漫画『みいちゃんと山田さん』影響で「みいちゃん」呼びがミーム化したと問題提起 発達障害当事者女性の投稿が波紋

イチオシスト
漫画『みいちゃんと山田さん』の影響で、発達障害を抱える女性を「みいちゃん」と呼ぶことがネットミーム化しているとして、Xに投稿された問題提起が波紋を広げています。
「みいちゃん」が発達障害の女性を指す言葉に?
『みいちゃんと山田さん』は、講談社の「マガジンポケット」で連載されている漫画作品です。キャバクラの新人「みいちゃん」と同僚の「山田」を中心に、みいちゃんが殺害されるまでの12カ月間を描いています。作中のみいちゃんは、やる気と元気がある一方で、周りの空気が読めないキャラクターとして描かれています。
2月15日、実業家・タレントで、自身が発達障害であることを公表している「花屋乃かや」がXを更新。「批判ではなく問題として取り扱ってください」と前置きしたうえで同作に言及しました。
「みいちゃん」が発達障害当事者女性を差別する言葉で使われています。作者さんに悪意はなくても発達障害をオープンにしてる女性に向けて「みいちゃんだ」と言われるようになりました。TikTokやYouTube、Xなどでも多発してます
花屋乃はこのように訴え、障害を抱えた女性が真面目に働いていても「その努力が、一言で水の泡にされてるような状況です」と現状を説明しました。
さらに、「作品自体は社会問題を取り上げた作品ですが、過激な描写が多く、発達障害、知的障害その他生きづらい環境について詳しくない方々がアイコン的に『みいちゃん』という言葉を使い、実際の人間に当てはめて乱用する」ことが問題だと述べ、「あくまで作品の中のキャラクターなのに現実世界の人間と区別がつかない人たちが出てきています」と懸念を示します。
そのうえで、作者に向けて「こういった現象があることを認識していただけますと幸いです」「この件を踏まえ公式より見解していただければ、たくさんの当事者が救われます」と呼びかけました。
「キャラクター名がひとり歩き」「作者にどうにかしろと言うのは違う」
続くポストでも花屋乃は
なお、この投稿は作品を批判するのではなく、作品の画像を転載したり、発達障害や障害当事者に対して簡単に「みいちゃんだ」と呼ぶことに対するネットミーム化について問題提起をしている投稿です
当投稿は作者および出版社に謝罪を求めたり対応を求めるものではございません
あくまで、当事者に「みいちゃん」と呼ぶ軽率な行為により傷ついている障害者がいることを、知ってもらい、そのような人達が減るように何かできたらと思って投稿をしました
と繰り返し強調。他のネットミームに言及するユーザーに対しては、「今回は上記作品を転載したり、ミームとして悪用されることに関し私が発達障害当事者として感じたことを書いております」「問題や、不安、疑問を感じられる方は、ご本人から当事者として発信されると良いと思います」とコメントしています。
花屋乃の最初のポストは現在までに1万6000件を超える「いいね」を集め、1500万回以上表示されるなど大きな注目を集めています。
ポストを見たユーザーからは
まじふざけんなって感じです。
フィクションと現実を混ぜこぜに考えるなと
キャラクター名がひとり歩きし、発達障害や知的障害の女性に対する雑なレッテルとして機能してしまっている
このレッテルには性的逸脱なども含むため不名誉である上に危険でさえある
公式が何か言ってくれても変わらないかもしれないけど、とても社会的意義のある発信だと思います
と賛同する声もある一方で、
配慮は絶対必要ですし
言いたい事は理解出来るけど
作者にどうにかしろと言うのは違うかなと思います
これは結局何して欲しいんだろ
作者が「障害者の事をみいちゃんと呼ばないようにしましょう」って言えば良いの?
それで言わなくなる人は居ないと思うけど…
といった意見も上がっており、議論が広がっています。
【みいちゃんと山田さんについて】#拡散希望RPご協力お願い致します…
— 花屋乃かや🏠🐰🪽(38歳)💫🌸障害当事者&経営者&俳優=人生の表現者 (@starblossomkaya) February 15, 2026
記事提供元:YouTubeニュース | ユーチュラ
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