ロマンは思いのほか近くにある。堤防の足元で“超高級魚”が狙えるんです
堤防の足元でクエを釣る 釣りをやらない人でも知らない人は少ない、幻の魚「クエ」。 クエといえば磯や沖の大物釣りのイメージが強いと思います。 でもじつは、身近な堤防の足元に落とすだけで釣れちゃう……と聞いたら、信じますか? […]
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堤防の足元でクエを釣る

釣りをやらない人でも知らない人は少ない、幻の魚「クエ」。
クエといえば磯や沖の大物釣りのイメージが強いと思います。
でもじつは、身近な堤防の足元に落とすだけで釣れちゃう……と聞いたら、信じますか?
ー 大畑 ー
今回は、そんな“ロマンが近くにある”という現実をご紹介します。

今回狙うポイントは水深3m程の堤防。
「そんな浅い所でクエが釣れる訳ないじゃん」と思うかもしれません。私もその1人でした。

仕掛けはいたってシンプル。リーダーに直接ナス型オモリを通して針を結ぶだけ。
今回は5号のナス型オモリ&20号のタマン針に、餌はサバの切り身を使用します。
タックルは1万円程度で買えるバス用のビッグベイトロッドに、ベイトリール。ラインはPE2号にリーダー40lbを1ヒロ。実際にルアーを投げるのと同じようなタックルセッティングです。

落とす場所は足元。ちょい投げもしません。堤防のキワに落とすだけです。
餌を落としてそのまま待っていると……
竿が引き込まれる強烈なバイト!

で、釣れたクエがこちらです!
至近距離でのファイトなので、必死にドラグを抑えながら底から引き剥がしました。
ー 大畑 ー
本当に足元に落とすだけでクエが釣れちゃいました!
足元でクエを釣るための5つのポイント
クエの回遊ルートに立つべし

クエは根魚なので基本的にはテトラや根回りなど、身を潜められる場所を好みますが、夜になると餌を探しに根から離れて泳ぎ回ります。
大事なのは、その習性を利用して回遊ルートになる堤防を選ぶことです。
具体的にはテトラや磯が隣接している堤防や、ブレイクが絡む堤防があれば理想的。それらの条件がある程度満たされていれば、底が見えてしまうような水深でも釣れる確率は一気に上がります。
クエの釣果がよく出ている地域なら、障害物がなくてもある程度の水深があればチャンスはあるでしょう。
強めの代用タックルでOK

クエを釣るとなると「専用の強いタックルが必要なんじゃ……」と思うかもしれませんが、堤防で足元に落とすだけなので、普段使っているタックルを代用しています。
例えば、ショアジギングタックルやオフショアのジギングタックル、強めのバスタックルなどが良いでしょう。
ある程度強いものなら何でもOK。足元に落とすだけなので、短くても問題ありません。
メインラインはPE2~3号あれば基本的にはOK。擦られるような障害物がない場所なら、ハリスを太くすればシーバスタックルでも十分に代用可能です。
近くに障害物がある場所ではすぐに切られてしまうので、リーダーを長く取ったり、ハリスを太くするなど調整が必要です。
ー 大畑 ー
ちなみに私は、7ft前後のバスロッドやジギングロッドをよく使用しています。
仕掛けはシンプルでOK

仕掛けは、基本オモリと針だけとシンプルなものでOK。
オモリを嫌う魚も多いので、基本オモリからハリスを矢引(80cm)ほど取って針を結びます。(※写真の仕掛けは分かりやすいように短くしています。)
基本的には誘導仕掛けにしていますが、足元に落とす場合はオモリだけ先に沈んで仕掛けが絡まることもあるので、テンションを張りながら落とすか、それがやりにくいと思ったら捨て糸を短めにした胴付き仕掛けを使うと良いでしょう。
オモリは底取りできるギリギリの重さが理想。水深や潮の流れにもよりますが、10号くらいあればほとんどの堤防で対応できると思います。
ー 大畑 ー
水深の浅い場所では3~5号にしたり、オモリを付けない場合もあります。

リーダーとハリスは40~60lbをメインにしています。
クエは歯が鋭いので、丸呑みされると切られてしまいます。また、大型が掛かって切られてしまう状況では100lbまで上げることも。しかし、あまりに太すぎると食い渋るので、60lb前後が無難です。
針はタマン針の18~24号を餌のサイズによって使い分けています。20号をベースに食いが渋い時は小さめ、魚の頭を使う時は大きめの針を使うと良いでしょう。
餌はアジ、サバ、イカ

私の実績をもとにですが、アジ、サバ、イカを餌にすることが多いです。
とくにサバの切り身を一番好んで使っています。餌持ち重視の時は15~20cmのアジを一匹付けにします。
餌はその日によって反応が変わるので何種類か持っておくといいでしょう。
ー 大畑 ー
他にもコノシロやサッパ、イワシ、シイラの切り身なんかでも釣ったことがあります。
慎重にかつ気を抜かないこと

クエは音や光に敏感な魚。海面にヘッドライトの光が少し落ちるだけで一気に食わなくなります。
そのため光は極力暗くし、海に少しでも光が落ちないように気を遣いましょう。また、足跡や声もできるだけ抑えるようにしましょう。

また、この釣りで一番気をつけなければならないのがタックルの破損です。
ボーッとしてると一瞬で竿が持っていかれそうになり、それが破損の原因に。
私のメインフィールドでは40~60cm(1~3kg)サイズの釣果が多いですが、どのサイズが食ってきても竿が持っていかれます。
ー 大畑 ー
私も竿が持っていかれた時に、堤防に叩き付けられてガイドが飛んでいきました。 とにかく凄いパワーなんです。
対策として、ドラグを緩めておくか、竿をロープで固定することをオススメします。
一番良いのは、すぐ竿を手に取れる場所で構えておくこと。
いつ来るかわからないアタリに神経を注ぐのは大変ではありますが、ドラグを緩めると締めている間に根に潜られたり餌を離してしまうこともあるので、常に構えておくことが一番安全でフッキングも遅れない最善の手段だと思います。
足元には夢が潜んでいる

ぶっこみ釣りというと遠投したくなりますよね? クエとなればなおさらで「足元でクエが釣れる」なんて、釣りを知っている人ほど信用できないと思います。
しかし、意外と足元を回遊しているものなんです。
クエも根魚。大きいカサゴだと思ってもらうとイメージしやすいのではないでしょうか。
底にブロックが沈んでいたり、スリットがある堤防の足元には大物が潜んでいる確率がさらに上がります。
じつはこれまで、勝負もさせてもらえないようなサイズを足元で何度も掛けています。
マグロキャスティング用のタックルで挑んでも、最初の突っ込みに耐え切れずに切られてしまったり……私の通っているところには、おそらく10kg近い化け物が何匹かいるのではないかと……
ー 大畑 ー
そんなロマンを求めて、足元の化け物をいつか獲ってみせます!
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