居酒屋のバイト先でやりがいを見出し始めた赤楚衛二“大河”、エリートの兄に「誰にだってできる仕事」と一蹴される<キンパとおにぎり>
イチオシスト
(C)「キンパとおにぎり」製作委員会大河(赤楚衛二)は、友人が連れてきた作本(三浦誠己)と出会う
赤楚衛二演じる居酒屋のアルバイト・長谷大河と、カン・ヘウォン演じる韓国人留学生のパク・リンの、国境を越えた恋を描くピュア・ラブストーリー、ドラマプレミア23「キンパとおにぎり~恋するふたりは似ていてちがう~」(毎週月曜夜11:06-11:55、テレ東系)がLemino(ネットもテレ東)で期間限定広告付き無料見逃し配信中。第4話では、大河の学生時代の挫折や、うまくいかない兄との関係が描かれた。そして、大河の今後に関わることになりそうな人物も新たに登場した。(以下、ネタバレを含みます)
本作は、日本人男子と韓国女子が、文化や価値観の違いにとまどいながらも惹かれ合い、やがて自分自身を見つめ直して前を向いていく姿を描くピュア・ラブストーリー。
兄からの電話
ついに結ばれ、幸せいっぱいでリンの誕生日を過ごした2人。大河は、満たされた想いを胸に、新たなメニュー開発に精を出した。そんな中、兄の正樹(田島亮)から電話が…。父の13回忌のためにお盆に長野の実家へ帰って来い、との連絡だった。
家族の期待に応えられず、後ろめたさを感じている大河
大河は高校時代、陸上部で活躍し、大学に推薦入学をした。代表選手を目指して練習後も毎日自主トレに励んでいたが、上には上がいた。地元では優秀でも全国レベルでは平凡な成績…。結局、監督に「食堂を手伝ってくれ」と言われ、挫折したのだった。大河は、好きな気持ちや努力では越えられない実力の壁を思い知った。
家族の期待に応えられず、後ろめたさを感じていた大河は、実家を避けていた。だが、父の13回忌では戻らないわけにはいかない。しかし、久々の実家では、集まった親戚たちは正樹ばかりを相手にし、大河の居場所はなかった…。
(C)「キンパとおにぎり」製作委員会久々に避けていた実家に帰った大河だったが…
弟の頑張りを認めない兄
親戚が帰った後、正樹はこれからどうするのか、と将来について尋ねた。正樹は一流大学を卒業して一流企業に就職。先日は課長に昇進…とエリート人生を歩んでいる。大河はそんな兄に大きなコンプレックスがあった。
大河は、「田の実」で頼りにされていることを伝えたが、兄は「バイトがオマエだけで、頼るしかないだけ」と鼻で笑い、「そんなの誰だってできる仕事。勘違いするな」と、弟の頑張りを認めなかった…。
正樹とのやりとりを大河から聞いたリンは、「お兄さんは間違ってる!」と怒り、「店や店主のシゲさん(吹越満)にとって、大河はメチャクチャ必要な人」と力説した。リンは、大河の料理の腕はもちろん、メニューの説明が丁寧なことや常に笑顔で接客していることを褒め、それを毎日、当たり前のように続けられるのはすごいことだと、彼を元気づけた。
そして、「時間をかけて繰り返すより強いことはない。今の修業は無意味じゃない」との彼女の言葉に力をもらい、大河は兄に自分の決意を伝えようと決めた。
(C)「キンパとおにぎり」製作委員会リン(カン・へウォン)は、「大河の修業は無意味じゃない」と励ます
大河の答えに兄は落胆…
大河は、正樹に今はバイトで、“誰にでもできること”かも知れないが、それを突き詰めれば、いつかは“自分にだけできること”になるのではないか…。だから、今は料理を続けてみたいと、想いを告げた。
それを聞いた兄は、「またダメになったら、どうするんだ?」と尋ねる。予想もしていなかった問いに戸惑っている大河に「最後までやり遂げる覚悟はできているのか?」と、さらに問う。大河の答えは「分からない」だった…。兄は、大河に「学生時代から何も変わっていない」と落胆。「中途半端な気持ちでダラダラ続けても時間のムダ」と、弟の“ハンパな”決心を認めてはくれなかった。
(C)「キンパとおにぎり」製作委員会兄・正樹(田島亮)は、大河の頑張りを認めてくれない…
大河の父代わりのシゲさん
東京に戻った大河は、シゲさんに兄とも母ともしっかり向き合えなかったことを打ち明けた。シゲさんは「27にもなって、成し遂げたことも身につけたことも何もない。本当に情けない」と自虐する大河を、翌朝の市場での仕入れに同行させた。シゲさんは、父親のいない大河にとって父代わりの存在だ。
活気溢れる市場の様子に圧倒されている大河に、シゲさんは、自分は高校中退で、生活のために料理の道に入り、何となく続けて今に至っている…と語り始める。「人も物も変わる」と言ったシゲさんは、大河に「本当に自分は何も持っていないと思うのか?」と、あらためて尋ねた。大河は、しばらく考えていたが、力強く首を横に振るのだった。
(C)「キンパとおにぎり」製作委員会大河は、シゲさん(吹越満)の不在中、「田の実」を任される
「田の実」を任された大河の運命的な出会い
そんな中、シゲさんが家庭の事情で2、3日「田の実」に出られなくなり、大河に店を任せることにした。彼が1人で店を切り盛りしていると、陸上部時代の友人が、作本(三浦誠己)という人物を連れて来店した。
友人いわく「食に相当見識がある」という作本は、大河の料理の腕前を褒めた。そして、自分なりに工夫しながら新しいメニューを作っている大河に、「選手を退いた後も着実に別の道に進んでいるのは素晴らしい。皆が皆できることじゃない」と言い、「頑張ってください」とねぎらった。
兄には「誰にでもできる」「時間のムダ」と言われたが、こうして自分の頑張りを認めてくれる人がいた…大河は胸がいっぱいになりながら、礼を言った。
帰り際、作本は大河に名刺を渡し、「企業でアスリートの栄養プランと食事管理を担当している」と告げた。「では、また…」と帰っていく作本と名刺を見つめる大河…。この出会いは、大河の将来に大きく関わりそうな予感だ。
【制作・編集:WEBザテレビジョン編集部】
記事提供元:Lemino ニュース
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