型がないことこそが最強?同じ策は繰り返さないで勝つ勝利の方程式とは?【孫氏の兵法】
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イチオシスト
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イチオシ編集部 旬ニュース担当
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先を読まれそうな姿を相手に見せてはならない
孫子のいう「形」とは態勢のこと。作戦の意図を可視化した動向がそれにあたる。そのうえで彼は、無形こそ最強の陣形と主張している。形を整えるのは作戦行動に入る直前でよいと。
敵の密偵が潜入しても、無形であれば作戦の意図も具体的な行動も予測することができない。潜入者がよほどの切れ者でも、無形であればやはり何も得ることはできず、敵軍としてはどう対処してよいか迷ってしまう。攻撃するとしたらどこを重点的に攻めればよいのか、守備に徹するとすればどこをどのように手厚くしたらよいのか……。
内部に潜入した者でもわからないのだから、外から偵察する者はなおのこと、形を見極めることができない。その結果、勝敗が決した時点の形は認識できても、それに至る経緯を推し量ることはできない。事前にどんな布石がなされ、どのような作戦が実施されたかはもちろん、敗因がどこにあったかも。
しかし、何度も同じ方法をとれば、いずれは悟られる。それを回避するにためにも、同じ形を何度も繰り返してはならない。相手にわからせてよいのは、自分たちが敗北を喫したことだけ。それ以外のことは何一つ知らせる必要もなければ、知られないほうが都合がよい。人間はわからないことに対し、より恐怖を抱く生き物であるから。
出典:『眠れなくなるほど面白い 図解 孫氏の兵法』 監修:島崎晋
記事提供元:ラブすぽ
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