「自分の名前」をGoogle検索したことある? Google無料ツールで個人情報のモニタリング機能がより強化されるかも
イチオシスト

あなたの個人情報、ネット上に漏れていませんか?
ふだん何気なく使っているGoogle検索。試しに自分の名前をカギカッコ付きで検索してみたことはあるでしょうか。人によっては、電話番号や住所といった「絶対に知られたくない情報」が、誰でも見られる状態でヒットしてしまうことがあります。
こうした事態に対処するため、Googleは2022年から「Results about you(自分についての検索結果)」という無料ツールを提供してきました。そして2025年、このツールが大幅にパワーアップ。従来の電話番号やメールアドレスに加え、運転免許証番号、パスポート番号、といった、より機密性の高い政府発行IDの監視にも対応したのです。
まずは米国から展開が始まっていますが、今後他の地域への拡大も予定されており、日本のユーザーにとっても無関係ではありません。
そもそも「Results about you」とは何か?
「Results about you」は、Googleが提供する個人情報モニタリングツールです。ユーザーが自分の名前、電話番号、メールアドレスなどを登録しておくと、それらの情報がGoogle検索結果に表示された場合に自動で通知してくれる仕組みになっています。
通知を受け取ったユーザーは、数タップで検索結果からの削除をリクエストできます。2023年には画面デザインが刷新され、より使いやすくなりました。

つまり、これまで「名前と電話番号」だけだった見張り範囲が、身分証明書レベルの重要情報にまで広がったということです。
便利だけど”万能ではない”?知っておくべき3つの注意点
このツールは非常に心強いものですが、過信は禁物です。以下の点は必ず押さえておきましょう。
1. 「検索結果から消える」≠「ネット上から消える」
これはGoogle自身も明言しているポイントです。このツールで削除できるのは、あくまでGoogle検索の結果一覧からの表示です。情報が掲載されている元のWebサイトからデータが消えるわけではありません。根本的に情報を削除したい場合は、掲載元のサイトに直接連絡する必要があります。
2. 登録する情報自体のセキュリティは大丈夫なのか?
パスポート番号やSSNをGoogleに預けることに抵抗を感じる方もいるでしょう。Googleは「高度な暗号化」と「厳格なセキュリティプロトコル」で保護していると説明していますが、具体的な技術仕様は公開されていません。信頼するかどうかは、最終的にはユーザー自身の判断になります。
3. 日本での提供時期は未定
今回のアップデートはまず米国での展開です。日本版Googleアカウントでも「自分についての検索結果」機能自体は利用できる場合がありますが、政府発行ID(マイナンバーや運転免許証番号など)への対応が日本で実現するかどうか、時期も含めて一切発表されていません。
今のバージョンでもできる!個人情報への対策方法
監視方法は以下の3ステップと簡単そうです。
ステップ1:自分の名前をGoogle検索してみる 「”山田太郎” 電話番号」「”山田太郎” 住所」のように、カギカッコ(ダブルクォーテーション)付きで検索してみてください。意外な場所に情報が残っているケースがあります。
ステップ2:「自分についての検索結果」に登録する Googleアカウントにログインした状態で、Google検索アプリのプロフィールアイコンから「自分についての検索結果」にアクセスできます。名前・電話番号・メールアドレスを登録しておけば、監視が始まります。
ステップ3:不要な個人情報の掲載元に削除依頼を出す 検索でヒットした情報の「元サイト」を特定し、問い合わせフォームや管理者への連絡を通じて削除を依頼しましょう。Google検索結果の削除だけでは根本解決にならないためです。
日本に反映されるのはまだ先とのことですが、プライバシーに関わることなので反映されたらすぐにでも対応したいところです。
まとめ:個人情報は「漏れてから対処」では遅い
今回のアップデートにより、Googleの「Results about you」はパスポートや免許証番号といった重大な個人情報まで守備範囲を広げました。日本への展開時期は未定ですが、すでに使える機能だけでも登録しておく価値は十分にあります。
個人情報の流出は、気づいたときにはすでに悪用されているというケースが少なくありません。「自分は大丈夫だろう」と思っている方こそ、まずは自分の名前で一度検索してみてください。その検索結果が、行動を起こすきっかけになるかもしれません。
記事提供元:スマホライフPLUS
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