オイルランタンの金字塔。「フュアーハンドランタン」魅力から使い方まで丸わかり特集!
イチオシスト
アイキャッチ画像出典:Instagram by@nwap.camp
100年以上愛される「フュアーハンドランタン」の魅力

現在でも残る現行品が「ベイビースペシャル276」。長い歴史を持つフュアーハンドのなかで、今も手に取ることができる定番モデルとして、多くのキャンパーに選ばれています。
丸みのあるクラシックなフォルムは、まさにレトロな見た目でキャンプの雰囲気を上げるのにぴったり。テント横に置くだけでサイト全体に温かみが生まれ、夜の時間がより特別なものに感じられます。
魅力①ポンピング不要!初心者でも扱いやすい

フュアーハンドの「ベイビースペシャル276」は、いわゆるオイルランタンに分類されます。ガソリンランタンのようにポンピングしてタンク内に圧力をかける必要がなく、燃料を入れて芯に染み込ませ、着火するだけというシンプルな構造です。
ガソリンランタンは、燃料を気化させるために加圧やプレヒート(予熱)が必要で、取り扱いには多少の慣れが求められます。一方、オイルランタンは芯が燃料を吸い上げ、その先端に火を灯す仕組み。複雑な機構がないためトラブルも少なく、扱い方も直感的です。
火力はガソリンランタンほど強くありませんが、その分やわらかい光が特徴。キャンプの雰囲気を楽しみたい方や、初めてランタンを使う方にとっても扱いやすいランタンといえます。
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魅力②軍も採用する別名「ストームランタン」。嵐のなかでも大丈夫

フュアーハンドの「ベイビースペシャル276」は、別名「ストームランタン」とも呼ばれています。風雨のなかでも安定して燃焼する構造を持ち、かつては軍でも採用されてきた実績があります。
本体は風を受け流す形状に設計され、炎の周囲はガラスホヤでしっかり保護。さらに、内部には効率よく空気を循環させる仕組みがあり、強風下でも炎が消えにくいのが特徴です。キャンプ場で急に天候が崩れたときでも、頼れる存在になります。
燃焼時間の長さも大きな魅力です。満タン(約340ml)でおよそ20時間以上点灯し続けるため、一晩のキャンプで途中給油をする必要はほとんどありません。明るさを抑えめにすれば、さらに長時間の使用も可能。悪天候にも長時間にも対応できる、タフなランタンです。
魅力③100年変わらない頑丈デザイン。今も貫く“ドイツ産”

フュアーハンドの「ベイビースペシャル276」は、100年以上にわたり基本構造を大きく変えていないモデルです。無駄のない設計と実用性を重視したフォルムは、長い歴史のなかで磨かれてきた完成形といえます。
本体には耐久性の高いスチールを採用し、亜鉛メッキやパウダーコーティングによってサビにも配慮。アウトドアでの使用を前提としたつくりで、多少ハードな環境でも安心して使える頑丈さがあります。使い込むほどに塗装の風合いが変わり、自分だけの表情になっていくのも魅力の1つです。
そして現在もドイツ産を貫いている点も見逃せません。伝統あるドイツ国内工場で製造され、品質管理を徹底。大量生産品とは異なる、確かなものづくりの背景が感じられます。
魅力④豊富すぎるカラバリ!自分のサイトに合ったものが見つかる

フュアーハンド「ベイビースペシャル276」は、定番のジンクやブロンズだけでなく、ビビッドなカラーや落ち着いたアースカラーまで幅広いカラーバリエーションを展開しています。無骨なミリタリーテイストからナチュラル系、北欧風のサイトまで、スタイルに合わせて選べるのが大きな魅力です。
テントやチェア、テーブルの色味とリンクさせれば、サイト全体に統一感が生まれます。あえて差し色として使い、アクセントにするのも1つの楽しみ方。
機能だけでなく見た目にもこだわりたいキャンパーにとって、選ぶ時間そのものが楽しくなる存在です。
ベイビースペシャル276フュアーハンド
おすすめポイント
●タンク一体型の堅牢なスチールボディ
●約20時間以上燃焼する大容量オイルタンク
●風に強いハリケーン構造で安定した明るさ
▼フュアーハンド「ベイビースペシャル276」を紹介している記事はこちら
関連記事:【使用レビュー】フュアーハンド「ベイビースペシャル276」を実際に使った評価は?
あると便利!フュアーハンドランタンのオプション

フュアーハンドの「ベイビースペシャル276」は、本体だけでなくオプションの豊富さも魅力です。公式のアクセサリーが用意されているのはもちろん、他メーカーからも対応パーツやカスタムアイテムが数多く展開されています。
おすすめポイント
●ベイビースペシャル276専用設計の交換用ホヤ
●耐熱ガラス製で安定した灯りを確保
●破損時のリペアやカスタムにも対応
おすすめポイント
●ベイビースペシャル276専用設計の純正リフレクター
●上方向への光を反射し、下方を明るく照らす構造
●取り付けるだけで手元の明るさを向上
おすすめポイント
●ベイビースペシャル276専用サイズの交換用ウィック
●安定した炎を保つコットン製芯
●5本入りで定期メンテナンスにも便利
おすすめポイント
●ベイビースペシャル276専用サイズの収納ケース
●持ち運びや保管時の衝撃から本体を保護
●ハンドル付きで移動もしやすい設計

おすすめポイント
●フュアーハンド276などに対応した交換用ランタンシェード
●光を下方向へ集め、テーブル周りを明るく照らす設計
●サイトの雰囲気を変えられるカスタムパーツ

おすすめポイント
●鎚目デザインを施したグレー仕様のランタングローブ
●フュアーハンド276やデイツに対応するサイズ設計
●光をやわらかく拡散し、落ち着いた雰囲気を演出

おすすめポイント
●さまざまなランタンに対応する収納ケース
●パッド入りで衝撃や傷から本体をしっかり保護
●ハンドル付きで持ち運びやすい設計
おすすめポイント
●ミドルサイズのランタンに対応する収納ケース
●厚手素材&内装クッションで衝撃から本体を保護
●ハンドル&ショルダーベルト付きで携行性にも優れる
おすすめポイント
●地面に差し込みとクランプ固定の2通りで使える汎用スタンド
●高さ調整可能で様々なレイアウトに対応
●軽量で持ち運びやすいシンプル構造
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フュアーハンドランタンの燃料は?

