ベルリン映画祭出品「花緑青が明ける日に」、萩原利久&古川琴音のアフレコメイキング映像公開
イチオシスト
日本画を軸にメディアを横断して創作を行なってきた四宮義俊が、自身のオリジナル脚本をもとに、初の長編アニメーション監督作として送り出す「花緑青が明ける日に」が、3月6日(金)より全国公開される。ボイスキャスト初挑戦となった萩原利久と古川琴音のアフレコ現場およびインタビューを収めた映像が到着した。
声だけの芝居の難しさに直面した萩原と古川だが、「掛け合いになった途端、全然違った」(萩原)、「実際に隣に萩原さんがいて、呼吸を合わせられたということが楽しかった」(古川)と、二人だから生み出せた表現の充実ぶりを語る。
四宮監督は萩原について「声に透明感があるし、セリフが少ないキャラクターでありながらスッと心に入ってくる落ち着いた感じがあって、少年のようなあどけなさも表現できるのではないか」との思いから起用に至ったと明かす。古川については「(演じる)カオルは叫んだり、怒ったり、モノローグで囁いたりと硬軟織り交ぜたキャラクター」なので「ハッキリとした個性と実在感」を持つ彼女が必要だったと説明する。
作品は第76回ベルリン国際映画祭コンペティション部門に出品。鮮やかな青春物語に注目したい。

Story
町の再開発により立ち退きを迫られた老舗の花火工場〈帯刀煙火店〉。そこで育った帯刀敬太郎(萩原利久)は、蒸発した父に代わって幻の花火〈シュハリ〉を完成させようと奮闘している。夏が終わる頃、東京で暮らす幼なじみのカオル(古川琴音)が帰ってきた。そして立ち退き期限の前日、敬太郎とカオルは4年ぶりに再会。失われた時間と絆を取り戻すようにぶつかり合いながら、花火をめぐる驚きの計画を立てる。鍵となるのは、燃やすと青くなる顔料〈花緑青〉だった──。
「花緑青が明ける日に」
声:萩原利久、古川琴音、入野自由、岡部たかし
原作・脚本・監督:四宮義俊
主題歌:imase「青葉」(ユニバーサル ミュージック/Virgin Music)
キャラクターデザイン:うつした(南方研究所)、四宮義俊
作画監督:四宮義俊、浜口頌平 美術監督:四宮義俊、馬島亮子 音楽:蓮沼執太
色彩設計:四宮義俊、水野愛子、齋藤友子、岡崎菜々子 撮影監督:富崎杏奈 特殊映像:SUKIMAKI ANIMATION
ストップモーション映像:Victor Haegelin CG ディレクター:佐々木康太郎
編集:内田恵 音響監督:清水洋史 録音・調整:太田泰明
音響効果:中野勝博 音響制作:東北新社 アニメーションプロデューサー:藤尾勉
製作:A NEW DAWN Film Partners
制作:アスミック・エース、スタジオアウトリガー、Miyu Productions
配給:アスミック・エース
©2025 A NEW DAWN Film Partners
公式サイト:https://hanaroku.asmik-ace.co.jp
記事提供元:キネマ旬報WEB
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