェイス2個に対応。35Lの「SHIELD S」はモジュラーヘルメット1個に対応し、どちらもセキュリティロック/最大荷重10kgといった実用装備を備える。
ソフトバッグ(防水系を中心に展開)
EVEREST:ロールバッグ/ダッフル/サイドバッグなど“積んで走る”系
ロールバッグ(36L)、ダッフルバッグ(50L)、サイドバッグ(34L×2)に加え、バックパック(26L)やエンジンガードバッグ(6L)まで揃う。多くがIP66表記で、ツーリング〜キャンプの「濡らしたくない荷物」に強い構成だ。
LEGACY:クラシック系にも似合うシートバッグ/タンクバッグ/サドルバッグ
シートバッグやタンクバッグ(8L・IPX5表記)、サドルバッグ(16L/12L)を展開。日帰り〜1泊の“ちょい旅”で、見た目を崩さず積載を増やしたいときにハマる。
あわせて読みたい
路面凍結&冬季通行止めを回避せよ! 冬景色を楽しむ絶景ルート3選【モトメガネ編集部厳選】
冬のツーリング・ドライブのルート選びで重要になる「路面凍結」と「冬季通行止め」問題。今回は、潮風を遮る内陸の地形や、標高が低く温暖な日差しが届く快走路など、…