フュアーハンドの「ベイビースペシャル276」は非加圧式のオイルランタン。使用する燃料は、灯油(ケロシン)またはパラフィンオイルが一般的です。どちらも芯に染み込ませて燃焼させる仕組みですが、性質や扱いやすさに違いがあります。
灯油はコストを抑えられるのがメリットで、長時間使用するキャンプにも向いています。一方、パラフィンオイルはにおいやすすが少なく、初心者やファミリーキャンプでも扱いやすい燃料です。
雰囲気を楽しむならどちらでも問題ありませんが、手軽さ重視ならパラフィンオイル、コスパ重視なら灯油という選び方がわかりやすいでしょう。
スターケロシン 1Lスターフューエル
おすすめポイント
●高純度に精製された1Lサイズのケロシン燃料
●ススや臭いを抑え、安定した燃焼をサポート
●ランタンやストーブなど幅広い器具に対応
スターパラフィンオイル 2Lスターフューエル
おすすめポイント
●高純度パラフィンを使用した2L大容量タイプ
●揮発しにくく扱いやすいランタン用燃料
●透明度が高く、ガラスホヤを汚しにくい仕様
オイルランタンの使い方・コツ・メンテナンス

ここからは、以下の項目ごとにオイルランタンの使い方のポイントを解説していきます。
オイルランタンの使い方のポイント
点け方
オイルランタンを使用するうえで注意しなくてはならないのが一酸化炭素中毒。原則として室内やテント内で使用するのは避け、屋外で使用してください。
非加圧式は、基本的に芯に火をつけるだけでOK! 手間がかからず簡単に点けられるので、初心者でも安心です。
非加圧式の代表的なモデルであるフュアーハンドの「ベイビースペシャル276」を例に、具体的な手順を説明します。燃料はスター商事「スターパラフィンオイル」を使用しました。

まず、着火する前に燃料を入れて10分ほど時間を置き、芯に燃料を染み込ませます。

芯を出したら、レバーを下ろしてホヤを持ち上げます。

隙間から芯に着火します。

点火したら、レバーを上げてホヤを戻します。

ツマミをひねって火加減を調整したら点火完了です。
消し方
点け方がわかったところで、オイルランタンの消し方も紹介します。
非加圧式の場合は、芯を下げることで消火を行います。芯の下げ方は、ツマミを反時計回りにひねるだけ。

芯を下げても火が点いていることがあるため、使い終わったあとはしっかりと火が消えたことを確認してください。なお、消火の際に芯を下げすぎると芯がタンク内に落ちてしまう場合があるので注意しましょう。
このときに下向きにしたグリップホイールも戻しておきましょう。
芯交換
非加圧式のオイルランタンは、使っていくにつれて芯が燃えていくため、短くなったら交換する必要があります。芯を交換する手順は簡単なので、「ベイビースペシャル276」を使って解説します。

まず、ランタンの上部を引っ張りホヤを倒します。結構な固さがありますが、強く引っ張ってホヤを割らないように注意しましょう。

火力を調節するツマミを注油口側に回し、芯とバーナー部分を取り外します。

ツマミをそのまま引き上げると、芯も一緒に取り外すことができます。芯はオイルを吸っているためテーブルにそのまま置かず、キッチンペーパーなどの上に置くようにしましょう。

火力調節ハンドルを半時計回りに回して、バーナーから芯を取り外します。

芯を取りつける前に、先端を台形にカットします。そのままでも使うことができますが、カットしたほうが芯をバーナーに入れやすく、点灯したあとの炎の形もきれいになります。

芯をバーナーに取りつけます。先端をバーナーの下側に入れたら、火力調節ハンドルを時計回りに回し、芯が1cmほど出るようにします。

芯の下側をタンク内に入れて、バーナーを取りつけます。開けたときとは逆方向の反時計回りでバーナーを固定しましょう。

芯の交換が終わったら、ランタンの上部を引っ張りながらホヤを下に戻して芯交換完了です。なお、芯を交換したあとに初めて使用する際は、燃料を入れてから30分ほど時間を置いて、芯にしっかりと燃料を染み込ませてから点けるようにしましょう。

芯の焦げた部分が多くなると、炎が丸くなり明るさが弱くなります。芯がたくさん残っている場合は、黒くなった部分を切ってあげると明るさが復活します。
メンテナンス

オイルランタンを使ううえで煤掃除は必須! 煤がホヤに溜まると黒くなってしまい、せっかくのランタンが暗くなってしまいます。手順はいたって簡単で、はじめにランタンの上部を引っ張りホヤを倒します。

布やキッチンペーパーなどでホヤの内部を拭き取ります。ホヤの煤掃除は基本的にこれだけ。

また、使用後は燃料を入れっぱなしにせず、抜いてから保管するようにしましょう。
燃料がたくさん残っている場合は、給油口から直接容器に戻すこともできますが、残りが少なかったり、直接では戻しきれなかったりした場合は、灯油用スポイトなどを使うときれいに抜き取ることができます。
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