山下リオ 母の介護を通じてパラノイア的な恐怖にさいなまれていく 「遺愛」公開決定
イチオシスト
監督・酒井善三と企画プロデュース・大森時生(テレビ東京)のタッグによるホラー映画「遺愛」が、2026年6月に劇場公開されることが決まった。山下リオが主演する。
「遺愛」は、父の死を機に実家へ戻り、母の介護を始めた佳奈が主人公の作品。母との時間を取り戻すかのように献身的に介護をするが、次第に周囲で起こる異変に、佳奈は違和感を覚えていく。
藤井佳奈を演じるのは、「雪子 a.k.a.」の山下リオ。母の介護を通じてパラノイア的な恐怖にさいなまれていく役柄を、“憑依”されたかのような狂演で体現している。
愛と呪いの物語を生み出したのは酒井善三監督と大森時生。酒井監督は、映画「カウンセラー」が2021年のSKIPシティ国際Dシネマ映画祭で短編映画として初のSKIPシティアワードを受賞した。大森時生は、「イシナガキクエを探しています」「UFO山」などをはじめとしたフェイクドキュメンタリーシリーズ「TXQ FICTION」(テレ東)などの制作や、「行方不明展」「恐怖心展」といった展覧会イベントを手掛けるなど、テレビの枠を超えて活躍。今回初めて劇場映画を手掛ける。2人がタッグを組んだ2024年の配信ドラマ「フィクショナル」はSNSを中心に話題となり、都内劇場にて限定公開された。
酒井善三監督、山下リオらのコメントも公開された。コメントは以下の通り。
【コメント】
■監督・酒井善三
呪いというのは実在するのでしょうか?
この世ならざるものは存在するのでしょうか?
僕にはわかりません。
ただ、この作品は絶対に観客の皆さんを呪いませんので、安心してご覧頂ければと思います。
才気あふれるスタッフ・キャストの皆さんと共に、この作品をお届けできることを光栄に思います。
■企画プロデュース・大森時生
僕は呪いを信じません。でも呪いを信じた方が好都合だと思うことは多いです。
『遺愛』がロッテルダムをはじめ世界に羽ばたくことをとても嬉しく思います。
■主演・山下リオ
脚本を読んだ時に、この作品が映像化しているのを誰よりも観たいと思いました。
鬼才酒井監督の頭の中の景色を体現していく時間は、雲を掴むより難しかったですが、素晴らしいスタッフの皆さんと共に、現実の空間として作っていく時間は幸せだったなと思います。
これは愛か、呪いか。壮大なテーマに聞こえますが、多角的な見方の出来るジャンルレスな映画になったと思います。皆様の反応が今から楽しみです。
■プロデューサー・藤山晃太郎
日本だけではなく世界中の方々にご覧頂ける作品にしたいという思いで製作しました。
幸運なことにロッテルダムやポルトなど数多くの名作が生まれた映画祭で上映いただけることになり、心から感謝いたします。一人でも多くの方に届くことを願っております。ぜひ劇場でお楽しみ下さい。
新たな視点で描かれる現代的恐怖映画に是非ご期待ください。
【作品情報】
遺愛
2026年6月全国公開
配給:ライツキューブ
©︎2026「遺愛」製作委員会
記事提供元:映画スクエア
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
