WEB/SNSでの炎上があれほど激化するのはなぜか!?【社会心理学】
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イチオシスト
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イチオシ編集部 旬ニュース担当
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他人の意見を知ることで批判が加速する
大小の差こそあれ、いまや毎日のように起きているのがインターネットでの炎上騒動です。有名人の不適切発言やスキャンダル、バイトテロと言われる動画の公開、公務員や企業による不祥事など、ひとたび話題になれば、たちまちSNSで拡散。本人や企業のアカウントには、大量の非難が寄せられる事態となります。
こうしたインターネットでの炎上で特徴的なのが、批判が過激化していくというものです。相手の人格を否定するようなものから、差別的な発言、さらには「死ね」といった直接的なものまで罵詈雑言が並びます。なぜインターネットでの炎上は激化しやすいのでしょう。
その理由のひとつとして考えられるのが「社会比較説」と「集団極化」です。社会比較説とは、他者の多くが自分と同じ意見であることで自分の意見に自信を持ち、その考えがより強化されることです。
集団極化は、集団で討論する際、メンバーにリスキーな意見の人が多ければ、集団での意思決定もよりリスキーに、逆に安全志向の人が多いとより安全に偏かたよる傾向のことです。
インターネットの世界というのは、自分と同じ意見の人を見つけやすい環境であり、自分と同意見のみ見聞きする、あるいは同意見のコミュニティーに参加することで、集団極化も起きやすくなります。
加えて、沈黙の螺旋や反対意見を軽視する集団的浅慮なども発生しやすく、これらが複合的に合わさることで、激化しやすいと考えることができます。また、匿名であるというのも激化しやすい大きな要因のひとつでしょう。
【出典】『眠れなくなるほど面白い 図解 社会心理学』監修:亀田達也
記事提供元:ラブすぽ
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