【大森時生×小説家・小川哲】「最近は“怒り”を消化しやすい形に落とし込んでしまう傾向がある」2人が抱く違和感
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イチオシスト
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イチオシ編集部 旬ニュース担当
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1月24日(土)に開催されたテレビ東京 新トークイベント「沼ぶか! BLACK BOOK LOVE倶楽部~未知の視点に沼りたいヤツ、全員集合~」を、2月24日(火)夜8時まで配信中。
【動画】侵入「幽体離脱で出会っちゃった男」
登壇者には一体どんな世界が視えているのか? 関暁夫、田村淳ら豪華ゲストが、思い入れの強い、漆黒のカバーに包まれた「BLACK BOOK」を手に取りながらトーク。"沼る"こと必至な極上の一冊を紐解く。
【動画】大森時生×小説家・小川哲「最近は“怒り”を消化しやすい形に落とし込んでしまう傾向がある」2人が抱く違和感

「テレ東プラス」では、4つのトークイベントの中から特別に、『不穏』(出演:テレビ東京・大森時生×小説家・小川哲 対談:代官山蔦屋書店コンシェルジュ・野村千絵)のオープニングトークの内容を紹介する。

冒頭、トークテーマ「不穏」の定義について聞かれた大森は、「僕の中でかちっとした定義があるわけではなく、何か自分が脅かされるのではないかという予感、自分の感情がネガティブに損なわれるような予感」と説明。
さらに「(自分がつくっている作品は)ホラーでくくられたりするが、ホラーをつくっているつもりはない。なんとなく不気味だったり不穏だったりするものが好きでつくっている」とコメントした。
直近、小川と会食した際も「最近これが怖かった、気持ちが悪かった」という話になったと明かす大森。

一方の小川も「だいたい(大森と)同じものを見て生活している。同じものに興味・関心を持っている」と語る。
そんな2人が最近気になったのが、2025年「紅白歌合戦」の審査員を務めた文芸評論家・三宅香帆に関する「note」。
そのnoteでは、何者かが三宅の著書の文章を勝手に添削、書き直しをしているそうで、SNSで炎上する事態に。
Xでは「おじさんって、だからダメなんだよね」「私も同じようなことをされたことがあります」という意見が次々と上がり、小川によると、三宅同様の添削ハラスメントを受けた女性作家は、他にも存在するという。
この話題の何が“不穏”なのか……。当然ながらnoteを書いた当事者の属性は明かされておらず、その性別や年齢は非公開。だが、noteやXを目にした誰もが、おそらくこの人物を“おじさん”と決めつけていること自体が“不穏”だと2人は話す。
「なんとなく現代における怒りの仮託先というか…(他の属性であるかもしれないのに)すべてを中年男性という加害性に落とし込む。怒りというものを物語的に自分の中で消化しやすい形にして落とし込んでしまうところが、最近の傾向としてある」(大森)。
会食中はこの話題で、大森と小川のグルーブ感が一気に高まったという。
そんな彼らには、一体どのような世界が視えているのか――。配信では、2人が思い入れの強い「BLACK BOOK」を紹介。さらに、サブカルに造詣が深い「代官山蔦屋書店」コンシェルジュ・野村千絵を迎えて、特別対談パートもおくる。
【動画】侵入「幽体離脱で出会っちゃった男」
登壇者には一体どんな世界が視えているのか? 関暁夫、田村淳ら豪華ゲストが、思い入れの強い、漆黒のカバーに包まれた「BLACK BOOK」を手に取りながらトーク。"沼る"こと必至な極上の一冊を紐解く。
【動画】大森時生×小説家・小川哲「最近は“怒り”を消化しやすい形に落とし込んでしまう傾向がある」2人が抱く違和感

「テレ東プラス」では、4つのトークイベントの中から特別に、『不穏』(出演:テレビ東京・大森時生×小説家・小川哲 対談:代官山蔦屋書店コンシェルジュ・野村千絵)のオープニングトークの内容を紹介する。
三宅香帆氏「添削騒動」に見る違和感――

冒頭、トークテーマ「不穏」の定義について聞かれた大森は、「僕の中でかちっとした定義があるわけではなく、何か自分が脅かされるのではないかという予感、自分の感情がネガティブに損なわれるような予感」と説明。
さらに「(自分がつくっている作品は)ホラーでくくられたりするが、ホラーをつくっているつもりはない。なんとなく不気味だったり不穏だったりするものが好きでつくっている」とコメントした。
直近、小川と会食した際も「最近これが怖かった、気持ちが悪かった」という話になったと明かす大森。

一方の小川も「だいたい(大森と)同じものを見て生活している。同じものに興味・関心を持っている」と語る。
そんな2人が最近気になったのが、2025年「紅白歌合戦」の審査員を務めた文芸評論家・三宅香帆に関する「note」。
そのnoteでは、何者かが三宅の著書の文章を勝手に添削、書き直しをしているそうで、SNSで炎上する事態に。
Xでは「おじさんって、だからダメなんだよね」「私も同じようなことをされたことがあります」という意見が次々と上がり、小川によると、三宅同様の添削ハラスメントを受けた女性作家は、他にも存在するという。
この話題の何が“不穏”なのか……。当然ながらnoteを書いた当事者の属性は明かされておらず、その性別や年齢は非公開。だが、noteやXを目にした誰もが、おそらくこの人物を“おじさん”と決めつけていること自体が“不穏”だと2人は話す。
「なんとなく現代における怒りの仮託先というか…(他の属性であるかもしれないのに)すべてを中年男性という加害性に落とし込む。怒りというものを物語的に自分の中で消化しやすい形にして落とし込んでしまうところが、最近の傾向としてある」(大森)。
会食中はこの話題で、大森と小川のグルーブ感が一気に高まったという。
そんな彼らには、一体どのような世界が視えているのか――。配信では、2人が思い入れの強い「BLACK BOOK」を紹介。さらに、サブカルに造詣が深い「代官山蔦屋書店」コンシェルジュ・野村千絵を迎えて、特別対談パートもおくる。
記事提供元:テレ東プラス
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