女子プロに学ぶ池絡みのホール攻略法! 避けようとせず「あえて池を向く」逆転の発想とは?
イチオシスト
池攻略の基本は安全なサイド狙い。しかし、どうしても池に入る人は「あえて池を向く」逆転の発想が効果を発揮することも? 池が多く戦略性の高いG7カントリー倶楽部が練習拠点の吉川桃プロに池の攻略法を聞いた。
「大事なのは“池を避けようとは考えず打つ目標だけに集中すること”です。さらに中途半端もいけません。例えば、右が池なのにフェアウェイの真ん中を狙うのは攻め方が明確ではありません。左サイドに打つのが原則で、ラフに入ってもオーケーと考えるべきです」
確かに左サイドに運べば安全だ。しかし、左を向くと普段より酷いスライスが出て池に入る……なんて人も多い。
「池と反対側を向いてアドレスすると、常に池ポチャになる人は、開き直って池方向にアドレスするのも手です。荒療治ですが試す価値はあると思います。例えば、右に池がある時に左を向いてアドレスすると“引っ掛けたら大変かも”と不安が芽生えたりします。それがフックを防ぎたい気持ちを生み、スライスにつながることも。反対に池方向にアドレスして打つと“絶対に入れたくない”という気持ちが出てフック軌道になり、左サイドにボールを運べたり。効果は人によるのですがスイングはメンタル面が大きく影響するため、このような結果になることがあります」
池攻略の最大の鍵はメンタルコントロール。苦手な人はプロ直伝の対策で克服しよう!
浮島グリーンで周囲には風を遮るものがなく、直接吹き込む。そのためスコアメイクには風を読む力が求められる。さらにグリーンの左右手前にバンカーがあり、難易度を高めている。突っ込み過ぎると奥にはグラスバンカーもあるため注意。
【POINT1】
ピン位置に関係なく常にセンター狙い
グリーンの周囲が池の場合、リスクを考えて常にセンターを狙う。例えピンが端に切ってあってもデッドに攻めるのはNG。
【POINT2】
風の向きや強さを慎重にチェック
浮島グリーンは風の向きや強さが変わりやすい。そのため池の水面の波立ちやピンフラッグの動きなど、複数個所を見て風を読む。
【POINT3】
飛距離に余裕がある番手を基準にする
8割のスイングでグリーンに届く番手を選ぶ。それを基準に向かい風は1~2番手大きく、追い風は1番手小さくが目安。
グリーンまでフェアウェイの右サイドに池が続くホール。ティショットは左サイド狙いでラフに入ってもOKと考える。距離的にはパーオンも可能だが池がリスキーなため、刻む戦略がスコアメイクにつながる。
【POINT1】
ティショットはフェアウェイの真ん中を右サイドと考えてマネジメント
右に池がある時はフェアウェイの真ん中から左側部分だけを見る。打つ際はフェアウェイの左サイドとラフの境目辺りを目標にして、左ラフに入っても良いと考える。
【POINT2】
2打目はパーオンを狙わず左サイドに刻む
刻む際のポイントは、次を打ちやすくすること。可能な限りグリーンの近くまでボールを運ぶのではなく、3打目が自分の得意な距離になる場所へ打つ。
【POINT3】
3打目は得意クラブでグリーン左サイドを狙う
得意なクラブでも無理は禁物。グリーンのセンターや右サイドにピンがあるとデッドに狙いたくなるが、ミスショットした時に池ポチャになりやすい。
右ドッグレッグで右サイドに池が続く。そのためティショットから、すべて左サイドへボールを運ぶのが攻略のポイント。グリーンも傾斜が強く、大小複雑なアンジュレーションがあり非常に難しいホールだ。
【POINT1】
池超えの2オンや3オン狙いはリスクが高い
ドッグレッグで池超えのショートカットを狙うのは危険。失敗すると大叩きになるため、スコアメイクを優先する際はレイアップが正解。
【POINT2】
グリーンが難しい場合は最初から寄せワン狙い
グリーンの傾斜やアンジュレーションが強い状況で、ピンから遠い位置に乗せると3パット以上の可能性が高くなる。そのため無理にグリーンを狙わずアプロ―チで勝負するのも手。
【解説】
吉川 桃
2017年にプロテストに合格。2019年には、ステップアップツアーの『ラシンクリシュリュ RKB』で優勝。今年はレギュラーツアーへの出場権を得て開幕戦から参戦予定。G7カントリー倶楽部はホームグラウンドで日頃からの練習拠点。
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