第二次世界大戦時にも最も活躍した最上級の諜報活動とは?【孫氏の兵法】
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イチオシスト
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第二次世界大戦時にも最も活躍した最上級の諜報活動とは?
相手にニセの情報を信じ込ませる
もし敵のスパイを見つけたら処罰するのではなく、利益を提示することで寝返らせ、反間=二重スパイとして利用すべきである。二重スパイを使えば、敵情が手に取るようにわかる。彼を手づるにして現地協力者を得ることもできる。そうなれば、味方のスパイ網を縦横に駆使して、敵にニセの情報を信じ込ませることも難しくなく、戦う前から優位に立てる。
敵国の情報が筒抜けとなれば、憂いがなくなるのだから、二重スパイには手厚い報酬を約束し、実際に報いてやらねばならない。ここで出し惜しみすれば、すべてが破綻する。二重スパイは敵国の事情だけでなく、自国の事情にも通じており、彼が敵にすべてを告げれば、立場が逆転してしまうからだ。
現代社会に二重スパイは存在するのだろうか。産業スパイにかんしては、表沙汰になった例を寡聞にして知らない。ないはずはないと思うのだが、企業の体面を慮おもんぱかって、内々の処理で済ませているのだろう。
それよりも、現代社会で深刻なのはむしろニセの情報(フェイク)の氾濫である。本格的なIT社会の到来とともに情報の絶対量が増えたのにもかかわらず、われわれは真偽の判断力が追いつかず、フェイクに惑わされがちである。何事に対しても慎重であった孫子の知恵を、常に心に留めておきたいものだ。
出典:『眠れなくなるほど面白い 図解 孫氏の兵法』 監修:島崎晋
記事提供元:ラブすぽ
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