【伊豆急行】真っ赤な「キンメ電車」が帰ってきた! 3号車はグルメ情報満載、内外装リニューアルで新しい姿をお披露目
イチオシスト

2025年8月から定期検査のためお休みしていた、あの真っ赤な人気者がついに戻ってきます。伊豆急行は6日、2026年2月11日(水・祝)より、「リゾート21キンメ電車」の運行を再開すると発表しました。車内では沿線グルメ情報のPRを強化、外装には初期のリゾート21を彷彿とさせるデザインを施しています。
お帰りなさい!約半年ぶりの運行再開
伊豆の海沿いを走る真っ赤な車体でおなじみの「リゾート21キンメ電車」。定期検査のため2025年8月から運行を休止していましたが、整備とリニューアルを終えたことから、運行を再開します。
「キンメ電車」は、下田港での水揚げ量日本一を誇る「キンメダイ」をテーマにした地域プロモーション列車です。普通乗車券(またはICカード)のみで乗れる豪華な観光列車として、『黒船電車』とともに伊豆急行の看板を背負ってきましたが、今回のリニューアルでその輝きがさらに増しました。
「21」の復活が示す、伝統へのリスペクト
鉄道ファン向けの変更点。それは1号車と7号車の側面に再現された「21」のデザインです。
「リゾート21」は1985(昭和60)年に登場した形式。先頭展望を生かしたり海側を向いた座席配置にするなど、既成概念にとらわれない発想で設計され、1986年鉄道友の会ブルーリボン賞を受賞しました。
その初期車両にはダイナミックな「21」がデザインされていました。今回のリニューアルでは、キンメダイの赤色はそのままに、この伝統ある「21」を金色で再現。単なる「魚の電車」ではなく、伊豆急行が誇る「リゾート21」の系譜であることを誇示するかのようです。

3号車は「金目きっぷ」連動のグルメ仕様に
外装だけでなく、内装もパワーアップしています。注目は「3号車」。これまでもPR車両として活用されてきましたが、今回のリニューアルで「金目きっぷ(KINME KIPPU)」の宣伝車両として生まれ変わりました。
「金目きっぷ」は2024年7月から発売されている企画乗車券で、伊豆急行線のフリーきっぷと金目鯛料理の食事券がセットになったもの。リニューアルされた3号車内では、このきっぷを使って味わえる「自慢の金目鯛料理を提供する店舗」が紹介されています。
車窓から伊豆の海を眺めつつ、車内の案内で「どのお店で金目鯛を食べようか」と会議する。そんな楽しい移動時間が過ごせそうです。
各号車で伊豆の6市町をPR、乗るだけで観光気分
もちろん、キンメ電車のコンセプトである「地域プロモーション」も健在です。各号車は沿線6市町に割り当てられ、それぞれの特産品や観光案内が装飾されています。
【各号車のPR担当エリア】
7号車:熱海市、6号車:伊東市、5号車:東伊豆町、4号車:河津町、2号車:下田市、1号車:南伊豆町
今回のリニューアルでは、これらのPR装飾もボリュームアップ。車内を歩き回るだけで、伊豆半島の北から南までを旅したような気分になれるでしょう。
これからの季節、伊豆は「河津桜」などの早咲き桜が見頃を迎えるベストシーズンに入ります。”見て楽しい” “乗って楽しい” キンメ電車で、春の伊豆旅に出かけてみてはいかがでしょうか。
下田ロープウェイとのコラボも!
同じ伊豆急ホールディングスの下田ロープウェイ(静岡県下田市)では、2026年2月1日から「リゾート21」とコラボした「オリジナルトートバッグ」を販売しています。トートバッグの表面には歴代「リゾート21」の様々なカラーリングをデザイン、裏面は伊豆急行線と同じ1961(昭和36)年に開業した下田ロープウェイの、開業時のレトロなポスターをデザインしたものとなります。

価格は2,800円、下田ロープウェイ山麓駅「SHOP SAKU」で販売中(100個限定)。
(画像:伊豆急行、下田ロープウェイ)
鉄道チャンネル編集部
記事提供元:旅とおでかけ 鉄道チャンネル
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